バンリコウ
バラ科[Cerasus serrulata 'Excelsa']
B6 透明水彩+鉛筆 2021.1.13
2020.3.27.結城農場で若松素明撮影

『新・日本の桜』山と渓谷社刊によると

 成葉の鋸歯がやや欠刻状の重鋸歯で、細脈が表面で凹み、裏面に突出し、苞葉は円形、 苞葉の歯牙は三角形で糸状にのびないなどの特徴があり、系統関係はよくわからない。ことによると マツマエハヤザキが関係しているかもしれない。

 花は白色~微淡紅色で直径3.5cm、花弁は20~25個、外側の花弁の先端や外側は淡紅色。 もっとも内側の花弁は旗弁状になる。がく烈片は全縁。雌しべは1個、花には芳香がある。
 花期/4月上旬(東京)、5月中旬(松前町)



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