パレット改良法

 パレット上では絵の具が黒っぽく見えて、何色か分かりません。
   絵の具を置く区画全体に、分厚く置くのではなく、半分だけにします。

 残りの半分には絵の具を薄い層状に塗っておけば、紙に塗ったときの色が分かりやすくなります。

 パレットに薄い層状に塗ろうとしても、プラスチックが絵の具をはじいて水玉になってしまう場合には、細かい目のサンドペーパーをかけて細かい傷をつけます。
 するとその傷の中に絵の具が留まるのでうまくいきます。

 この写真はサンドペ−パーをかけてあります。




 植物画講習では、使う絵の具の名前を書いたレジュメをお渡ししていますが、その名前の色はどこにあるかという質問がたびたび発せられます。そこで、パレットに絵の具の名前をアルファベット3文字で表現してみました。千枚通しの先端でパレットに文字を彫り、油性サインペンでなぞりました。



 ちなみに、このパレットは100円ショップで買いました。100円ショップは絵の具や筆はちょっと問題がありますが、パレットは具合がいいようです。
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