Aug.1998  最新 過去 「世界ひしゃげ発見」に戻る

31.Aug.1998 (Mon.)
...これって、宣戦布告と受け取っていいのかな>北朝鮮。

ミサイル飛ばす金があるなら、食糧くらい自分で何とかすればいいのに。

こんなときに首相が小渕だなんて、不幸だ...

でもって、また在日朝鮮人に嫌がらせする人間のカスが横行するのだな。まったく最低。

「最低」程度ですみますように。

16.Aug.1998 (Sun.)
夏休みは今日で終わり。明日からまた仕事。結構充実した(汗)休みであったが、 結局休み中も日記の更新しかできなかったな。これからはせめて週1回くらいは更新したいものだ、 って前もそう書いたような(汗)。
「お金は、あるうちに使わないとなくなっちゃうよ」

というのは確か、アスキー元社長の西和彦氏の言葉であった*1。名言であるが、 その後西氏がどうなったかを考えると、ちょっと寒いものがある*2

で、今回は無駄遣いの話。

Samba を本格的に使い出すと、ちょっとスピードが物足りなくなってくる。

「そろそろ 100Base-TX の NIC も安くなってきたし」

なんてことを考え出す。が、ハブが高い。

すべての機材を 100Base-TX で統一できるのなら話は簡単。 4 ポートくらいの 100Base-TX ハブならたいした値段ではない。 が、ルータは 10Base-T だし、時々持ちかえる仕事用のノート*3も NIC は 10Base-T だ。 100Base-TX/10Base-T 混在環境となると、だいぶ話が違ってくる。

スイッチングハブなんて無論論外。下手すると10万以上するし、安くても6〜8万円はする。 デュアルスピードハブなら比較的安いが、それでも5〜6万円くらいはする。いくらなんでも、

「ちょっとスピードが物足りない」

なんて理由で買えるようなものではない。買えるようなものではないのだが....

なぜか秋葉を徘徊する自分を見出すのであった(爆)*4

いや、無論買うつもりはなかったのだ。しかし、とある店で私が見たものは....

赤いやつの100...」

ごく一部で「赤いやつ」といえば通じるナカガワメタルの NIC、 TR-PCI-10 は、 このカードを使いたいがために LAN を組んでしまいたくなる*5ような怪しい逸品である。 その 100Base-TX (TR-PCI-100) が出ているとは、なんだか買わねばならないような気がしてきた...

さらに追い討ちがかかる。

「8ポートデュアルスピードハブ、28,800円...」

KentronicsKDH-1008 である。\68,000 となっているが、 現在キャンペーン価格とかで \29,800 なのだそうだ。 無論まだ結構高いのである。 だがこの時点ですでに、「赤い100M」を使うのが目的となっている私には、 そんなことはたいした問題ではなかった。

さて、問題はもう一枚の NIC である。赤いやつは、おそらく Linux では使えないであろう。 とりあえず今使っている 10Base-T と同じ系列のチップを使ったものであれば、 動く可能性が高いと判断して、DEC の 21140 を使ったカードを買うことにした*6

で、秋葉でハブを買うと持ちかえるのが面倒だから、 と帰りに新宿で買うことにしたら案の定売ってなくて翌日また秋葉に行く羽目になったとか、 Linux で新しい NIC を使えるようにするのに散々苦労したとか、そういうことはばっさり省略して、 とにかく 100Mbps の LAN が完成した。確かに速くはなった。けど、期待したほどの速さではない。

大きなファイルの Read/Write は確かに数倍速くなっている (10倍とはいかない)。 が、小さなファイルをたくさん開いたり、エクスプローラでファイルのコピーをしたりするのは、 あまり変わらない。samba の設定をもうちょっといじってみる必要がありそうだ。

安くなったとはいえ、「ちょっとスピードが物足りない」くらいのことで結構お金を使って、しかも散々手間もかけて、 結局「ものたらなさ」もあんまり解消できなかった。何やってるんだか、私。

*1 間違っていたらご容赦を
*2 もっと寒いのは、「週刊アスキー」の西氏の連載がまだ続いていることのほうだったりして。
*3 持ちかえっているのはノートであって仕事ではない
*4 秋葉に行ったのは金曜
*5 私のことではない...と思う
*6 結果的にこの判断は間違ってはいなかったが、結構危ない橋を渡ったような気がする(汗)

14.Aug.1998 (Fri.)
玄炎*1で Apache を使えるようにする。Turbo Linux なので、すでにインストールはされており、 srm.conf をちょっといじるだけ。まず、.html で SSI を使えるようにし、 任意のディレクトリで CGI が使えるようにする。

http://Gen-En/~isaacrc/ にとりあえず「ひしゃげ発見」のトップページをコピーして、 CGI/SSI が動くかどうか確かめる。まず、アニメカウンターをインストールしてみた。ちゃんと動く。 が、更新日付を表示する SSI が動かない。この SSI は表示を担当する CGI を呼び出す <img> タグを吐くようになっているのだが、これ作った頃、bignet では cgiwrapper というプログラムを介して cgi を動かす決まりになっていた。だから、SSI が吐くタグもそれに対応したものなのだ。 しかし、玄炎には cgiwrapper はインストールしていないので、このままでは動かない。

当然スクリプトを書きかえねばならないのだが....perl の書き方忘れちゃってるよ、私*2

まあそれでも、たいしたスクリプトではないので、何とか書きなおしたのだが...動かない。 何の事はない、bignet の鯖と玄炎では perl のパスが違っていただけだった。 アニメカウンターはインストーラーが勝手にパスを判定してくれるので、気がつかなかったのだった。

無論スクリプトの #! ..../perl を書き換えればいいのだが、 今後 CGI のテストに使うことを考えると、できるだけ bignet と環境を合わせておいたほうがいいのはいうまでもない。 そういうわけで、シンボリックリンクを張って bignet と同じパスで perl が使えるようにする。

LAN 内に Web 鯖があるといろいろ面白いことができそうである。それに、perl を忘れてしまった身としては ruby で CGI/SSI が書けるのは非常にうれしい。bignet も ruby 入れてくれないかな...

*1 Linux マシンのホスト名 "Gen-En"
*2 ここ半年ほど、perl はほとんどいじってない

13.Aug.1998 (Thu.)
話題にするにはちょっと遅くなってしまったが、先月発売された Windows98、 あちこちで「うまくインストールできない」「インストールしたら変になった」 という悲鳴が聞こえてくるようになった。

と、他人事のように書いているが、実は私も、何を血迷ったのか、インストールしてみたのである。 ひとつには、VIA の VP3/MVP3 のような互換チップセットにも標準で対応している、 と聞いたからであり、アップグレードのアカデミック版*1が \5,800 と安かったせいでもあるが、 なんといっても結局のところ私が新し物好きだった、というのが正直なところである*2

....そして、どうなったかというと...見事に失敗したのであった(涙)

いったん C: をまっさらにフォーマットしてクリーンインストールを試み、 インストール自体はきわめて順調に終わった。ハードもすべてきちんと認識されている。 IRQ などの競合もまったくない....なのになんで NIC と SCSI が動かないの?

Web で情報を収集したところ、VIA から提供されるドライバが必要であることがわかった。 確かにそれをインストールしたところ、すべてのハードが正常に動くようになった。それはそれでいいのだが...

Windows98 を MVP3 でテストしたのなら、当然そのドライバが必要であることはわかっているはずである。 なら最初から入れとけ>Microsoft

さて、無事に動くようになって、改めて Windows98 とはどういう OS であるか、検討してみたのである。 結論は

「Windows95 + いくつかの有用なユーティリティー + 無意味な飾り」

まず、動作が速くなったといわれているが、実際に使ってみると大して早くなったとは思えない。 Windows98 ではフォアグラウンドのプロセスや UI のプロセスに優先的に CPU タイムを割り当てるようになっているそうで、無論そのこと自体は悪いことではないが、 そういう姑息な改良で速くなったと自慢されてもねえ。

IE4 は、まあ単なるエクスプローラーとしてのみ使うことにすれば、とくに問題はない。 もちろんアクティブデスクトップのような子供だまし*3のおもちゃはすべてオフにすることが前提である。

問題になるのは画面を埋め尽くすわけのわからない飾りである。まずタイトルバーのグラデーション。 これはとにかくうるさい。これは画面のプロパティーで配色をいじれば消すことができる。

次に、メニューが「ぬるっ」とアニメーションで出てくることで、Windows95 で TweakUI をつかってメニューの表示速度を最高速にして使っていた私にとって、これはもう、我慢のならないトロくささである。 これも(方法は忘れたが)、オフにすることができる。

最悪なのは、あちらこちらでチップヘルプが出ることで、これは邪魔でしょうがない上に、消し方がわからないのだった。

しかし、まあそれでも、「そう悪くはない」レベルまで環境を改善したのである。

が、結局 98 にするメリットを見出すことはできなかった。 一番解決してほしいリソース不足とかは全然改良されていないし。

そして、破局は意外に早くやってきた。実はそのとき、 そのマシンには Intel i740 のビデオカードが入っていたのであるが、 このチップ、8MB のメモリがあってもほとんど意味がないという代物で、なにかよいビデオカードはないか、 と探していたのである。

そこに、Matrox から Millenium G200 が発売されたのである。なにしろあの Millenium、 それも以来唯一の欠点とされた 3D の弱さを大幅に強化したうえ、 値段もそう高くはないとあっては食指が動かぬはずがない。

そしてこれが Windows98 ではついに動かなかったのである(笑)。

そんなわけで Windows98 は塩漬けにし、Windows95 にもうしばらくがんばってもらうことになった。 SCSI も NIC も、G200 も Windows95 では何の問題もなく動いたのはいうまでもない*4

*1 なぜアカデミックパックが買えるのか、と疑問に思う向きがあるかもしれないが、それは秘密(笑) ちゃんと大学発行の身分証明書を提示して買ったのであって、不正を行ったわけではない。
*2 念のために言っておくが、私はマイクロソフトは嫌いであるが、 Windows は何がなんでも嫌いというわけではない。無論欠点はあるが、 それをわきまえて使う分にはそう悪くはない。
*3 いまどき、ちょっと気の利いた子供ならこんなのでだまされはしないが
*4 そういうわけで、今回は Windows98 がどうの、というより、単に初物買いで失敗した、 という程度の話なのであった。

12.Aug.1998 (Wed.)
あ゛ー、なんだか、えらく間があいてしまったような気がする。 われながら呆れた怠惰さ。サイト全体の更新も完全にストップして、「下逸」キャンペーンの リンクも完全にほったらかし。リンクしてくださった皆さん、本当にすみません。一応、 全部追加したはずですけど、もしぬけていたり、間違っていたら、ご一報ください。

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