7つの封印 --- その2


なんと、前回の更新をしてから随分時間が経ってしまいました。
神さんとか爺さんとか獣とかの真ん中に、血まみれの子羊が立っていたところまででした。
さて、それでは続きです。
子羊の七つの目と角は、この世界に天界から派遣された神の7つの霊を象徴していた。この部分はちっとばかしちょっとばかし唐突に神の7つの霊とか出てくるんだなぁ。この七つの霊って言うのは、7人の天使と同じことなのかもしれないが、よく分からんところであはあります。

しかし、この子羊はどこからやってきたのだろうか?不思議だ。

子羊は無造作にポコポコと神の方へ歩み寄ると、玉座に座っている神の右手から巻き物を奪い取るようにして受け取った。このとき、「こんなもん、わいが開けたるわ!」と言ったかどうかは不明である。

子羊が巻き物を受け取ると、先ほどからやけにリアクションが大きい4匹の動物と24人の老人達は案の定、大きいリアクションを採ったのである。「ハハ〜〜ッ」と子羊の前にひれ伏したのである。そして、4匹の動物と24人の老人達の全員が、どこから取り出したのか解らないが、竪琴とプンプンと匂いがしている金の杯を持っていたのでる。こいつらはまったく手品師みたいだ!この匂いはキリストの王国の国民の声である。まぁ、言ってみれば金の杯の中から「みゃー、みゃー」と声が聞こえてくる見たいなもんでしょうか?
そして、何事にも大袈裟な4匹の動物と24人の老人達は、またもや歌を歌い始めたのである。こんなうたである。

デチュデチュデチュウ!あなたは巻き物を受け取って封印を解くのにふさわしい人ぉデチュウ!
あなたは自分の肉を食われ、血を流して、すべての部族、言葉、民族、国民の中から神様のために人々を選んだからデチュウ!
デチュデチュデチュウ!
その人々を集めて祭司として王国と作って、神様のために地上を治めさせたからぁ〜... デチュデチュデチュウ!

しかし、実際これは一体どんな歌だったんだろうなぁ。まぁ、日本語の歌詞だったわけじゃないので、字余りになるようなことは特になかったとは思うが、異様に妙な歌ではある。そこでヨハネが回りを見渡すと、玉座と動物と老人達の周りに天使がウジャウジャと何万何億といて、その天使達が一斉にしゃべり始めたのである。またまた、今度は天使がウジャウジャと湧き出したのである。なんか、本当に次々と色んなものが湧き出してくるもんである。

さて天使はなんと言ったか?

こうである。

「人にからだを食われた子羊はぁ、とかぁ、とかぁ、知恵とかぁ、勢力とかぁ、栄誉とかぁ、栄光とかぁ、賞賛とかとかぁ、受けるのにふさわしいかも知んなぁい。」

ヨハネはまた別の声もきいた。「玉座に座る神と子羊に、永遠に賛美と栄誉と栄光と力がありますように!」

この言葉は、空と地上と地下と海の中にいるすべての生き物が発した声であった。つまり、鳥、動物、昆虫、もぐら、ミミズ、魚、カエル、ダチョウなどなどがそう言ったっていうことでしょう。まぁ、なんでもいいですが...。

それを聞いて4匹の動物は「アーメン」と言い、24品の老人は、「またか」と言いたくなるけれど、ひれ伏したのである(さっきひれ伏したばかりじゃないか!そのままづっとひれ伏してりゃいいのもを...)。

さて、ここからいよいよ子羊が巻き物の封印を解くのです。がおきますよ。



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