たけのこくらぶ

図書館のドアに、黄色の札がかかりました。
今日は「第2回 たけのこくらぶ」の日です。

10月20日にスタートした、わかくさ幼稚園の「たけのこくらぶ」は、アレルギーやアトピー性皮膚炎のお子様をお持ちのお母様を中心に発足した、情報交換のためのサークルです。

ご自分の体験を、同じ悩みを抱える親御さんに、少しでも役立ててもらいたいという、お母様の声から生まれ、幼稚園がこれをサポートするという形で、今後大切に育てていきたいと思っています。

第1回は、幼稚園が用意した「食物アレルギーの基礎知識」という冊子を見ながら、
アレルゲン除去の食事療法のガイドラインをおさえつつ、お母様方の実体験に基づいた体験報告や、情報交換をしたり、
「食物アレルギー対応ガイドブック」に付いている、"アナフィラキシー"時の対応法のDVDを観たり・・・
自身が子どもの頃から、様々なアレルギーで苦労した、金谷先生愛用の保湿ローション(アトピーに良い)「オードムーゲ」の紹介があったりと、有意義な時間を過ごせました。

「A-1マーガリン」は牛乳、大豆、卵アレルギー対応です。

そして今日、第2回目は、実際に「アレルゲン除去」のおやつを作ってみようということになりました。

メニューは、高田さんのお母さん推薦の《米粉のマグカップケーキ》と、くいしんぼうの まり先生が、これはおいしいそう!と見つけてきた《アレルギーさんのサクッとカボチャクッキー》
今日のために、まり先生が用意したアレルギー対応の食材は、"きびアレルギー"対応の、サトウキビを使わない「てんさい糖」
「米粉」「サクサク粉」(サゴヤシの粉)は、小麦粉アレルギー対応。

まずは《カボチャクッキー》
クリーム状にした「A-1マーガリン」に「てんさい糖」「米粉」「サクサク粉」「アーモンドプードル(粉)」を入れて良く混ぜましょう。

ここに茹でて裏ごしした、カボチャを入れて・・・

薄く伸ばして、型で抜きます。

これを天板に並べて、170度のオーブンで15分程焼きます。

その間に《米粉のマグカップケーキ》に取り掛かりましょう。
「米粉」「サクサク粉」「てんさい糖」「ベーキングパウダー」「菜種油」「水」をいっぺんに混ぜ合わせるだけ!
ここで、高田さんのアイデア、ジャムを「ちょい足し」します。
これを、カップに入れて・・・
中島さんが持ってきてくれた「カボチャの種」をトッピング!
これを、電子レンジで約2分、チン!します。
先程、隠し味に入れたジャムは、
百草山のりんご農園で採れた「百草りんご」で、まり先生が作った、りんごジャムです。
無農薬のおいしいりんごは、皮もとっても良い香り!ポットに入れて・・・
アップルティーをいれました。
実は、来年の秋に、わかくさ幼稚園のみんなで、この百草のりんご狩りに行きたいと、農園に交渉中です。

どうぞ、お楽しみに!
さあ!クッキーが焼き上がりましたよ。
カップケーキも、ふっくら膨らみました。
牛房さんが作ってきてくれた、バナナ入りドーナツも加えて、楽しいティータイムの始まりです。
カップケーキも、ふっくら!
クッキーもサクサク!
どれも、小麦粉や卵、バターを使わないで作ったとは思えないほど、とってもおいしくできました。

「お兄ちゃんがアトピーなの」「ウチは、ダンナが・・・」「うちの子は、わかくさ幼稚園に通ってないの・・・」
どんな方でもOKです。

一度「たけのこくらぶ」に参加してみませんか?
たけのこくらぶ」の名称は、金谷先生が子どもの頃、ひどい"たけのこアレルギー"で、たけのこを食べて、アナフィラキシーを起こし、大変な思いをしたのですが、大人になって、わかくさ幼稚園に来て、毎年わかくさ山のおいしいたけのこが食べられるようになったという体験に因んで、園長先生が命名しました。