●(?〜990) 平兼盛は光孝天皇の玄孫にありながら、臣席に降下しました。三六歌仙の一人です。 駿河国守をしていたときには、和歌で書かれた訴状を受け取り、和歌で返事を書いたそうです。 この和歌は村上天皇の御前で執り行われた歌合いの席で、「忍恋」を主題に壬生忠岑と 歌を歌い合いましたが、優劣つけがたく判定人は、天皇の様子をうかがったところ、この和歌和歌を 口ずさんでおられたので、この和歌を勝ちとした逸話があります。 ●この歌は『拾遺集』恋一・六二二に収められています。