ミャンマー2004 勝三郎 60年後のビルマ
付録 その2
ひかり座

男の世界
↑ 第二回作品 「男の世界」

 バー・ダリアの窓。
 窓の向こうに有楽町の街と高架線が見える。この風景も絵ではなくミニチュアでつくり、電車には灯りをつけ、本当に走らせるという懲りようだった。
↑ 第三幕、地下室の場。
 「男の世界」はギャングの首領と幼なじみのGメンの物語。脚本ももちろん収容所内で書かれたものである。 
↑ クラブ・キューピッツ
 ピストルを乱射する場面では、カウンターのうえの洋酒の瓶が割れ、シャンデリアがゆれる迫真の舞台だった。
 じつは後ろで銃声にあわせてカナヅチでボトルをたたき割り、シャンデリアは竹竿でつついてゆらしていた。シャンデリアは数本のビンを組み合わせて作ってあった。

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