全国各地から入荷した水産物が、卸売場に並べられます。
 せり開始のアナウンスが流れると、卸売業者のせり人がせり番号と魚の名前を呼びあげ、仲卸業者・売買参加者が値段を競り合い、一番高い値をつけた買い手にわたされます。

 超低温冷蔵庫から運び出された冷凍マグロ、また世界各地から空輸されて来る生マグロがせり場に並べられます。

 仲卸業者は、早朝から入荷量、鮮度、脂ののりぐあいなどの下見をしてからせりにのぞみます。

 せり落とされた水産物は仲卸業者の手で直ちに仲卸売場に運ばれ、魚屋・すし屋・加工業者等の買出人が買いやすいような単位に分けて陳列し、キロや箱単位で販売します。
 買い付けたマグロは、仲卸業者の手によって、冷凍マグロは電動カッターで、生マグロは大きな刀のような包丁でさばかれます。


仲卸売場

 右の施設は根岸湾の海水を汲み上げてろ過を繰り返し、きれいな海水にします。こうしてろ過された海水は、生きたままの魚の流通に利用され、新鮮でおいしいと人気のある「生きづくり」料理に活用されています。

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田中 慎一郎(hamadaen@iris.or.jp)