カエル王子

朝一番に登園する、バスの“ふみ先生”が、ハチュウルイ大好きの佐藤先生に「ハイ、プレゼント!」

雨上がりの早朝、園庭を散歩していた、ヒキガエルです。

別名ガマガエル。
園長先生は「真照寺のガマ」と呼んでいます。
なんとも愛嬌のあるお顔。
グリム童話の「カエル王子」は、お姫様がキスをすると、王子様の姿に戻れるんだけど・・・
おしりも、カワイイ!
おなかは、こんな模様です。
ヒキガエルは、身の危険を感じると、白い毒液を出すので、普通は触れません。
子どもの頃からカエル大好きで、扱いに慣れている佐藤先生だからできること。
みんなは、絶対にまねしないでね。
お友達が登園してきました。

この二人は興味津々です。

うわぁ、かわいい顔してるね。
だけど、ちょっと待って!
ヒキガエルは耳の後ろから毒を出すことがあるから、触らないでね。
ひやっ!ぼくは、ちょっとこわいな。
この子、おなかが空いてるんじゃない?

ぼく、ガガンボ捕まえたよ。

入れてみよう。

早く食べなよー。

他のお友達もやってきました。

この子のおうちを作ってあげようよ。
みんなで、園庭の湧き水のところにやってきました。
ここに生えるコケを採って、
殺風景な飼育箱に入れてあげよう。
いいかんじ、いいかんじ。
小さな岩や、湧き水を入れて、よいしょ、よいしょ。
みんなが運んでいった先は・・・
「ハチュウルイ&両生類団地」にまた1匹住人が増えました。
佐藤先生の「カエルの王子様」
キスはできないけれど、いつか王子様の姿に戻ってね。