ぶんやのあさやす
文屋朝康

   ●(生没年不詳)
    文屋康秀の子で、大舎人大允(おおとねりのだいじょう)であったこと以外はわかりません。
    是貞親王(これさだみこ)家歌合、寛平后宮歌合などに出席していますが、
    『古今集』『後撰集』を合わせて三首が現存するだけです。

    寛平五年(八九三年)、是貞親王家歌合で詠んだ和歌が、この和歌と同じように
    「白露」を題材にして詠んでいます。


    『古今集』四秋上・二二五
                「是貞のみこの家の哥合によめる」
                                                  文屋あさやす
    秋ののにをく白露はたまなれや  つらぬきかくるくものいとすぢ




   ●この和歌は『後撰集』秋中・三〇八に収められ「延喜御時歌召しければ」とあります。






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