ていしんこう
貞信公

   ●(八八〇〜九四九)
    貞信公とは藤原忠平の諡(おくりな)で、関白藤原基経の子です。
    右・左大臣を経て摂政・関白・太政大臣従一位へと位を極めました。   
    兄・藤原時平の讒言で失脚した菅原道真とも親交をつづけました。

    『大和物語』九九段には、忠平が寛平法皇(宇多天皇)のお供で大堰川(嵯峨にある大井河)を
    訪れた際にあまりにも紅葉が美しかったので、<B>忠平が醍醐天皇にも見せたいと
    思い御幸を促す和歌を奏上したと記されています。

    『拾遺集』『八大集抄』では、<B>寛平法皇(宇多天皇)が御子の醍醐天皇にも見せたいと思い、
    時平に御幸を促すために和歌を奏上をさせた記されています。

   ●この和歌は『拾遺集』雑秋・一一二八に収められています。
    







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