〜21歳の結婚〜


第六話




テーマ『21歳の結婚』 作:ともみ 絵:ちーさん
さんま・・・さんま先生(準レギュラー決定!>爆)
男子生徒・・・松林、松村(架空人物)
井ノ原・・・井ノ原先生(これもまた準レギュラー決定か!?>笑)
謎の出演(?)・・・カトリーヌ・モリタ(!?)
謎のコメント・・・お台場新聞の山根さん(!?)


〔次の日(イブ当日!)の学校での出欠〕


⊂さんま先生⊃「松林〜!」
⊂松林⊃「はい〜。」
⊂さんま先生⊃「松村!」
⊂松村⊃「うっすー!」
⊂さんま先生⊃「森田〜!」

「・・・・・・。」


⊂さんま先生⊃「森田〜!?あいつ休みか??あっ、そぉか今日はイブだもんなぁ〜。あいつのことだから朝から忙しいんやろなぁ。うっ俺なんて何年一人っきりのイブ過ごしてると思ってんねん!はぁ〜いいなぁ。」(さんまちゃん!><;)
⊂准⊃「さんまちゃ〜ん!早よ次の人呼んでや!剛くんなら今日は風邪で休むって言ってたで!」

⊂さんま先生⊃「はぁ!?風邪ぇ??あいつでも風邪ひくんかい!岡田!!だったら早よいわんかい!ったくおまえと森田は二人してタチ悪いなぁ〜もぉ〜。あ〜でも、あいつなら可愛い子がお見舞いに来てくれるんだろうなぁ・・。」
⊂松村⊃「さんまちゃんだって、見舞いにきてくれる人いるじゃん!近所のおばさんとかさっ!(笑)」
⊂さんま先生⊃「そおそお、近所の豆腐屋のおばちゃんがな・・・って!松村〜!!(怒)おまえ、俺を馬鹿にするのもええ加減にせぇ!」


クラス中が笑い出す。しかし准一だけはいつも通りに見えてどこかそわそわしている。実は剛は風邪なんかひいてない。健子からの連絡がいつあってもいいように、家で待機しているので准一に協力してもらったのだ。(剛くんかわいっ!>とも)
剛が携帯を持っているからって学校で待ってたんじゃまた先生達に見つかって面倒なことになる。それに健子の家まで学校から行くより剛の家から行った方が40分ぐらい早いのである。健子は熱が下がり回復してきたところだが、まだ少し調子が悪いらしい。クリスマス(明日)までに健子は電話してくれるのか不安で仕方がない剛は家にいても落ち着きがない。(剛は昨日の夜もあまりにも寝付けないので気合のつもりで髪を切っていた。)


⊂剛⊃「やっべーぇ!まじ緊張してきた!あぁー!健子ちゃんから電話なかったら俺まじでへこむよぉ〜。んだよっ!TVはくだらねぇー番組ばっかだし。」


と、その時!!!

――――――「プルルルルルルッ」(家電)――――――





剛は秒速1キロの勢いで(爆!どんな人間だよ!>^^;)部屋から飛び出て電話に出た。

⊂剛⊃「は、はい!!・・森田ですけど・・・。」(ドキドキvvv)
⊂井ノ原先生⊃「あ?あれ?ひょっとして剛か??おまえなんで家にいるんだよ!?学校はどーした、学校は!?」
⊂剛⊃「(は?井ノ原先生か??)なんだよ〜あぁー!!ったく、ふざけんなよ!!」(超がっくり)
⊂井ノ原先生⊃「おい!(爆)なんだよそれ!ふざけてねーよ!(笑)」


電話の相手はダンスの先生、井ノ原先生だった。剛は学校をサボったなんて言えばすぐに井ノ原お得意の説教が待ってることぐらい分かっていたので、風邪を引いたことにした。

⊂井ノ原先生⊃「そーか、おまえでも風邪なんかひくんだなぁ。あははははははっ!(笑)あっ、それはいーとして、おまえの母さんいるか??」
⊂剛⊃「・・・知りません。いないみたいですね。最近帰って来ないらしいっすよ。」
⊂井ノ原先生⊃「そっか・・・。まぁ、じゃあおまえがいることだしおまえに話す。おまえ、ここんとこレッスンにきてないだろう??」
⊂剛⊃「あっ・・。すみません。」
⊂井ノ原先生⊃「いや、それでなかなか言う機会がなかったんだけどおまえ、俺がこの前言った留学の話・・覚えてるか??」
⊂剛⊃「・・・?あっ!はいっ。」
⊂井ノ原先生⊃「どうだ?考えは決まったか?この前もブロードウェイの方からカトリーヌ・モリタ先生がわざわざ来てくれたんだよ、おまえをどうしても推薦したいって。ずっとカスタネットならしててうるさかったんだよ。(笑)」
⊂剛⊃「っあー。(笑)あの、ケバイ先生っすか??(爆)」
⊂井ノ原先生⊃「そうそう!あのー・・なんつったっけ?あのー、今超人気グループの・・・茨城B6を育てたって言う・・・。まぁ、最終的な答えは1月4日にまた来日するらしいからその時までに聞きたいらしい。あんまり時間はないがめったにないチャンスだと思ってる。1月4日に井ノ原レッスン場に来い。」
⊂剛⊃「はい・・。」


剛は、近頃は健子のことで頭がいっぱいで自分の大事な夢を忘れかけていた。しかし1月4日までに答えが出せるのか自分でも検討もつかなかった。留学したら当然4、5年は健子に会えなくなるだろう。そんなことは今の剛には考えられないことだった。健子は生まれて始めて自分で幸せにしてあげたいと思った女なんだから・・。
剛が悩んでいる頃、問題の健子は―――?


⊂健子⊃「どうしよー??電話しなきゃ!でも、どうせ剛くんにフラれるだけなのよね・・・。あーもう!こんなんじゃ余計に嫌われちゃうよ?うん!よし、別にふられたっていいじゃない。剛くんのことを好きなのは本当なんだからちゃんと伝えなくちゃ!よーしっ!」

――――――(剛の着メロ)「CHANGE THE WORLD」が流れる――――――



――――――(携帯の画面)「★健子ちゃん★」――――――



⊂剛⊃「!!っしゃ!!」(ガッツポーズ!!剛くんかわいい〜!>とも)
⊂剛⊃「はい!!!もしもし??」(すごい勢い・・。^^;)
⊂健子⊃「あっ!剛くん・・・??健子だけど・・・。」
⊂剛⊃「(うれしくて顔がくしゃっと笑ってしまう剛つん♪)うん!風邪、もう平気なの??」
⊂健子⊃「うん・・。(照)ありがとう。もう、大丈夫だよvv」
⊂剛⊃「そっか。なら良かった・・。あ、あのさ、えっと俺どうしても言わなきゃいけないことがあるんだ。」
⊂健子⊃「あっ・・・。」


健子はフラれるんだと思い、ぎゅっと目をつぶっていた。

⊂剛⊃「俺・・この前健子ちゃんにものすごくひどいことしちゃって、本当にごめんなっ!!でも、俺さぁ今まで健子ちゃんのこといい加減な気持ちで見てきたわけじゃないんだ。俺さぁ・・・健子ちゃんのこと好きなんだ。本当に。信じて欲しい。」


剛は、生まれて始めて本気で好きになった子に本当の気持を言えた。あとは、健子の反応が心配だった。健子はもう、受話器の向こうから聞こえてきた剛の言葉が信じられなくて、でもなぜか目からは涙が後から後からこぼれてくる。健子は胸がいっぱいになった。何がなんでもこの言葉を、剛を信じようと思った。作者が健子なら好きって言われた瞬間に世界一周走れちゃうぐらいの勢いで暴れちゃう。(誰も聞いてねぇーよ!!>うそっこ剛くん )

⊂健子⊃「ほ、本当!?で、でも他にも・・・。」
⊂剛⊃「いや、他の女とは全員と手を切った。うそじゃない。昨日健子ちゃんと会った時にいた奴が最後の女だったんだ。」
⊂健子⊃「!!そういえば、昨日剛くん叩かれてたよね??えっそれってあたしのためだったの?」
⊂剛⊃「(照)・・・うん・・。」
⊂健子⊃「どうしよう!??!本当にうれしい!!あたしも剛くんが好き!!(泣きながら)」(健ちゃんスマイル!)
⊂剛⊃「(うそ!?!?)まじで??(笑いまくり!!)よっしゃぁ〜〜〜〜!!!!!」


剛は岡田から聞いていても、直接健子から聞くまでは自信がなかったので健子に好きといわれた瞬間にケータイを持ちっぱなしで暴れ出した剛つん!!そして・・・。

⊂剛⊃「今から健子ちゃんちに行くからっ!(嬉しくってしょうがない)」


そう言って、勝手に携帯をきった剛。

⊂健子⊃「えっ!??えっ剛くん??もしもーし!?!?うそぉ、どーしよ、あたしパジャマだよぉ!(赤面)早く着替えなきゃ!部屋も掃除しなきゃ〜!!」


剛はバイクに乗って猛スピード!!途中で警官に「きみ!速度を落としなさいー!!」といわれたけれどシカト。にやけた顔は戻らない!!(私服でバイクに乗ってる剛くん!??!考えただけでにやけちゃうわ〜!(><)>とも)

******************健子の家に到着******************



――――――「ピンポーンッ!」――――――



⊂剛⊃「おじゃましまーす!!」


剛は、健子が出てくる前に勝手に上がり込んだ。親は誰もいないみたい。そしてそのまま健子の部屋へ階段を上っていった。健子は慌てて自分の部屋から出て来たところだった。

⊂健子⊃「剛くん!!あっ!髪切ったの??っていうか、いきなりすぎるよぉ!突然家に来るなんて。あ、あのね、部屋まだかたずいてないのっ。」(久しぶりの剛を見て顔を赤らめながら)


と、言って部屋に入れてくれない健子がかわいすぎて思わず剛は健子を抱きしめた。そして健子の右耳に自分の口を近づけてこう言った。

⊂剛⊃「まじで好きだよ!!(小声で)」(満面の笑みvvv)


そしてまた健子をきつく抱きしめた。健子はあまりに急なことで自分の心臓の音が大きく聞こえるのが剛にばれたら恥ずかしいと思い赤面しながら戸惑っていたが、あまりに居心地のいい剛の腕の中で、健子は本当にこの人が好きなんだ。と確かめて抱きしめ返し、

⊂健子⊃「あたしも、剛くんが本当に大好き・・・。」


と、言った。そして、二人はいいかんじの雰囲気の中で見つめ合いキスをしようとした・・・が、その時!!

――――――「ガチャッ!ガチャガチャッ!バタン!」(家のドアの音)――――――



⊂准⊃「剛くん〜!!!おるか!?!?!?大変やぁぁぁあ〜!!」(じゅ、准x2・・・タイミング激悪っす〜!!^^;>とも)


なんと、准一が学校を抜け出してダッシュで帰ってきた!?!?二人はとっさに離れて、剛はガンギレ。(笑)健子は赤面しながら笑っている。

⊂剛⊃「〜〜〜〜。(怒)おまえ・・・・ふざけんなよ!!!場を考えろよ、場を!!(激怒)」
⊂准⊃「へ??えっ!?あっ、ごごごめん!!俺何も考えないで、いや、あのっ、、、」(あたふたしながら准一も赤面!)
⊂健子⊃「(気まずい空気を消そうとして)そ、それよりお兄ちゃん、何か言おうとしてなかった??なんか、大変や〜って・・。」
⊂准⊃「あっ!!そうや、それどころじゃないんや!!あのな剛くん、落ち着いて聞けよ!?さっき学校に連絡があって、剛くんのお母さんが交通事故にあったって!!家に電話してもいないし剛くんの携帯はつながらないしで、急いで来たんや!今、V6病棟にいるって!!」
⊂剛⊃「!!まじかよ・・・。」


剛は急いでバイクに乗りV6病棟に向かった。健子と准一も電車で病棟へ向かった。剛の携帯はさっき健子のうちへ行くといった後、力強く電話を切ったので、電源まで切っていたのだ。

⊂剛⊃「お母さん・・・。」

―――――約束のクリスマスはいよいよ明日!!―――――



おっしーい!!(即死!)「っあー、剛ちゃんまさかキスできると思ったんじゃないのぉ〜?それは、だめだよ〜剛ちゃ〜ん。」(byお台場新聞の山根さん)←(≧▽≦)ブハハッ!もー意味わからないこと書いちゃってごめんなさい!あのキャラ好きだったんで・・。(笑)しかし長いね〜。まだまだ続くよぉ〜。次回剛くんのお母さんはどうなっちゃうの??そして健子との関係は??お楽しみに〜!!


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