三種の神器



古代日本史において最大の謎と云われており
『三種(みくさ)の宝物』とも呼ばれています。

○八尺鏡(やたのかがみ)
○草薙神剣・草薙藝剣(くさなぎのつるぎ)・天藝雲剣(あめのむらくものつるぎ)等の呼び方があります。
○八尺勾玉・八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)

●八尺鏡
天照大神が天の岩戸に隠れた際に用いられており、
現在は伊勢神宮に安置されている。
現存している鏡はもともとの鏡ではなく、丹波の元社地が火災に遭って変形した際に、2面(表裏)の
鏡として後日つくられたもののうちの表の鏡である。
この鏡には『此れの鏡はもはら我が御魂として、吾が前を拝(いつ)くがごとく、斎(いつ)き奉れ』
-古事記-(この鏡を見る時は我が姿を見ると思え)等という文字が彫られています。
この神勅(神様のお言葉)から、自分(神様)の姿は見えないけれど、この鏡を神様自身だと思って
見なさいということになります。
物事を判断するときに、表面的なことに惑わされる事なく心の目をもって判断しなさい、というような
意味にもなるのかしら。

天照大神が所持し「智」を象徴しています。


●草薙藝剣

父、景行天皇から東夷征伐の命を受けた時に、伊勢の伯母大和姫から「天の村曇」の太刀と
「火打ち」を授かりました。
駿河の國あたりで、賊の策略に遭った時に
あたりの草をなぎ払い、火打ちで火をつけてこの危機を乗り切りました。
これ以来この太刀を「くさなぎのみつるぎ」と呼ぶようになりました。


日本武尊が12代景行天皇の御代に名古屋市緑区の火上山に留め置いたとされています。
妃の宮簀媛命(みやすひめのみこと)がこの剣を熱田の地にお祀りになったとされています。
日本略記によると、壇ノ浦の合戦で平家滅亡の際に安徳天皇と共に海深く沈んだとされています。

素戔嗚尊(武神)が所持し「労」を象徴しています。


●八坂瓊勾玉
記録が少なく現在は宮中三殿の賢所に安置されており、その場所がら他の二種の宝物とは
別の意味をもたせています。「玉爾」的な意味合いを有しているといえます。

月読命(月神)が所持し「仁」を象徴しています。
月読命に関わりを持つ勾玉が「月」を表しているといえるのでしょうか。

これら三種の宝物は日本書紀・古語拾遺・古事記などに掲載されていますが、まだまだ謎が多いようです。








[もとに戻る]