占星術上では、冬の星座オリオン座の隣に輝いている牡牛座からこの名を取っています。
この牡牛座中で最も目立つ星はアルデバランで雌牛の目とも呼ばれています。
また、この牡牛座には女神アルテミスに仕えていた7人の姉妹が天に昇った姿と云われるプレアデス(和
名を昴)もあります。
占星術が誕生した頃、春分点が牡牛座にあったために、重要な星座だとされていました。
そしてこの牛は牛頭の魔人ミノタウルスの化身とか海の神ポセイドンに関係があると云われています。
地中海の海岸にあったフェニキアの王には、エウローパという美しい王女がいました。
この王女に大神ゼウスが一目惚れしてしまい
ある日ゼウスは真っ白な牡牛に姿を変えて姿を現しました。その美しさにエウローパは思わず背中にのっ
てみました。
その途端に牡牛は海中に飛び込むと地中海の波の上をまるで陸地を駆ける様に走り出しました。
そしてゼウスが生まれたクレタ島にエウローパを連れていき、ここで彼女はゼウスの子を三人産んだと云
われています。初めてやってきた土地だというので彼女の名前にちなんでヨーロッパと呼ばれるようにな
りました。
またある一説では嫉妬深い妻(ヘラ)の目をごまかすために恋人イオであるとする説もあります。
☆
<<性格>>
牡牛座には二面性があります。
命を育む乳を産出し、母性的な雌牛。
古代エジプトでは角の形が月を表すとされ、大女神イシスの冠にも見られています。
その反面女性を略奪する大神ゼウスや魔人ミノタウルスとも関係を持っています。
一見表面的には穏やかでおっとりと見えますが、その内面においては負けず嫌いで頑固なところ
もあります。
大地の豊穣を示す牡牛座には楽園のイメージがあり、豊かな大地への回顧という意味もありま
す。
かつて黄金時代の豊で無垢・平和な時代への回顧、これが心理学的には子供の頃への回帰願望だ
とされています。
この純真無垢への回帰願望をどうように自分の中で位置づけるかで生き方が変わってくるのでは
ないでしょうか
☆
<<愛の形態>>
守護星が金星、つまり愛の女神アフロディーテなので、愛には恵まれている星座だといえるので
はないでしょうか。
ただし、この女神には二面性があります。
天上のアフロディーテと地上のアフロディーテ。
前者は美・神への愛を表すとされています。
後者は肉体的な官能美を表すとされています。
牡牛座はどちらかというと後者と結びついています。肉体の持つ美しさ、肌の匂いなどを感じ取
りそれに惹かれます。
表面的な美醜よりも内面からのフェロモンを感じ取ります。
もちろんあなたにもこの魅力が備わっています。内面で春になると動物たちが発情するように情
熱と衝動的な力を持ち、一途に進んで行きます。
さらにこの牡牛座には女神ヘラもかかわっており、嫉妬深さもあるので、恋人を自分だけのモノ
としておきたいという独占欲、嫉妬心もある、というのが愛の形態になっています。
☆
<<本当の私>>
お金に対して非常に浪費家になるタイプとその逆のタイプがあります。
一見この異なったモノが実は表裏一体となって牡牛座を形成しています。
大地を一歩一歩堅実に歩む姿は表面的であり、これぞと判断したら目堺無く浪費し、ブランド品
を買いあさったり、贅沢品を口にしてグルメになったりする傾向がみられます。
外面的な価値に左右されないように、内面できちんとした価値体系を確立させておくことが大切
なのかもしれません。
☆
<<ラッキーアイテム>>
色は「緑」(色彩心理学上で穏やかさを表しています)
花は「スミレ」(牡牛座の花です)
宝石は「エメラルド」
金属は「銅」アフロディーテの故郷(キュプロス)で多く産出されています。魔術では「恋の護
符」を作る時の必需品です。
数字は「6」金星の数字です。また男を表す「3」と女を表す「2」を掛けた数字です。
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