●(生没年不祥) 別名を文琳といいます。六歌仙・三十六歌仙の一人です。 古今集序では文屋康秀の歌は、「ことばたくみにて、そのさま身に負はず。いはばあき人 (商人)のよききぬきたらむがごとし」と記されています。 また三河国に赴任するときには、当代の美女として名高い小野小町に 「一緒に行って田舎見物でもしませんか?」と和歌を送って、 「誘ふ水あらばいなむとぞ思ふ」と好意的な返歌をもらったりもしています。 ●この歌は『古今集』秋下・二四九に収められています。