レミット








 可愛いから許す!!終!




























 いやいや。
 でも可愛いです〜(*^^*) 照れてる顔が可愛い。意地張って気の強いこと言っちゃうのが可愛い。寂しいくせにそれをひた隠しにするのも可愛い。バレバレなのも可愛い(笑)

 告白ではああ言われましたが、私はあくまで子供だと思ってます。懸命に背伸びしてる子供ですね。たぶん彼女は「マリエーナ第3王女」という肩書き以外に自分が何も持たないことを知ってて、でも誰も自分を見てくれないのが怖くて、ああやって強がってるんじゃないですかね。普通の13歳の女の子がそんな大したもの持ってなくて当たり前なのに。

 実際にはレミットは恵まれています。アイリスという人が側にいるのですから。でもレミットは「アイリスに迷惑をかけている」という意識が強くて素直にお礼も言えない。アイリスが「あなたみたいなワガママな人は知りません。さよなら」って言ってしまえばそれまでで、レミットに引き留める術はないのですから。本当はアイリスさんがそんなことするわけはないんだけど、レミットには一番怖いことなんじゃないかと思います。でも怖がってるなんて思われたくないから強気の態度を取ってしまう。「気にしてほしいから…」は、私にとってはレミットがアイリスに一歩近づけたという意味も大きいです。

 「わたしもやればできるんだ…」とかいう台詞どこかにありましたよね?(ちょっとうろおぼえ) 彼女にとってはこの旅は「自分の価値探し」という側面もあったんじゃないかと思います。誰も自分に価値を認めてくれなかったから、自分で認めようって。最初はただの邪魔だったけど、「気にしてほしいから…」の後ではそれだけじゃない、自分なんかについてきてくれてる人たちのためにも、自分のためにも、絶対に負けられない。そんな想いを感じます。



印象インデックスに戻る
不思議リュートに戻る
プラネット・ガテラーに戻る