角館・伝承館の門
鉛筆+透明水彩 F1 2012.5.2


 盛岡のホテルに、1日と2日、連泊するので、2日は新幹線で角館を見に行くことにしました。 新幹線で米婦人3人グループとの交流もありましたが、 長くなるので割愛します。

 以前角館に行ったときは、3日居て一輪しか咲かず、今回はぜひリベンジしたいと、 北上滞在中から狙っていました。

 今年はその時以上に開花が遅れ、28日にようやく一分開花とネットで見たので、2日が 見頃になるだろうと、勇んで出掛けました。

 角館には9時前に到着。人があまりいない内に写真を撮りたいと思ったものの、武家屋敷 通りの車乗り入れ禁止は10時から、まだ車が通るのでゆっくり写真が撮れません。 しかももうすでに花吹雪になっています!見る間に白い枝垂れ桜がどんどん散って、柳の様に なっていってます。

 武家屋敷をこの伝承館まで歩いてきて、門の中に満開の桜をようやく発見。ピンク色の濃い ヤエベニシダレ、たくさんの人が写真を撮っていました。私も白い花よりも色が使えて、 描きやすいので、ここで描き始めました。

 東京から新幹線で駆けつけた友人も11時過ぎに到着。桜が散り始めているのを見てガッカリ。 彼女は観光協会に問い合わせたとき満開はGWの終わり頃と言われたとか‥‥。

 近くの桧木内川ぞいのソメイヨシノを見に行きましたが殆ど開ききり、ちょっと強く風が 吹くと、花吹雪が舞います。それでも花の間から若葉が出ていて、目にまぶしい新緑なのは、 東京で見るソメイヨシノとは少し違う風情でした。

 お茶を飲みに入った喫茶店のマスターの話では、そこの庭の枝垂れ桜も、29日の朝に開花 したとのことですが、もう殆ど散っているのです。角館の見頃に合わせるのは本当に難しい と実感しました。

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