えぎょうほうし
恵慶法師

   ●(生没年不詳)
    花山天皇の寛和(九八五〜九八七)の頃の人で、播磨国の国分寺に講師として下った
    ことがあります。平兼盛、源重之、大中臣能宣らと交際があり、特に安法法師とは親しく
    おそらく、王氏の末流源氏であったと考えられています。
    『拾遺集』秋の部に「河原院にてあれたるやどに秋来といふ心を人びとよみ侍りけるに」と
    あります。この和歌は、かつて河原左大臣が住んでいた河原院の跡に住んでいる安法法師の
    ところにあつまる歌人たちとの間で隠逸な風雅生活を楽しんでいたと思われます。
    かつては陸奥国・塩釜に模した豪壮な庭園も、荒れはて廃園と化していました。
    
    中古三十六歌仙の一人に数えられています




   ●この和歌は『拾遺集』秋・一四〇に収められています。






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