イギリス旅行記

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6日目(2001年7月28日) 

ショッピング、帰路へ

Shopping in London, Heathrow to Narita


ショッピング開始

ロンドン最終日だ。チェックアウトの前にスーツケースは廊下に出せばよいことになっている。しかし指定の時間になっても取りに来そうにない。このまま置いておいてよいことになっているが、物騒なのでグランドフロアまで降ろす。チェックアウトではルームサービスなどの料金のみの支払いだ。身軽になったところでホテルを後にする。16時20分にホテルのロビーで空港への迎えの車が来ることになっている。
今日はショッピングをすることに決めていた。まずはホテルの向かいのマークス&スペンサーで子供服を見る。日用品中心の店なのでしっかりしたものは見当たらない。長女のTシャツを買う。次にオックスフォードストリートのローラ。アシュレイという人気のブティックだ。奥さんは自分の服を探す。結局Tシャツを買ったようだ。地階には子供服があったが、うちの子供に合うサイズはなかった。
 

NEXT

次に訪れたのはNEXTだ。ここはロンドンの街角によく見られるカジュアルウエアショップで、安くて良質なものがあるらしい。日本でいえばユニクロのようなもの。この週はバーゲンの週で店内はごった返しだ。みなビニール袋を持って手当たり次第に服を放り込んでいる。後で部屋の隅で開けてサイズや柄を確認するためだ。自分たちは比較的冷静に商品を見て回った。確かに悪くないものが並んでいる。私は旅の記念ということでYシャツをひとつ購入した。奥さんは次女のワンピースを購入した。 このころオックスフォードストリートはすごい混雑になっていった。観光客、バーゲン目当ての買い物客で歩道はあふれんばかりの人になっていた。

  
込み合うOxford StreetとNEXTの半額札

ハロッズ

11時過ぎとなったのでタクシーでハロッズに向かう。ここでの目的はおみあげ類の購入だ。タクシーはHyde Park内のSouth Carriage Driveを通って行く。これは若干遠回りのはずだが交通事情ということにしておこう。最近のことだと思うが、タクシーのメーターは最後にサービス料の加算されるタイプになった。目的地まで着いたところで運転手がボタンを押すとサービス料が加算されて表示される。この計算は切りのよい数字で出るようになっている。だからタクシーの運転手が言った運賃だけを払えばいい。運転手がボタンを押す前に10-15%を加算して用意しておくと少し多めになっていることが多い。
ハロッズはいつもどおりに人でごった返していた。特にFood Hollはそうだ。まずは食事ということでいつかは食べてみたいと思っていたFood Hollの寿司レストランに入る。入るといってもカウンターだから座るだけであるが、、、にぎり寿司 25ポンド位を二人とも取った。私の方はアサヒスーパードライ付きのセットにした。味自体は悪くはない。くるくる寿司より本物に近い。わさびは別になっているのはくるくる寿司と同じである。隣にはヨーロッパ系の青年が一人で食べていた。アサヒスーパードライも飲んでいる。何か食べたりするごとにノートに何か書き留めていた。他にも多くの客が利用しているが、日本人はいない。彼らはしょうゆのつけ方が下手だ。箸を使ってにぎりをやや斜めにし、ねたに醤油をつけることは日本ではよくやることだと思うが、外人はそれができない。にぎりの一番そこのところからご飯に十分醤油が行き届くまで漬けている。
ハロッズに行った人の間では必ず話題の出る「有料トイレ」を利用した。店で100ポンド以上買った人は無料ということだがが、それ以外の人は1ポンドを払う必要がある。トイレの入り口には料金を徴収する人がいる。中にも一人いて、手を洗っているとタイルを差し出してくれる。落ち着けないトイレだ。ハロッズではいろいろ見はしたが、紅茶とクッキーを買って引き上げた。中央階段の脇ではダイアナ后とその彼も写真が飾られて何かチャリティー風のコーナーが作られていて、多くの人が集まっていた。

SKECHERS
 
 
長女へのおみあげ Skechers 
ロンドンに来て探し続けていた長女用のスニーカーがなかなか決まらない。数日前あたりをつけた店もどこか分からなくなってしまっていた。持ち時間も減って来たのでSKECHESで決めることとした。SKECHERSはアメリカのブランドである。入って物の5分で形を決めた。長女の好きな水色で,軽く質感もよい。後の問題は寸法だ。奥さん(足サイズ 24.5mm)が履いてきついものを選ぶのがいい。日本に持ち帰っても1cmほど大きいくらいがちょうどいいかなと考えてはいたが、いざ購入する決断をする時はサイズが合うか心配になった。このスニーカーは50ポンドである。ポンドの現金でなく、クレジットで払った。後で1ポンド178円ほどで落ちていたので日本で買うよりは若干安く手に入った勘定になる。 結局日本に帰って長女に履かせるとちょうど良い具合であった。夏休みに入ってまた足が大きくなっていたのかもしれない。下駄箱で待つことなく、即利用ということになった。
後で分かったことだが、カード会社によってレートが大きく異なることが分かった。VISAは\179 (7/28), JCBは\182.5 (7/28), AMEXは\182.3 (7/27)となっている。本来VISAを多用したかったところであるが、JOMOカードとしてガソリンスタンドで多用している関係上リーダーでエラーが起こることが多く使うのを控えてた旅であった。

ヒースローに向けて
 
 
 いよいよ16時20分が近づいてきた。デパートのセルフリッジでトイレを済ませてホテルのロビーに入った。約5分遅れである。ロビーには感じのよい日本人の青年が待っていた。一目でツアーのコンダクタとわかった。免税手続き書類をてきぱきと書き入れてくれて、いざ出発となった。ツアー会社のセダンで出発である。30分強ほどで空港のターミナル3に着いた。着くとそこで免税カウンターに並ぶ。これが結構混んでいて30分以上手続きがかかってしまった。割戻しが少ない場合は並ぶ気がしないだろう。
帰りの便はビジネスとはならなかったが、並びの席を確保することができた。確かに狭いが、帰りは意外と平気である。それは旅の疲れが出てよく眠れるからだ。ヒースローでは搭乗の約30分前にならないと搭乗口が確定しない。これもテロなどの対策という。免税店での買い物では時折DepartureのTVスクリーンに目をやりながらの買い物となる。
 
JAL帰国便の半券
 
次女へのおみあげ Lilliput Lane 
  ターミナル3の免税店は昔はイコールハロッズというような感じだったが、現在はハロッズ以外が大きくなっている。高級ブランド店ではエルメスが昔から入っている。6月に仕事で訪れたときにはバーバリーがオープンしていた。今回GUCCIが入ったことが分かった。GUCCIの中を覗いたが、小物でちょっと買いたくなる感じのものは少なかった。この免税店エリアはここ1年ほど改装が続いている。どうも待合室(シート)を増やす予定のようだ。 免税店では食べ物類のおみあげ、次女の集めているリリパットレーン (Lilliput Lane)シリーズのハウスの置物 (8ポンド) などを購入した。

 
 
 

 

成田着

3時過ぎには無事成田空港に降りることができた。2日ほど前に台風が去ったとか何かで思っていたほど蒸し暑くは感じなかった。今年は日本が7月にやたら暑かった。その時に涼しいイギリスに行けたのは非常にタイミングが良かったと思う。日航成田のバスにてホテルに向かう。7日ぶりに自分の車に会う。アスファルトの駐車場にもかかわらず、埃で真っ黒?真っ白だ。雨も降ったのだろう。斑点模様の汚れだ。出発前に渡された無料の駐車券で駐車場を出て、一路高速に向かう。これからがまた長い旅だ。長野の実家に向かうからだ。実家には子供が待っている。約4時間の運転で松本インターに着いた。ほぼ順調に流れていた。さすがに高速を降りると眠気が襲い、奥さんに運転を代わってもらった。実家では両親と長女、次女が出迎えてくれた。ふたりは少し日に焼けていて、ちょっぴり成長したようだった。
翌日は時差ぼけのけだるい中を家の周りを散歩した。実家の草花も庭もストラットフォードに負けじときれいに咲き乱れていた。

 
Japanese Garden

 

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