天秤座がどのようにして成立したのかは、謎なのです。古代バビロニアにおいては、そもそも
天秤座という星座は存在していません。
古代では蠍座が今よりも大きな星座として知られており、今でいう天秤座は蠍(サソリ)の爪
として描かれていました。
では何故天秤座という名前になったのでしょう
紀元前2000年頃には秋分点がこのあたりに位置していたと云われています。
昼と夜を等分に分ける秋分点に位置する明るい星を、天秤の計量皿に見立てたのではないかと
云われています。
乙女座で紹介しましたように正義の女神アストレイアの持つ天秤だとされています。
つまりこの世の善悪を計る正義の天秤ということになるのでしょうか
女神アストレイアは死者の魂をこの天秤で計り、悪しきものは地獄に送ったとも云われていま
す。
かの良き黄金の時代(神々と人間が大地で一緒に暮らしていた時代)世界は平和に満ちてい
て、天秤はいつも正義に傾いていました。
次の銀の時代になって人間が争いを好むようになり神々がオリンポスへと去り女神アストレイ
アだけが残り正義を人間に説き聞かせていました。大神ゼウスによってこの銀の時代も終焉の
時をむかえました。
そして銅の時代、偽りと策略の日々で、人間は戦争をはじめ、友人どうし、親子兄弟までもが
戦い争うようになりました。
そして彼らは自ら死に絶えました。
さらに英雄の時代でも相変わらず悪がはびこっていたものの、神々を父とし人間を母とする正
義の英雄が出現し、女神アストレイアも少しだけ気を取り戻しました。
ところが、次の鉄の時代になると、人間は堕落し、残忍で嘘をつき好戦的となってしまい、女
神アストレイアもさすがに人間の堕落を見ていられなくなってとうとう天高くへと去ってしま
い星座となってしまいました。
これが乙女座の項目で紹介した内容で、この女神が所持していた天秤が天秤座となったと云わ
れています。
☆
<<性格>>
両方の器のバランスを保とうといつもゆらゆら揺れ動いている天秤。
相手の人に遠慮がちになったり、時として対等な立場になろうとしたり、バランス感覚に優れているあな
たはまさに天秤そのものといえるのではないでしょうか?
人が死んだ時にこの天秤で魂を計ります。
片方に魂を乗せ他方には羽を乗せてバランスがよければ来世が約束され、均衡が崩れるとその邪悪な魂は
怪物に食べられてしまいます。
天秤座は風の星座に属します。
理性と客観性を持ち、物事を合理的に考え、情に流されないで自分の方向性を見いだそうとします。
情という感覚的な概念を重視せずに冷静な立場をとろうとしがちです。
感情論で行動することよりも法、秩序を守ろうとする考え方、概念は天秤の持つ「裁く」という云われに
あるのかもしれません。
☆
<<愛の形態>>
守護星の金星は愛の星です。
愛を求め、人生そのものが愛でなりたっていると考えがちです。
ただし天秤座(金星)の愛は肉感的、現実的な愛ではなく、感覚的な愛なのです。
絵画・音楽から感じられるような美しさ、またこれらから与えられる理念的な愛なのです。
思考的な要素に左右されやすいので一緒に共有される時間を楽しむよりもお互いに自分の個性、自分だけ
の世界をもちながら自由に均衡を保とうとしがちです。
一方的に求めたり、与えたりするよりも
「持ちつ持たれつ」の関係を求めようとします。
☆
<<本当の私>>
周囲からは優柔不断的に見られがちな天秤座のひと・・
これはもめ事を好まない性格からきています。
洗練された物腰、物事の対処をやんわりと断る力、会話センスの良さ等で守られています
でも・・これには限界があります。
時として白黒はっきりとさせなければならない状況下になったときに態度を明確にさせないと自分にとっ
て不利な立場に追い込まれてしまう危険性があります。
優れたバランス感覚をもっているあなたです、勇気を持って行動してみることもときにはいい結果をもた
らすのではないでしょうか?
☆
<<ラッキーアイテム>>
数字は「6」
金属は「銅」
色は「ピンク、グリーン」
方角は「西」
宝石は「サファイア」
花は「バラ」
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