私の水彩スケッチ技法例(3)



平泉・長島の田に映る桜桜

2012.4.27 鉛筆+透明水彩
F4 マルマン・アーティスト・ドローイング
山梨県北杜市実相寺、春、午後3時


 平泉の西行桜の森の下ののどかな風景。田圃の水面にも映っている桜を 主役に描こうと、あぜ道に腰を下ろしました。
 鳥のさえずりと近くの小学校の子供たちの歌声が聞こえていました。
 まず、桜の枝振りを手抜きせずにスケッチしました。
 桜の花の色は太陽のあたる部分には紙の白を残すか、明るく鮮やかなピンク色、陰にあって暗い部分には、 紫色を加えてやや彩度を低めに塗りました。
 それが乾いてから、幹、枝をかなり濃い色で塗りました。桜の花で一部隠されてもまた見える部分と繋が るように注意しながら。
 農家の透視図法があまり狂わないように注意しています。
 屋根の庇の下はいつも思い切り暗く塗り、家の立体感を出すように心がけています。
 水面の反映はあまり正確さを求めず少なめにしました。


 草や木々の緑は新緑から常緑樹まで多様な緑を。
 緑の植物にも空気遠近法にそって、近景の若草には実際 よりやや彩度の高い緑を塗りました。


 桜の向こうの常緑樹の森を暗くかつ彩度低く塗り、これは桜が際立つ効果と、家の向こうの奥行きを出す 効果があると思います。



 
 


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