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はじめに |
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東京都立科学技術大学助教授の千代島雅氏の名を最初に知ったのは、
1995年に徳間書店から出版された「科学をダメにした7つの欺瞞」を読んだときでした。
コンノケンイチ氏、窪田登司氏といったそうそうたる (笑)
メンバーの中でもその主張はひときわ異彩を放っていたのを憶えています。
他のメンバーの主張がいかにも支離滅裂で超科学である事が一見してわかるのに対して、 千代島氏の主張は一見極めて理路整然としており、にもかかわらず完膚なきまでに間違っているという、 その実にディープな読みごたえに感動したものです。 実はこの「科学をだめにした7つの欺瞞」での千代島氏執筆部分は、その後同書店から出た
「天才物理学者たちの 世界を欺いた科学10大理論」 の予告編のようなもので、千代島氏の主張はこの本に極めて詳細に述べられています。 この本のタイトルは明らかに学研の最新科学論シリーズ (26) 「世界を変えた科学10大理論」 のパロディーであり、その事がこのシリーズの製作者の注目を集めたのかどうかはわかりませんが、 千代島氏は同シリーズ (30) 「科学の危機 科学理論はこうして崩壊する」 の執筆者の一人として、「世界を欺いた〜」とほぼ同様の主張を展開しています*1。
(*1) そしてこの頁のタイトルはそのまたパロディーになってるわけですが |
このページでは |
さて、千代島氏の主張は物理学の様々な分野にわたっていて、これら全てを扱うのははっきり言って私の手に余ります。
窪田先生のページでは窪田氏の主張を順を追って説明し、反駁する、 というスタイルをとっていますが、ここでは千代島氏の主張のうち、わかりやすいもの(解説しやすいもの)から適宜、 アトランダムに取り上げ、肴にする、そういうスタイルではじめようと思います。 とりあえず以下の項目を制作中です。リンクになっている項目は(少なくとも部分的には)作成済みのところです。
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