式根島探訪
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9/13/98 9:40am 式根島 最終日

 もう一度泊ビーチに来た。

 テントをしまい、石白川海岸を去り、野伏港まで行き観光協会で200円で荷物を預けた。途中まだ行っていなかった泊神社にお参りする。110円の賽銭でこの5日間というもの雨男の僕の頭上に雨を降らさなかったこの島の神にまとめてお礼を言った。

 やっぱりこの浜が一番いい。静かできれいで、落ち着ける。碧色の水と青空と白い砂。時折ピーヒョロロロと鳴くあのトンビの声。昨晩見た半月が反対側の空に逆向いて白く浮いている。両脇と浜の背後を固める崖の下に日陰もあれば、荒い波は細まった入り江の玄関口がさざ波へと作り替えてくれる。この空間で創り出される全ての音が一つ一つ聞こえる。純粋な音が響きわたる。雑踏や車とクラクションの音、靴の鳴る音が混じりあった街の音とは違う澄んだ音。こんな音が聞けるのは次はいつだろうか。。。

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このキャンプで学んだこと。

1. 夕方日没前はテントの外側にいないこと。蚊の逆襲に遭うくらいならビールボトル1本抱えて浜で夕涼みしていた方がぜんぜんいい。
2. できればキャンプ場の外にテントを立てるべきだった。若者がグループで来るような日本のキャンプでは、夜中遅くまでところ構わず騒いでいる。マナーを知らない。
3. 時間を先読みして計画立てると無駄なくいろんなところを廻れる。廻る順番とか天候とかを気にしながら、時間が決められているものを念頭に置いて計画すると結構うまく全部を予定にはめられる。
4. 夜は長袖、長ズボンに靴下。蚊に刺されないためにはこれが一番。島の場合これでいて結構涼しい。
5. キャンプ場の外で行動する。キャンプ場は寝床と割り切った方が、いろんな場所へいろんな時間に見ることができる。昼と夜とでは同じ場所でも違う姿で現れてくれる。

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10日夜のメニュー:おかゆとさんまの缶詰にわかめスープごま入り。(もちろんおかゆはご飯に失敗したため...)

11日のメニュー
朝:キャンプ用の乾燥パックの牛飯にじゃこを入れてカルシウム強化したもの。
昼:お菓子やナッツ類をガジガジかじってました。
夜:ロングライスピラフとコーンシチュー。ロングライスは乾燥野菜が混ぜてあって炊くだけのもの。コーンシチューは以下に。

1. じゃがいもと玉ねぎ、にんじんを小さく切る。
2. 水を少な目に入れ、野菜、スパイス(前述のハーブを混ぜたやつ)、塩、乾燥ニンニクを入れて柔らかくなるまで煮る。
3. 缶詰のクリーミーコーンを入れ、もう一回煮立てればできあがり。コッヘル一つでできます。

12日のメニュー
朝:なし。オレンジジュースだけ。
昼:コーヒーとハムサンドを新島の喫茶店で
夜:パスタとにんじんのミートソース和え(要はミートソース+にんじん)。パスタとにんじんを一緒に柔らかくなるまで煮て、水を切った後にミートソース缶を入れて煮立てるだけ。これもコッヘル一つでできる。

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