好きSUKIうさこちゃん

3時限目

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連載三回目です

  このくらいの間隔でアップするのが理想なんだけどね。
  さて2時限目を振り返ってお話しましょう。

  かりなが本格的に登場しました。お嬢様キャラです。あのおネエ理事長マデリンの娘。ちょっと似てるでしょ?かわいい子だけど言われてみるとお父さんに似てる、ってくらいを意識して描いてるつもりなんだけどどうでしょうね(^_^;)。
  ブラックカードは大してありがた味なかったかなあ。ブラックのさらに上を行く架空のカードを作った方が良かったかもと、この期に及んで思ってます。
  二人が話しているオープンカフェのファストフード店ですが、実は看板を見てもらうと分かるんですが「マデリンハンバーガー」といいまして、マデリン系のお店です。万里小路家は旧家で財閥系という設定なので、電柱の広告にある「マデリン記念病院」もそうですし、これからも色々手広い経営っぷりを見せてくれると思います。

  二時限目後半では、うさこの家族が登場しました。両親の設定はこんな感じ。

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  これからも家族は出て来ます。それぞれ個性のある家族ですよ。

3時限目と4時限目の間の休み時間

  連載四回目です。…と言いたいところですがまだ出来てませんm(_ _)m。

  9月は新しい本の仕事をしてまして、うさこを描く時間がなかったのでした。その仕事は一段落ついたので、これから作画に入ります。ネームは六回目まで出来てますよ。間が空いてしまうのでとりあえずこぼれ話だけ更新する事にしました。
  今回はタイトルのお話。「好きSUKIうさこちゃん」というタイトルには実は元ネタがあります。
  これです。

  「すきすきうさこちゃん」という歌です。大杉久美子さん親子が歌っているものですが現在CDにも収録されていないようでこれらの動画で聞くしかない、入手不可能な曲になってます。
  かつてラジオでコサキンソングとして紹介された事があったそうですが、私はその辺の事はよく知りません。いわゆる企画ものの童謡で、ディック・ブルーナ大先生のミッフィー(正確には福音館書店版のうさこちゃんシリーズ)のイメージソングとして1984年にレコードで発売された曲だそうです。

実は私の姉はモダンバレエの先生をしてまして、子供たちに踊らせる為に童謡のレコードなどを大量に持っているわけで、その中にこの曲がありまして姉が一時期結構気に入って使ってたんです。
私もかつてはバレエをやっていたという関係もあって、発表会をやるというと今でも姉の手伝いで色々こき使われます。衣装作りの手伝いもするのですが、デザインから考える事もしばしでして、この「すきすきうさこちゃん」用の衣装を手がけた事もあります。

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  古い写真でぼやけてますけど、これがその衣装。ベースはオペコット地のピンクの総タイツで、スカートはチュチュではなく、円形に切った伸縮性のある薄い生地を2枚合わせて、裾の部分にウレタンチューブを入れるという工作のような作り方で、このアイデアは当時一緒にバレエをやってた友人が考えたのですが、ウランちゃんのスカートのようなシルエットで跳ねると軽くぴょんぴょん動く感じでした。毛糸のボンボンをあちこちつけてあります。手首と襟はレースだったと思います。

  今回主人公の通称が「うさこ」と決まった時に思い浮かんだのがこの曲でして、そのままタイトルに頂いてしまったというわけです。聞いてもらうと分かると思うんですが、絵本のイメージよりかなりアクティブなうさこちゃんなんですよね。なのでうちのうさこはアクティブです。格闘少女です。この曲はみんながうさこちゃんを好きで仲良しなんだよという内容でして、漫画のタイトルの意味も実はうさこが「先生好き好き」と言っているという意味ではなくて、他のキャラみんながうさこを好きになって仲良くなるよというタイトルなんです。
  しかしイメージソングとするにはほのぼのすぎなんですよね。この曲をハードロックにアレンジするといい感じになる気がするのですが、だれかやってくれませんかね(^_^;)。

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