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15.Oct.1996 (Tue.)
 ....というわけで(どういうわけだ) rimnet から bignet に引っ越してきました。 中身は変わってません(ほとんど開き直り)。

21.Sep.1996 (Sat.)
 またしても更新をさぼってしまった。 しかもまだコンテンツの更新は全然進んでいないという.... そろそろ読者に見放されてきたかもしれない。
 窪田氏の著作は読めば読むほどめちゃくちゃで、ちょっと辟易している。 更新が進まないのも、一つにはそのためだ。しかし、主な原因は、 GIF アニメーションに取り憑かれてしまい、そちらに時間を取られているからだ。 GIF アニメーションは手軽にアニメーションが作れる上、構造が単純なので、 プログラム生成も簡単に出来る。調子に乗ってカウンターを作ってしまった。

28.Aug.1996 (Wed.)
 ページの更新を2週間以上もさぼってしまった。その間も、 決して少ないとはいえない数の人たちが訪れてきてくれていたようで、 大変申し訳ない。反省している。

 前回の日記でも記したが、「間違った考えに無理矢理あわせて考える難しさ」 を改めて感じている。窪田氏の著作、読めば読むほど目が回るような記述にあふれていて、 どこからどう解説したらいいか分からなくなってしまうのだ。 だが、それもあと一回、part#7「窪田氏の主張その3」で終わる予定だ、 といっても「窪田先生と愉快な仲間たち」はまだまだ続く。 「きちんと反論しなければならない部分」があと一回で終わる、ということだ。 後は先生の大ボケに突っ込みまくるだけなので、楽なものだ(と願いたい)。

 それに「仲間たち」の方も取り上げなきゃいけない。これは窪田氏の部分ほどは量がないので、 それほど大変ではない(はず)。

 窪田氏の項が終わっても、まだ千代島氏、猪股氏、「重力を制御する方法」 が手付かずで残っているし、電波教のページはまだ構想段階だし (聖典研究と信者の談話室を予定しているのだが....)、まだまだ先は長い...

 電波教といえば、教祖様の最新教典、「すげこま」の8巻が発売された。 「人間とは思えない」の一言に逆上し、涙を流しながら破壊の限りを尽くす M1 号が最高(p.75) もともと大好きな絵柄だったけど、最近ますます磨きがかかったのではないだろうか。

 さらに、ますます壊れていく北原、ついに変態の仲間入りか藤江田委員長、 「すげこま」史上最強キャラ・くぬぎちゃん、「火星から隕石にのってやってきた」 謎の生物....今回は今まで以上に充実したアレを堪能できた...

15.Aug.1996 (Thu.)
 「窪田先生と愉快な仲間たち」の part#4と part#5 をようやく書き上げた (現在15日午前4時)。part#5 ではついに窪田氏の主張の核心に迫っており、 ようやく本論にたどり着いた思いである。しかしそれにしても永かった。 最初にこのページを企画したのはいつだったろうか...。 そしてこれからが大変なのである。このページを作っていてつくづく思い出すのが、 ある人の次の言葉である。
「しかし、無理やりに間違った考え方に合わせるのって、難しいですね…。」
まさにその通り。うぅぅ...(泣)

11.Aug.1996 (Sun.)
 これを書いている今、ちょうど朝の8時である。夕べから、 新しいアクセスカウンターを作成していたのだ。 SSI スクリプトも .gif ファイルも全部自分で作ったのと、 まだ UNIX と Perl に慣れていないせいで、ずいぶんと手間取ったが、 なかなかうまくできたと思う。
 昨日の日経新聞夕刊に掲載されていた北海道大学助教授、溝口 俊之氏のコラム、 「こころの進化論」に、意識と脳の関連について述べられていた。 最新の実験によると、たとえば私が腕を動かそうとするとき、「腕を動かそう」 という意志より先に、私の脳の一部が活動をはじめる、というのである。

 もし、意識、意志というものが、脳とは独立した「魂」の活動であるならば、 まず「腕を動かそう」という意志があって、 次に脳が活動を開始すると考えるのが自然であろうが、実際には逆だ、というわけだ。

 もちろん、この実験が直ちに「意識は脳の活動である」ことを証明するわけではないし、 実験自体の正当性も疑問視する声もあるようなので、 性急に結論に飛びつくわけにはいかないが、もし意識が脳の活動であることが証明されると、 一部の宗教などには大打撃を与えるかもしれない。

9.Aug.1996 (Fri.)
 昨日は日記もつけなかったが、さぼっていたわけではない。将来、 投稿コーナーを設置するための CGI の練習として、 手始めにメッセージ入力フォームを作ったりしていたのだ。さらに、 「超科学」もほんの少し更新した。

 そのうえ、投稿フォームを作った結果、 トップページの冒頭に並んだサブページのロゴが更に増えてしまい、 今の2行にならべていくレイアウトでは、 かなりブラウザの幅を大きく取らないとおさまらなくなってしまったのだ。

 そこで、 ブラウザの横幅によってレイアウトが動的に変わるようにトップページを改造したり、 かなり勤勉に作業していたのだ....、と日記には書いておこう。

 というわけで疲れたので今日の日記はこれだけ。

7.Aug.1996 (Wed.)
 昨日の予想通り、「窪田...」のページは予定が変わってしまった。 「エーテルとは何か」なんて話をちんたらやっててもらちが明かないし、 全然おもしろくないのだ。そこらへんの歴史は教科書でも読んでもらうことにして、 マイケルソン・モーレーの実験とローレンツ短縮だけ簡単に説明することにした。 それに伴ってすでにアップした part#1も後半を書き換えた。
 このページの背景ビットマップ、単体としてはなかなか気に入っていたのだが、 コントラストが強すぎて字が読みにくいのが気になったので、 少しコントラストを落としてみた。前に比べると少し地味になってしまったが、 読みやすさはかなり向上したと思う。
 今日の夕刊に、「火星生物の痕跡発見」という記事が載っていた。 これで「NASA宇宙人隠蔽説」論者がまたうるさくなってくるのでは...
 ここを読んでいる方はもうお気づきかもしれないが、 日記のページに2つの変更を加えた。 一つは日付のフォーマットを英語風にしたこと(トップページの更新日付にあわせた)、 もう一つは、だいぶ日記が溜まって来たので、 7月分を別ファイルにしてリンクさせたことだ。
 PC Watchを愛読しているが、 今日見たら「あの」田中亘氏が記事を書いているのでびっくりしてしまった。

 田中亘氏といえば、PC界 No.1 の「トンデモ」ライター。 98の日本語表示のしくみのでたらめな解説(図解付き)は、今や伝説と化しているし、 「Windows Magazine」誌上で、「Saturn は Mercury の改良版で、 Neptune というチップセットもあるらしい」などと大ぼけを書いた事件、 最近では、WindowsNT を誉めるために NetWare について「嘘の欠点」を並べ立てて、 NetWare 社を激怒させた「DOS/V マガジンお詫び」事件も有名である。

 さっそく読んだが、ノート PC についての記事で、 私はノートはよく知らないので、記事自体の出来はよく分からない。ただ、 「漢字 ROM を使うと日本語表示が軽くなる」という思い込みは相変わらずだ。

6.Aug.1996 (Tue.)
 重力を制御する方法はどうやら、 その大量の数式 .gif ファイルのためサーバスペースが足りなくなってしまったらしい。 現在ディスク拡張中で、更新が遅れているようだ。本文はすでにできていて、 数式の部分に穴のあいたページを見ることができた。

 今回の内容は「磁場が存在する理由」だった。予告編では 「なぜ磁場が電場と結びついて存在するのか、現代の物理学では説明できない」 とされていた。

 もちろん、磁場と電場の関係は相対論によって説明されているのだが、 そのことを tuda 氏は知らないのかと思っていたら、知っていたようだ。 もちろん氏は相対論は間違いだと主張しているので、 そんな説明には納得しなかったようだ。

 もうひとつ。氏は「回転するコマがなぜ倒れないか、現代物理学では説明できない」 と主張していた。 もちろん、適当な教科書を読めばコマの運動について詳しく解説してあるのだが、 それを知らないのかと思っていたら、今回の文章に「角運動量」 という言葉が出て来たところを見ると、知っているようである。

 今日見つけたこのサイトに、 かっこいいカウンターのプログラムが公開されていたので、 ダウンロードしてみた。ところが make すると、stdarg.h がないという。 リムネットの c コンパイラーは古い K&R なのだろうか...う〜む、こまった。

gcc 入れて>リムネットさん ^^;

 「窪田先生と愉快な仲間たち」の作成をはじめたが、 どう話を進めたらいいか迷っている。一応次は「光とエーテル」 ということにしてあるが、変更になるかもしれない。既に書いたページも、 書き直すことになるかも。今のところ、フォーマットだけ決めた、 という感じだ。
 リウイチさんの「積ん読パラダイス」を読んだら、内田美奈子の「BOOM TOWN」 の4巻が紹介されているではないか。いつのまに発売されていたのだ.... 早く買わなくては。

5.Aug.1996 (Mon.)
 MS-IE3.0β1のスムーススクロールの問題、 やはり被害にあっている人は私だけではないようだ。 「賢者」にも不満の声が上がっていた。対処法をアップしようかと思ったが、 あそこでパソコンの細かい話をするのはちょっとためらわれたので、 対処法をまとめ、リンクをアップすることにする。
 これまで毎週順調に更新を続けてきた重力を制御する方法、 予告によれば今日更新のはずなのだが、現在(22:30)、まだ更新されていない。

 我ながら性格が悪いとは思うが、予告によれば特に今回は笑えそうな内容なので、 がんばって更新してほしいものである。

 さて、いつまでも日記だけの更新では申し訳ないので、 まず「窪田先生と愉快な仲間たち」の作成にとりかかる(まだアップしていません)。 しかし、このページにはたくさんの数式と図表が必要で、作る前からうんざりしている。

 「重力...」の tuda 氏は(推測だが) MS-Word、もしくは Lotus Word Pro の HTML 編集機能を使っているようだが、私は数式については LaTEX で記述し、TEX for Windows をつかってタイプセット、Windvi の表示を取り込んで .gif に変換、という手順で作成している。 結果はここを見てもらえばおわかりだと思うが、 なかなかきれいに仕上がっている。だが、かなり手間がかかるのも事実だ。

 まあ、何にしても、いったん「やる」と公言してしまった以上、 引き返すわけにはいかない。がんばらねば、 ページを埋め尽くす[工事中]マークが消えるその日まで...

 コウモリさんの 「宗教のるつぼ」 にここへのリンクが設置された...のはいいが、

妙なところをクローズアップするんぢゃない>コウモリ(笑)

書かなきゃよかった...(自爆)

4.Aug.1996 (Sun.)
 今朝の日経新聞13面のベストセラー欄を読んで目をむいてしまった。 7/23の日記でふれた船井幸雄氏の「エヴァへの道」 が法経部門の3位に入っているではないか。 この本の読者の多くはサラリーマンであろうが、今のサラリーマンは 「太陽の表面温度は摂氏25度」といわれて納得しているのだろうか? 恐ろしいことである。

 太陽の表面温度が摂氏6000度程度、というのが定説だが、この本によれば、 しばらく前から一部の物理学者がこの事に疑義を申し立てている、というのだが。 その根拠がすさまじい。

 水星の太陽からの距離から考えて、水星が太陽から受ける輻射の単位面積、 単位時間当たりのエネルギーは地球の6倍以上になる (正確な数値は理科年表が今手元にないのでわからないが、これはほぼ正しい)。 絶対温度がエネルギーに比例する(これもまあ条件付きで正しい)事から考えて、 地球の表面温度を摂氏20度、つまり絶対温度で約300度とすると、 水星の温度はその6倍の1800度、摂氏にして1500度以上になってしまう。 実際の水星の地表温度は摂氏350度程度だから、計算が合わない。 だから地球や水星は太陽の輻射で暖められているのではない、というのだ。

 絶対温度がエネルギーに比例するといっても、 これはその物体のもっている熱エネルギーの話なのだ。 船井氏でもわかるようなたとえを使えば、これはある人物の資産のようなものなのだ。 一方、太陽から受け取る輻射のエネルギーは、収入のようなものなのだ。 「収入と資産は比例する」などという経営コンサルタントはまさかおるまい。 同様に、輻射のエネルギーと絶対温度が比例する、等という物理学者も存在しないのだ。

 熱力学の基本的な法則に、「ステファン・ボルツマンの法則」というのがある。 これはようするに、輻射によって失われるエネルギーが、絶対温度の4乗に比例する、 という法則である。先のたとえを使うと、資産が倍になると、支出は16倍になる、 ということなのだ(もちろん経済学にはこんな法則はないだろうが)。 逆に言えば、資産を倍にするためには、16倍の収入が必要なのだ。 だから、輻射のエネルギーが6倍になっても、絶対温度は1.5倍程度にしかならないのだ。 また、地球と水星では大きさ、自転の速度、大気など条件が違いすぎる。 より条件が近い月で考えてみると、(記憶によれば)月の昼間の地表温度は摂氏120度、 絶対温度で400度程度。その1.5倍は600度、摂氏にして300度ちょっとで、 全く問題はないのだ。

一部の物理学者、とはどこの物理学者だ>船井幸雄

3.Aug.1996 (Sat.)
 せめて日記くらいでもまめに更新したいと思うのだが、暑さと、 某所のチャットに体力を吸われ、なかなか気力が続かない。
 昨日、書店で徳間の「ショッキングサイエンス」の最新刊を見つけた。 タイトルは忘れてしまったが、驚いたことに、 UFOについてかなり懐疑的な立場から書かれた本のようなのだ。

改心したのか?徳間書店

1.Aug.1996 (Thu.)
 とりあえず「驚異の超科学が失笑された」のページのうち、 「恐怖・これが戦慄の超科学だ」の項が一応書きおわった (今後も更新を加えていくつもりだが)ので、暫定的に公開することにする。 まだ実質的なコンテンツが全くできていないので恐縮だが、 少なくとも「こういう事をやるんだ」という方針だけは示せると思う。

30.Jul.1996 (Tue.)
 気がつくと1週間も更新をさぼってしまった。ページの作成もまったく進んでいない。
 以前 MS-IE 3.0β1 をインストールしたとき、 システム設定が勝手に書き換えられて、 MS-IE のみならずフォルダーやエクスプローラまでもがスムーススクロール (気色の悪いぬるぬるとしたスクロール)するようになってしまい、 はっきりいって非常に不愉快だったが、昨日買った「DOS/V Power report」 にその解消法が掲載されていたおかげで、修復に成功した。また、 MS-IE 自体も β2 からは設定でスムーススクロールをオフにできることを発見。 少しは使えるようになった。

 どっちにしても、MS-IE 自体はともかくとして、 システムのユーザーインターフェースを何の断りもなく勝手に書き換えるとはいったい Microsoft は何を考えているのだろうか?

23.Jul.1996 (Tue.)
 MS-IE 3.0 β2 を今朝方やっとダウンロードできた。 β1 に比べるとだいぶ改良されているようだ。特にβ1 のあの悪趣味の極みのツールバー周りのデザインはやはり不評だったらしく、 比較的ネスケや MS-IE 2.0 に近いデザインに戻されている。

 しかしながらバグもまだだいぶ残っているようで、 たとえばこのページで使っているグラデーションの罫線は 256x1 dot の gif ファイルを <img> タグの width=、height= タグで長さと幅を指定して表示しているのだが、 なぜか幅の指定が無視されて全部 1dot になってしまう。これは参った。

 書店で船井幸雄氏の「エヴァへの道」を立ち読みした。 「エヴァ」といっても某アニメではない。現代は奪いあい、憎みあう「エゴ」 の時代だが、もうすぐ与えあい、愛しあう「エヴァ」の時代がやってくる、 というようするに一種の宗教である。

 それにしても「フリーエネルギー」やら「太陽低温説」から果ては「百匹目の猿」 のヨタ話まで船井氏の周りにはあらゆる超科学が集い、 それを船井氏が片端から信じ込んで「本物」の太鼓判を押すもんだから、 もう、わけわからん状態である。

 こんな本がサラリーマンの間で馬鹿売れだというんだから、「すばらしい時代」 どころか「トンデモナイ時代」がやってくるのではないだろうか^^;

22.Jul.1996 (Mon.)
 ホームページの作成はだいぶ進んだ。 もっとも今のところほとんどのデータはローカルにあって、サーバにアップしていない。

MS-Internet Explorer 3.0 β2 が公開されたようなのだが、 アクセスが集中しているのかダウンロードが途中でストップしてしまう。 β1 ははっきりいってあまりいい出来とはいえなかったので、 β2 は改良されていることを祈りたい(もっともメインはやっぱネスケだけどね)。

21.Jul.1996 (Sun.)
 「〜失笑された」で取り上げる予定の tuda 氏のページ 重力を制御する方法 がまた更新された。更新の予告は22日だったから今回も締切遵守であり、 その勤勉さには頭が下がる思いである。とはいえ、そのことと内容の是非は無関係であって、 もちろん「〜失笑された」でのツッコミを甘くするつもりはない。

20.Jul.1996 (Sat.)
 ホームページ作成にあたってこれまでは必要な画像データなどを自作してきたが、 やはり質の点でも手間の点でも素人が出来ることには限界があることを悟り、 素材集を使うことにした。

 書店で

「Internet ホームページ用素材集 CD-ROM for Windows」 インプレス
を見つけ、買ってきた。なかなか楽しいデータが入っているようだ。

 出来るだけそのままではなく、自分なりに手を加えて使うことにしたいが、 「工事中」のアイコンなどはそのまま使ってしまった^^;

19.Jul.1996 (Fri.)
 「驚異の超科学が失笑された(以下『〜失笑された』)」の窪田氏のページの資料にするため、 窪田氏の新刊を買ってしまった。

「アインシュタイン 崩壊する相対性理論」 窪田 登司 著
ISBN4-906255-27-2 C0042 ¥1500 技術出版

 2週間ほど前、この本を書店で見つけたとき、意外に思ったのは、徳間書店ではなく、 技術出版から出版されたということだった。

 技術出版はいわゆる「フリーエネルギー」関連の書籍を多数出版していて、 「〜失笑された」でいずれ取り上げる予定の「ニューサイエンスのパラダイム(猪股修司)」 も技術出版から刊行されている。いわば「超科学の老舗」であって、 そこからこういう本が出ること自体は特に不思議ではない。

 しかし、窪田氏らの 「相間本(そうまぼん:対論は違っていると主張する)」 のシリーズは徳間書店の「ショッキングサイエンス」シリーズのいわば主力であり、 同シリーズの本の巻末の出版案内によれば第三弾「それでも相対論は間違っている」 が近日刊行予定となっていたのである。

 意地悪な私としては「今度はどんなでたらめが書いてあるのだろう」 と楽しみにしていたのだが、いっこうに出る気配がなく、どうしたのかと思っていたところ、 先にほかの出版社からでたので、意外に思ったのである。

 こうなると、「第三弾『それでも〜』はボツになったのかな」と邪推してしまうが、 同時期に出た「ショッキングサイエンス」シリーズ最新刊、コンノケンイチ著 「死後の世界を解明した量子力学」(この本もかなりトホホな内容だな)の巻末から 「それでも〜」が消えていたことから考えてどうもそういうことのようだ。 残念なことである。

 さて、この「アインシュタイン 崩壊する相対性理論」、内容自体は相変わらずである。 以前から思っていた事だが、窪田氏は、無知で愚かなだけではなく、

嘘つきで恥知らず

であることがはっきりわかった。意図的に嘘をついているのではないのかもしれないが、 それにしてもひどすぎる。

この本の内容がどう間違っていて、どう嘘つきで恥知らずなのか、いずれ「〜失笑された」 で詳しく述べることにする。はっきりいって非常に不愉快な本である。

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