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「世界を欺いた科学10大理論」目次全文

はじめに

第1章 誤解と誤用によって混迷する相対性理論

第1節 光は無用? − テルレッツキーの致命的誤り

1 絶対的な時間・空間の限界 − ニュートンは神様?
2 光と時間 − 循環を逃れられないアインシュタインの定義
3 無謀な試みによって墓穴を掘るテルレッツキー

第2節 超光速粒子タキオンと因果律の破れ − 驚くべき三重の誤り

1 超光速と相対性理論 − すでに出発点において間違っている!
2 タキオンで因果律が破れる? − 世界を欺き続けた迷信の正体
3 過去への通信? − 平然と支離滅裂な計算をする「一流」の物理学者たち
4 量子力学と超光速 − 他人を安心させようとしてボロを出す
5 再解釈原理 − 無意味な「原理」をありがたがる科学者たち

第3節 タイムマシンは可能? − 笑止なワームホールの理論

1 ワームホール (虫食い穴)
2 過去への旅行? − 物理学者たちの情けない対応ぶり
3 思考の混乱か、それとも破廉恥な欺瞞か − ソーンたちの稚拙なトリックを暴く
4 ホーキングとソーンは「同じ穴のむじな」 − 思考力の欠如を隠蔽するための数学的粉飾 (時間順所保護仮説)

第4節 ブラックホールにおける奇怪な時空 − 妄想におびえる物理学者たち

1 ブラックホールの一般的性質
2 時間の逆流、ホワイトホール、無数の宇宙! − 奇怪な時空が物理学者を脅かす
3 意外な正体 − 苦し紛れの理屈は通用しない

第5節 双子のパラドックス − 安易な思考法が問題の本質を隠蔽する

1 時計のおくれとパラドックス
2 等速直線運動の場合 − 「矛盾」はない
3 加速度運動の場合 − 特殊相対性理論を使うと必ず失敗する
4 究極の解決は可能か? − 加速度運動の相対性と一般相対性理論

第6節 時間が消える? − H. ミンコフスキー以来の素朴で危険な解釈

1 四次元「時空」から四次元「空間」が捏造される
2 決定論的世界観 − 単純な数学的テクニックにだまされる短絡的思考

第7節 物理学者アインシュタインの「信仰」 − 宇宙と数学の「予定調和」

第2章 ファインマンの喜劇的思考法にメスを入れる

第8節 電磁気学の謎 (先進波) − ファインマンの無意味な空騒ぎ

1 過去へさかのぼる先進波の問題
2 奇策を弄するファインマン − 吸収体理論
3 救いようのない「悪しき循環」
4 真の解決を目指して − 数学と観測と時間の関係

第9節 陽電子は過去へと進む電子? − ファインマンの荒唐無稽な解釈は破壊すべし!

第3章 宇宙論が作り出した現代の神話の正体

第10節 人間原理の宇宙論 − 人間の思考を冒涜する二十世紀の宗教

1 人間原理とは何か?
2 欠陥だらけの不毛な「原理」

第11節 宇宙の収縮によって死者が生き返る? − 時間についての典型的な誤解の産物

1 宇宙の膨張と時間とエントロピー
2 粗雑な思考が奇妙な理論をでっち上げる

第12節 噴飯ものとしてのホーキングの宇宙論

1 ホーキングの宇宙論と虚時間
2 珍妙な思考法 − 宇宙論は個人的な「好み」によって作られる!
3 無邪気でお粗末なホーキングの時間論 − 虚時間が実時間!

第4章 疑惑のエントロピー − 熱力学第二法則のコペルニクス的転回

第13節 エントロピーは本当に増大するのか? − 物理学者は根本的疑問から目をそむける

1 エントロピー増大の法則 (熱力学の第二法則)
2 初期状態の謎 − わかったふりをしているだけの物理学者たち

第14節 コペルニクス的転回 − エントロピーと人間の新しい関係の提案

1 熱力学の第二法則の根拠は「人間の自由」である!
2 人間はなぜ低エントロピー状態を選択するのか

第15節 時間とエントロピーの関係についての欺瞞

第16節 ブリゴジンの「パイこね変換」の理論は必ず失敗する

1 力学と熱力学の統一の問題 − 心がけはいいのだが…
2 ブリゴジンの思考の根底にある空虚な形式主義
3 「パイこね変換」 − 打ち砕かれるブリゴジンの夢

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