陰陽道では北東の隅に住む鬼が出入りする門を鬼門といい、忌み嫌いました。 平安京を制定の折り、都の鬼門にあたるところには延暦寺・鞍馬寺・貴船神社を配し厳重に守護しました。 さらに不遇の死を遂げた人々の霊を祀るために御霊神社を置き御所の周囲には大将軍社を起きました。 また都を東西から守る八坂神社・松尾大社などには都・天皇を守るために強力な鬼神たちが、 陰陽道の法則に基づき厳密に配置されています。