Jan.1997  最新 過去 「世界ひしゃげ発見」に戻る

30.Jan.1997 (Thu.)
 バナー作った...*1

「ゲイツを下逸と表記しよう」キャンペーン推進中

 今日はこれだけ (壊)。

(*1) みんなで広めましょう...

28.Jan.1997 (Tue.)
 プログナイフ*1は実在した! いきなりで申し訳ない。10日の日記にも書いた通り、 音のなんでも小事典という本を買ったのだが、 読んでいたら、次のような文章に出くわした (p.242)。

 ...この他、音波を利用した治療法としては、白内障治療のための超音波メスがある。これは、 メスの先を振動させて切れ味をよくするものである。 この振動の振れ幅は100分の1ミリメートルから数十分の1ミリメートル程度の小さいものであるが、 周波数が高いのできわめて高速な運動である。

 規模こそ小さいものの、まさにこれはプログナイフではないか...って、 その筋*2ではこんな事はとっくに周知のことだったのかな?

(*1) 謎
(*2) 謎また謎

 そうです、私はまだ生きていたんです> ぴっぷさん武内さん

 で、このサイトを見ればわかると思いますけど、相変わらずアレ*1です。 元々乏しい体力/気力を WebBBS/Chat に吸い取られてるところも相変わらずです。 私の近況は、この日記を読むより、 シンクロ事件簿を読んだほうが良くわかるかもしれません。 事件簿には私はエリアスでのってますけど、ぴっぷさんや武内さんなら一目で分かるでしょう(爆)。

怪しいサイトに引き寄せられてしまうのは昔から変わりませんね。電波が呼ぶんですよ、きっと。

(*1) 電波教信者には説明せずとも通じる「アレ」(謎)

19.Jan.1997 (Sun.)
 一旦使用を中断した QEMM だが*1、もう一度きちんとインストールし直してみた。 今のところ特にトラブルはない。やはり Windows 不調の原因は QEMM そのものではなく、 いい加減な再インストールにあったようだ。

 QEMM といえば、DOS 時代にはいかに DOS のコンベンショナルメモリを空けるか、 という不毛な行為に励んだものだ。いわゆる config 猿、というやつである。

 そしてついに私は究極のフリーメモリに到達した。 当時のメモリーマップの記録が残っていたので、下に示そう...*2

 MCB  PSP  Size      Owner name     Param/Dev 
---- ---- ------- ----------------- ----------
0109 010A    768  qemm386           QEMM386$  
013A 0000 650288  <free>                      

 ご覧の通り、ほとんどキ○○イである*3。 こういう無意味なことに熱中した時代もあった、という事である...*4

(*1) 17日の日記参照
(*2) ソフトウェア環境は IBM DOS J6.3/V QEMM7.5 VJE-Delta、 DOS/V Super Driver 32(VTEXT)
(*3) 実は UMB はもっとトンデモないのであるが、 あまりにもアレなので、公表は控えよう...
(*4) では、今は有意義な毎日を送っているかというと、 やはり無意味なことに日々を費やしているのであった...

 故あって*1ここ数日、HTTP 関連の資料を漁っている*2。 その過程で見つけた「User-Agentについてのたわごと」(ごめんなさい、無断リンクです) というページ。 世の中にはいろいろなブラウザがあるものだと感心してしまった。 とくに Mac 版のインターネットエクスプローラーの項。大爆笑である。 さすが下逸*3、やることが豪快である。

 なお、このページからは、いろいろ有用な資料を入手できました。ありがとうございます。

(*1) CGI 関連で必要になったと思ってください
(*2) もちろん Web 上で。
(*3) 「ゲイツを下逸と表記しよう」キャンペーン実施中 (謎)

17.Jan.1997 (Fri.)
 最近 Windows の調子が極端に悪く、ネスケは落ちまくるし、Susie*1や FreeCell*2、果てはエクスプローラー*3までがいきなりフリーズする、 という状態だったのだが、どうやら解決したようだ。

 我ながらうかつだったのだが、原因は QEMM*4だったようである。 config.sys から QEMM の行をコメントアウトし、Windows95 付属の HIMEM.SYS/EMM386.EXE に書き換えたところ、これまでの不安定さが嘘のように、きわめて安定して動作するようになった。

 おそらく QEMM 自体が悪いのではなく、以前 Windows 95 を再インストールした際に、 QEMM をマスターフロッピーから再インストールし直すのが面倒で、つい config.sys を再インストール前の状態に戻すだけで済ませていたのが不味かったようだ。

 EMM386.EXE 環境下では DOS プロンプトのフリーメモリーが QEMM 環境下より 24KB 程少なくなる、 という欠点はあるものの*5、とりあえず当面不便はないので、 QEMM をきちんとインストールし直すのはまたの機会にしよう*6

(*1) 有名なフリーの画像ビュアー。
(*2) 言わずと知れたカードゲーム。現在の勝率は7割程度(汗)。
(*3) Internet Explorer ではなく、Windows 95 のシェルそのものともいえるエクスプローラーのこと。
(*4) 米 Quarterdeck Office Systems 社の超高機能メモリーマネージャー。 Windows 95 の登場とともにその役割を失いつつある。
(*5) 私は今でも DOS プロンプトをよく使うのだ。
(*6) こうしてだんだん使わないソフトが増えていくのかもしれない...

 昨日借りた「銀英伝」第4期のビデオを見終わった。結論から言えば、 原作9巻そのままである*1。第1、2期ではオリジナルのエピソードや、 適当な順序の入れ替え、独自の設定などが結構あって、そういう違いも楽しめたのだが。

 原作とアニメ版では、イゼルローン要塞の設定が大幅に違っていて、 それに伴って要塞周辺の戦闘のディテールがかなり違っている。第4期後半では、 また要塞攻防戦が中心となるので、そういう楽しみもちょっとはあるだろうか。

(*1) だから面白くない、というわけではないが。

 だいぶメールが溜まって、電八*1の動作が重くなってきたので、 過去のメールを少し整理する。と、いっても、 各フォルダー対して、月ごとの「過去」フォルダーを作成し、去年のメールをそこに 移しただけである。

 いつのまにか 3200通以上、8MB 近いメールが溜まっている。 しかもクラスタサイズの関係上一通当たり最低 8KB の領域を使用しているはずであるから、 実際には 26MB 近いディスク領域をメールが占めていることになる。 そろそろ本格的に整理しないといけないかもしれない*2

(*1) 電信八号。フリーの高機能メーラー。
(*2) LHA で圧縮していくつかのアーカイブにまとめるだけでも、 相当のディスク領域を節約できるだろうな。

16.Jan.1997 (Thu.)
 前回(13日)の日記で、「美奈代」と書いたが、改めて「すげこま」を読んだら、 「美奈世」であった。電波教徒にあるまじき間違いであった。教祖様、ごめんなさい (謎)

 ついでに、「電波オデッセイ」の主人公は「藤江田にちょっと美奈世入ってる」と書いたが、 むしろ「美奈世にちょっと藤江田入ってる」のほうが正しいかも、などと思ってしまった。

....などと懺悔し出すと、実はまだ「Daisy」の CD 買ってなかったとか、 電波教のページは何をするかすら決まっていないとか、いろいろな「アレ」が...(壊*1)

(*1) 最近だんだん「ひしゃげ日記」 のタイトルにふさわしい話題が多くなってきたような...

 近所のレンタルビデオ屋で、「銀河英雄伝説 (以下銀英伝)」第4期を借りてくる。 どうもヤン亡き後の銀英伝はいまいち精彩にかける、と思うのは私だけではないだろう。 ゆえに第4期を借りるのは「新作」ラベルが取れてレンタル料が安くなってからにしようか、 とも思ったりしたが、結局借りてしまった。

 まだ一巻目しか見ていないが*1、 やはりなんだかんだいっても面白かった*2。 確かヤンの声をやっていた富山敬氏は亡くなったはずだが、回想シーンなどはどうするのか、 と思ったら、すべて無言で、 ナレーションや他のキャラクターに代弁させていたのが何とも違和感が残ったが*3

(*1) 全6巻、今回借りたのは前半の3巻
(*2) 細かいことを言えばきりがないが
(*3) 結局細かいことを言ってしまうのだった (笑)

 最近 bignet*1 の ML*2 で、SSI の負荷が話題になっており、
    <!--#exec cmd="...."--> ではなく、
    <!--#exec cgi="...."-->
を使ったほうが (shell を通さない分) 軽い、といった意見が出ていた。

 いままで、exec cgi を使ったことがなかったので、いくつか実験してみたが、 どうもパラメータを渡すことができないようだ。

 NCSA httpd のサイトを見たりしてもいまいち原因がつかめず、Apache のサイトを見たところ、 結局 exec cgi ではパラメータを渡せないようだ。 Apache のサイトのドキュメントによれば、

    <!--#include virtual="..."--> を使え
とのことで、そちらを使ったところうまくいった。

 果たしてどの程度負荷が変わるのか疑わしいような気はするが、 CGI として呼び出すことの利点もありそうなので、さらに研究してみようと思う。

(*1) 言うまでもないが、このページがあるプロバイダである。
(*2) bignet ではサポートに ML を使っている。

13.Jan.1997 (Mon.)
 電波教 (謎) の最新教典 (といっても実は先月に出ていたのだが)、 「電波オデッセイ(1)」を買う。 私は教祖様の描くキャラクターの中では、実は藤江田タイプが一番好き*1なのだが、 美奈代も好きだ*2。この本の主人公は藤江田にちょっと美奈代入ってる、って感じで、 もう何も言うことはない (壊)。

(*1) 私はマゾではない。念のため (謎)。
(*2) もちろんコンビニの肉まんでもない (さらに謎)

 本の整理をしていたら、「MAKE の達人」が出てきた。だいぶ前に買ったまま、 ほったらかしになっていたのだが、ちょうど makefile の書き方を忘れてしまって困っていたので、 助かる。
 徳間書店は「相間本*1」の続きを出すのを諦めたのかと思っていた*2が、 どうやらそうではなかったようだ。相変わらず反省のない人たちだ。言わずと知れた、 「科学はアインシュタインに騙されていたのか」のことである。

 後藤 学氏など、さすがに「マックスウェル方程式はガリレイ不変だ」 などという主張は松田卓也教授らの批判を受けて「ミスだった」とあっさり間違いを認めたものの、 他の主張は相変わらずである。

 それでも間違いを認めるだけ、窪田氏や千代島氏なんかよりははるかにましであるが。 ただし、元々があまりにもひどい間違い (中学生レベル*3) で、 いくらなんでもこれははじめからわかっててわざとやったのでは*4? と疑ってしまうくらいである。「ミス」なんていうレベルの話ではない。

(*1) 「対論は違っていたと主張する」(造語)
(*2) 昨年の日記の最初の日を参照。
(*3) もちろんマックスウェルの方程式自体は普通の中学生には無理だが、 後藤氏の間違いはその本質をまったく変えずに2次方程式の話に置き換えられる。 そうすれば、中学生レベルの間違い、といえるだろう。
(*4) つまり、「どうせこの本の読者は何やらもっともらしい数式が書いてあれば満足するんだろうから...」という魂胆だったのでは、 と勘ぐってしまうのだ、どうしても。

10.Jan.1997 (Fri.)
 今になって、昨日の日記はちょっと書きすぎたのでは、と(少しだけ)後悔している。 いや、別に間違ったことを書いた、とは思っていない。思ってはいないが、 しょせんは個人的な喧嘩に過ぎないことを、公開された日記に書くのは*1、 どんなものかと思ってしまった。

 それに、今後もあのようなメールを受けることは覚悟しなければならないだろうし、 ではその度に昨日のようなことを書くのか、と考えると、ちょっと気が重いし。

 とはいえ、「1月9日の日記」として書いてしまったのだから、 それを今日消すのは止めたほうがいいだろう。 もしあれを読んで不快に感じた人が*2いたなら、お詫びして置こう。ごめんなさい。

 Z 氏のような人もメールを出した後で後悔したりすることもあるのだろうか....

(*1) 読み飛ばしリンクを張ったとは言え、ね...
(*2) もちろん Z 氏以外で

 せっかく再起動に成功したのだから、無駄に動かすのはもったいないと、 冷蔵庫の中身を買いにいった*1。帰りに自転車でこけてしまった。情けない(汗)。

 買ってきたのは缶ビール/コーラ/チーズ...など、ネットジャンキーのお供である。 これでいちいち階下に降りなくても....ああ、なんて廢*2な生活...(壊)

(*1) なんか本末転倒な話ではある。
(*2) 壊れているという話もある

 この書評ページ音のなんでも小事典という本を知って、 面白そうなので買ってきた。「辞典」なので、「音とは何か...」 から系統だてて解説するような本ではない*1。でも面白そう。

(*1) 最初がいきなり「屈折と回折」では、初心者にはつらいかもしれない。

9.Jan.1997 (Thu.)
 さて、年が明けてしまったのである。日記も新たなページにしよう*1...というわけで、 過去の日記を整理しようと思ったのだが....

9月以降の日記がない

という事実にいまさらながら気がついてしまったのである...

 今まで、過去の日記は「1996年7月の日記」「1996年8月の日記」...と分けていたのだが、 9〜12 月まで、たった2回しか日記をつけていない。これでは月ごとの分類どころか、 「9〜12月の日記」としてすら分類できないではないか....

 ....というわけで、去年の日記は全部ひとまとめにしてしまいましたとさ(笑)。

(*1) ついでに日記のフォームも変えてみた(見りゃわかるってか?)。

 年末から年始にかけて、 結構いろいろ事件があった。元々こういうページをつくる以上、 何らかの批判、中傷を受けるのは覚悟の上だったが*1、ついに来たのだ。

 なお、ここからの話は関係ない人にとってはあまり気持ちのいい話ではないかもしれない。 いわゆる「フレーミング(ネット上の喧嘩)」 がお嫌いな人は飛ばして読んで欲しい*2

 Z(仮名)と名乗るその人物からのメールはもう捨ててしまった*3ので手元にないが、

 既存の科学の側に立って疑似科学を批判することなど、誰にでもできる。そんなことをして、 偉くなったつもりか。そんなに正義の味方を演じたいのか。反吐が出る。

 何の害もない、人のいいおじさんに余計なアドバイスをするおまえのようなガキは 一度けつをひっぱたいてやらないといけない。反省して一から出直せ。

...というような文面であった*4

 さて、文面のあまりの非礼さを別にすれば、確かにこの意見にも一理ある。というか、 最初からこのような批判は覚悟の上でやってるのだ。だが、こちらにも言い分はある。

(*1) 意外にも(?)、好意的なメッセージを数多くいただきました。 本当に感謝してます。
(*2) 私自身もフレーミングは嫌いなのだ。しかし、 このページの存在理由に関わることなので、何も書かないわけにはいかない...
(*3) あまりにも見苦しいので、とりあえず電八(私が愛用しているメーラー) のごみ箱に入れておいたのだ(後で別の場所に移そうと思っていた)。 電八終了時にごみ箱をクリアする設定になっているのに気が付かなかったのだ...
(*4) 記憶に頼って書いているので、多少違いはあるが、 少なくとも下劣さを誇張するようなことはしていないし、文意も変えていないはずである。

 まず、私が「超科学」のページで批判している(予定も含めて)超科学者たちに、Z氏のいう

「人のいいおじさん」

など一人もいない。

 たとえば猪股氏が村上陽一郎氏の著作を意図を180度捻じ曲げて引用していたことは既に 「これが恐怖の超科学だ!」のページで述べた。

 窪田氏は松田卓也教授の批判記事の「絶対静止系」という言葉をあげて、 あたかも松田教授が相対論で否定されたはずの「絶対静止系」 の存在を信じているかのように書いたことも既に述べた。

 他にも、窪田氏が自説に都合がいい事実を創作・捏造している証拠はいくつもある*1

....とまあ、これくらいにしておくが、こういう

「(主観的な)真実のためなら嘘をついてもいい」

というような人間を「人のいいおじさん」とは呼ばないのは確かである*2

(*1) いずれ詳しく論証する予定であるが、 そもそも氏の著作を読むと引用元を明らかにしない記述が多すぎることに気がつくはずである。
(*2) でなきゃ、「ああ言えば○祐」も「人のいい好青年」である

 第2に、既存の科学の立場から疑似科学を批判する、というのは確かにその通りだが、 私のやろうとしていることは Z 氏が言うほど簡単なことではない。それは知識とか、 本来の科学者としての能力の問題ではない(私はただのアマチュアである)。

 たとえば、前出の松田教授は最近「なっとくする相対性理論」*1という、 素晴らしい教科書を書かれた。相対論をきちんと理解したい、という人にとって、 これ以上の教科書はそうはないと思う。この本の中にも、 窪田氏やコンノケンイチ氏に対する批判、彼らがどう間違っているかの詳しい解説が載っている。 そして、その批判はまったく正しいし、解説も分かりやすくて的を射ているのだ。

....にも関わらず、窪田氏等や、彼らの著作を読んで「相対論は間違ってるのか」 と思ってしまった人はこの本を読んでも意見を変えないであろう、と私は思う。いや、 確信する

 なぜなら、松田教授は「窪田氏の勘違い」をトレースしていないからである。 窪田氏の著作を読むと、本当に唖然とするほど珍妙な勘違いをして、 そこで引っかかっている事が分かる。たとえば、窪田氏はレーザーのことを

「とにかくある特定の方向に光が湧き出てくる魔法のランプ」

だと思っている(らしい)ことは「窪田先生と愉快な仲間たち」の#5 で述べた。 だから、「科学朝日」の批判記事に対する窪田氏のあの奇妙な反応が出てくるのである。 この点を押さえないで批判しても、窪田氏等からは「問題をすりかえた」としかみなされないのだ。

 もちろん松田教授に非は全くない。そもそもそんな珍妙な勘違いにいちいち付き合うことなど、 元々無理な相談なのだ。

 だが私がやろうとしているのはそれなのだ。「窪田先生..」の#5〜6 を読めばそれがわかっていただけるのでは、と思う。

 もちろん、私の文章を読んで、窪田氏等が自分の間違いに気がつく、 などということは私は全く期待していない。既に述べたように、 彼らは既に自分に都合がいいように事実を捏造するレベルまで堕ちてしまっているからだ*3 15.Aug.1997 修正

 だけど、彼らの本を読んで、「相対論は間違っていたのか...」 とかうっかり信じちゃった人はもしかしたら、説得できるかもしれない*2。 私がやろうとしているのは、そういうことである。もちろん100%達成できるとは思っていない。 実のところ彼らの勘違いはしばしばトレース不能に感じるのである。 だから、最初にも言ったように、Z 氏が言うほど簡単なことをしようとしてるわけではないのだ。

(*1) 二間瀬敏史教授との共著である
(*2) ただし、この後で述べるように、本来は別にそういうことが目的なのではない
(*3) コード変換の際、文字化けを起こしたらしく、「捏造...」以降が判読不能になっていた。 記憶に忠実に復元したつもりだが、もし間違っていても勘弁していただきたい

 第3に、私は別に正義のためにやってるわけではないし、そう装ったこともない、ということである。 さっきまでいってたことと矛盾して聞こえるかも知れないが、別に私は、

「世の中にはこんな間違った本がある、けしからん」

とか、

「こういう間違った考えは正してやらねば」

等と思っているわけではない。私は単に、自分の楽しみのためにやっているのだ。 なぜそんな事が楽しいかといえば、私が基本的に「意地悪な人間」だからだ。 「驚異の超科学が失笑された」のページの冒頭にもちゃんとそう書いてある。

 単に「こんな説は間違ってる」と攻撃するのではなく、 「なぜそのような間違いをしてしまうのか」という部分にスポットを当て、 タイトルにもあるように笑ってしまおうというわけです (単に攻撃するよりむしろ意地が悪い話ですが)

*1

 要するに、早い話が「意地悪してやろう」というページなのだ。正義の味方を演じている、 などといわれる筋合いはない*2。 ましてこんなことで「偉くなったつもり」になんかなれるはずがない

 「意地悪なんて悪趣味だ」という批判なら甘受しよう。 でもそういう人は読まなければいい。私は悪趣味な人間なのだ。 その悪趣味に無理に付き合う必要はない。ただそれだけのことである*3

(*1) 上記の「勘違いをトレースする」もちゃんと含まれてるでしょ?
(*2) 日本の「正義の味方」 は一人の悪人を5〜6人がかりでいじめたりすることもあるようだが。
(*3) もっとも、そういう悪趣味に絡むのが趣味、 という悪趣味な人もいるかもしれないが。

 さて、上記のような詳細な反論を書いたわけではないが、一応 Z 氏に「ご忠告ありがとう、 でも大きなお世話。いやなら読まなくていいよ」と丁重に(笑)返事を書いて送ったのである。 先月の中旬のことであった。

 すると、「宛先不明」で帰ってくるではないか。 Z 氏の記したメールアドレスはでたらめだったのである*1

 はっきりいって、たとえ内容が正論であっても*2「反吐が出る」 などと匿名で書いてくる輩に「汚らわしい人種」*3 などといわれる筋合いは全くない。

(*1) いや、もちろんそんなことははじめから予想していた。 返事を書いたのはあくまでも確認のためである。
(*2) 実際、最初に書いたように、私は Z 氏の言うことにも一分の理がある、 と認めるのである。
(*3) 本当にこんな言葉が書かれていたのだ。 「意地悪」を自認する私にもとても使えない言葉である。

 匿名メールといえば、その手の裏技はいろいろあるようだが*1、 Z 氏の手口はごく稚拙なやつで、 単にブラウザ付属のメーラーのアドレス設定をでたらめにしただけであった。 だから、今ではこのメールの主が誰であるのか、特定できているのである*2

 そこで、私としては、Z 氏の希望をかなえてあげることにした。 Z 氏がアクセスしてきたときは、本来の「ひしゃげ発見」の表紙ではなく、 このページが表示されるような仕掛けを作ってみたのだ*3

 何度も言うが、私は意地悪で悪趣味な人間なのである(笑)。

(*1) (*2) どんな裏技があるか、どうやって Z 氏を特定したのか、 もちろん詳細を書くわけにはいかない。Z 氏が読んでいるかもしれないからね。 馬鹿に知恵をつけてやる必要はないのである。
(*3)現在、実際の「偽表紙」は少々これとは異なっている。 実は Z 氏とは他にも因縁*4があって、 その関係でちょっと本当の「偽表紙」はお見せできない。
(*4) 念のためいっておくが、「その他の因縁」というのは、 「Z 氏の明らかになった素性」に関連するので公開できないのである (あんまり恥をかかせちゃ、可哀相だからね)。 私にとって都合が悪いことを隠しているわけではない(もしそうなら、 そもそもこんな事を書く必要はない)。

 さて、関係ない読者には少々不愉快なことを書いてしまったかもしれない。 本当は別の話題があったのだ。

 今朝、米 Origin の傑作ゲーム「Wing Commander IV - The Price of Freedom」(以下 WC4) を久しぶりにインストールして遊んでみたのだ。そして、いまさらながら感動してしまった。

 どこがいいのか、と聞かれると、説明に困る。 制作費が数億ドルだとか(果たしてコストを回収できたのだろうか...)、 CD-ROM 6枚組み(DVD-ROM が待ち遠しいね) だとか、 主演が Mark Hamill (言わずと知れた Star Wars のルークである)だとか、 このゲームのために CPU&マザーボードを 486 (Amd 5x86) からペンチ(120MHz) に換えるはめになった(ちなみにそもそも私が PC を買ったのは Wing Commander2 をやるためだった、 という話もある)とか、 そんなことはどうでもいい(いや、どうでもよくはないのだが)。

 なんというか、オープニングで、既に「じぃ〜ん」である。

 言い忘れたが、「主演 Mark Hamill」でわかる通り、 このゲームの動画はすべて実写取り込み(+ CG 合成)である。 DOS で、純粋にソフトだけで再生するのだから、当然画質はそれほどは良くない (前作 WC3 よりだいぶ向上してはいるが)。

 しかし、そんなことはどうでもいい。最初に Origin のロゴが出るところ、 そして "Starring Mark Hamill....in.... Wing Commander4 - The Price of Freedom" とタイトルロゴが出るあたりで背中がぞくぞくしてしまう。

 元々「Wing Commander」シリーズは人類と異星人との闘争がメインテーマだったのだが、 WC4 はその大戦の終結後の話である。今度の敵は人間なのだ。真の敵は終盤のほうまでわからない。 ついさっきまでのっていた船を沈めねばならない場面も出てくるのだ。

 ...う〜ん、やっぱりうまく表現できないな...やっぱり書くより遊んだほうが楽しいな、 ゲームは。....続きはまたいつか書くことにしよう....

 そう言えば、夕べは私の部屋の冷蔵庫の3年ぶりの再起動実験をしたのだった。 結果は、ボーダーラインを超えた瞬間にパルスが逆流、制御不能に陥り、 コンセントを抜いても内部電源で...

....などということは起こらず、もちろん「高エネルギー反応」や 「扉を開けると粘菌状の組織が...」等ということも起こらなかった。

 なんか急に謎の記述が出てきてしまったが、3年間も放ったらかしにしたにもかかわらず、 何事もなかったかのように起動したのであった....愛い奴である>冷蔵庫。

 なんか久しぶりなもんで、ずいぶんと長い日記になってしまった。 明日からはこんなには書くとは思えない(そもそもちゃんと書くかどうかも怪しい...)

 ページの本来の内容の更新は、もうちょっとまってくださいね。久しく触ってなかったら、 TEX の使い方を忘れてしまったのだ...(汗)

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