〜21歳の結婚〜


第五話




テーマ『21歳の結婚』 作:ともみ 絵:ちーさん
女子高生・・・大多数(架空人物)
男子高生・・・大多数(架空人物)


〔avex高校〕(どんな学校だよ!?>とも)


⊂女子生徒A⊃「(教室の窓の外を何気なく見て)は?え?あれって・・・・剛くんじゃん!?!?」


その女子生徒Aの一声で教室中が騒ぎ出した。特に女子が。剛はそのことに気がついていない。

⊂剛⊃「ふぅ〜。とりあえずはここからだな。・・・?なんかうるせぇー学校だな・・。」(剛くんが来たから騒いでるんだよぉ!>とも)



剛はある目的を探し始めた。avex高校の教師が次々と剛のところへ出て行き、剛を追い払おうとする。剛は正面からするする通りぬけてずかずかと学校内に入っていった。男子生徒もたらしというので有名な剛を見ようと騒ぎ出している。もちろんその中には剛の仲間もいたが、ヤジウマっぽいのが増えていった。

⊂女子B⊃「え〜、どこどこ??見えない〜。(><)、、あっ!見えた!あれが剛くん?え、まじかっこいい〜!!」
⊂女子C⊃「あったりまえよ〜。めちゃくちゃ人気なんだから!!でもあたし、剛くんの親友の准くん狙ってるんだぁ〜♪この前携帯の番号まわって来たの!!かけてみよーっと!」
⊂男子A⊃「どれどれ?何、あいつが森田??ふ、ふ〜ん。別にたいしたことねーじゃん!」(精一杯・・・。^^;)
⊂女子B⊃「は!?何いってんの?超かっこいいじゃん!!あたしも話してみたーいvvv」
⊂男子C⊃「えー!!絶対俺の方がいいよぉ〜?俺まじかっこいいもんvv」(あぁ〜いるねこうゆー奴・・。^^;)
⊂女子生徒全員⊃「はぁぁぁあ〜〜???」


噂の剛を一目見ようと生徒達は必死。教師はそれを止めようと必死。剛はお構いなく自分の目的だけを考えている。もはや剛はアイドル状態。絶叫してる女子生徒も多かった。それから剛は、ある目的のために「都立○★高校」「☆■女子校」「▲※短大」(短大生にも手を出してたのね>^^;∧)などなどを半日かかって回った。放課後になると生徒達も遊びに行ってしまうので、近所のゲーセンやカラオケ館にクラブなどなど・・・とにかく剛は走って回った。その頃健子は・・・?

******************◆□駅前******************



⊂健子⊃「ケホンッ。ケホッ!・・もぉ〜なんで本当に風邪ひいちゃうのぉ??最悪・・。あーもー鼻水止まらない!!」


健子は剛のことでかなりのショックを受けたまま一晩中床の上で寝ていたため、風邪をひいていた。今はV6病棟から帰ってきたところだ。院長先生と親子のように長話をしてしまい(爆)もう、夜の10時すぎになっていた。(そんな時間まで開いてるのか!?病棟は・・。>とも)寒いので早く帰ろうとした時、駅前の噴水のかげから女子生徒の怒った声が聞こえてきた。健子はそばに行ってみた。

⊂健子⊃「・・・??誰かケンカしてる・・?」
⊂女子生徒E⊃「最低!!ほんっとにもう知らない!!」

――――――「バシッ」――――――



⊂健子⊃「!!えっ?何々??誰かたたかれてる!」


噴水のかげから出てきた女子高生は健子の横を涙目で横切っていった。健子は誰かがたたかれていたのでおそるおそるその叩かれていた人のところへ行った。

⊂健子⊃「・・・あの、えっと・・・。大丈夫ですか??」


そしてその声に反応して振り返ったのは顔中手形がついている剛だった!!!

⊂健子⊃「!!うそ!剛くん・・あの、あたし気づかなかった。あの、えっと・・。か、帰るね!!」


そういって逃げるように帰ろうとした健子の腕を剛はつかんだ。

⊂剛⊃「待って!!・・・話したいことがあるんだ。」
⊂健子⊃「・・ごめん、離して!今剛くんの顔まともに見れないの・・。」(うつむきながら)
⊂剛⊃「・・・・・。」(スッゴク切なそうな表情。。実際に切ない。)
⊂剛⊃「分かった。・・でも、ちゃんと言いたいことがあるんだ、約束のクリスマスまでに話したい。明日、風邪が治ってたらでもいいから俺のケータイに電話して。」
⊂健子⊃「・・・・。うん。」


そして健子は逃げるように走って帰った。剛は本当は今言いたかった・・。なのに言えなかった。そのことに対しての後悔が剛を襲った。

⊂剛⊃「っはぁ〜〜。だぁぁーもう!結局言えねぇーじゃねぇかよ!!ちきしょっ!・・はぁ〜。」


そのまま半日走りっぱなしだった剛は疲れたので家に帰ることにした。

******************剛の家の前******************



⊂剛⊃「??誰かいる??・・・岡田!?」
⊂准⊃「ごぉ〜くぅ〜ん・・。う゛ぅ・・さぶいぃぃぃ・・早く家に入れてくれぇ・・。」(准x2はがたがたに震えていた)
⊂剛⊃「あ、あぁ。」(なんで准一が自分の家の前にいたのか分からない剛)

――――――「ガチャッ」(家のドアを開ける音)――――――



⊂剛⊃「どうしたんだよ、いつからおまえ待ってたの?何、さっそく今朝のこと謝りに来たとか?」
⊂准⊃「う、、うん・・。俺、大人げなかったなと思って・・。って!!今気がついた!剛くんその顔どうしたん!?顔中はれてるで!はっ!も、もしかしてそれ、俺のせいか!?すまん!ほんとにごめん!俺いつのまにそんなに殴ったんか?」(勘違いして焦りまくる准一・・。)
⊂剛⊃「ちょっ、ちょっと待てよ。おまえのせいじゃねぇって。」
⊂准⊃「え?あっまさかまた変な男にやられたとか!?!?」(准一の目は見開いている。^^;)
⊂剛⊃「(笑)ちげぇーよ。女にやられたんだよ、女に。」(そんな准一の反応を面白がっている剛)
⊂准⊃「女!?!?はっ!ま、まさか・・・健子!!??」(おぉ〜い。>とも^^;)
⊂剛⊃「(爆笑)おま、おまえ!!(笑)なんでそんなにばかなんだよ!!他校生だよ、俺の女全員と手を切ってきたんだよ。半日かかってやっとだぜ?あーつっかれたぁ・・。」
⊂准⊃「えぇ!?お、女全員って・・12人いっぺんにか!?」(外にも聞こえそうな声のでかさ・・。)
⊂剛⊃「・・・23人と・・。」
⊂准⊃「え゛えぇ!?!?い、いつのまにそんなに増えてたん!?」(家が倒れそうなぐらいの声のでかさ・・。)
⊂剛⊃「うるせぇよ。(笑)つーか、女って恐いよなぁ〜。別れるって言ったら泣いてすがるのもいたけど、バチーンッて手が出てくる奴ばっかでさぁ・・。」
⊂准⊃「手が出てくる奴ばっかでさぁ・・(剛のまねをしながら)じゃない!!なんでいきなり全員と手を切ったりしたん!?・・・・はっ!」(「はっ!」が多すぎ〜>とも^^;)
⊂剛⊃「・・・(照れ笑)うん、健子ちゃんに謝ろうと思って。だから全員と手を切ってきたんだ。信じてもらうにはこれしかないかなーと思ってさっ。」(剛くんスマイルvvvで。)
⊂准⊃「(号泣もいいところの准x2!)あ゛ぁ〜ごーくーん!!!!ほんまに、俺が悪かった・・・。なんにも知らんでいきなり殴ったりしてごめん!!やっぱり剛くんはいい人や!!俺の大親友やぁぁ!!」(と、泣きながら剛くんに飛びつく准一。)
⊂剛⊃「(迷惑)お、おい!待てって。おい!岡田、泣くなよ。まぁ・・・岡田に殴られたのが一番痛かったけどぉ〜。(イヤミ^^;)」
⊂准⊃「だぁぁぁ〜ごめん!ほんっとにごめん!!」(死にそうに焦ってる准一。)
⊂剛⊃「ふはははははっ!(爆笑)うそだよ、おまえがあん時、喝入れてくれなきゃこうゆー行動にはでれなかったんだし。」
⊂准⊃「ご、、、剛くん〜〜!!!」(余計に泣く准ちゃん。^^;)
⊂剛⊃「うーわ!ひっつくなよ、やめろよ、おい!(笑)」


いつのまにかまた仲のいい二人に戻っていた剛くんと准一・・・。明日はクリスマスの前日。イブ!!健子からの電話はあるのか!?

―――――約束のクリスマスまであと、2日―――――



長編でごめんねぇ!まだ続きまくるよ・・・。あっ!あともう一つ!!なんかね、曲聞きながら書いてたら、「愛なんだ」よりも「大丈夫」の方が合うのよね。(汗)エンディングはあの、出だしの部分が流れてくれた方がいいなぁ〜。


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