お習字の時間を都私幼の方が見学に来ました

おはようございます。
今日は、3回目のお習字の日です。
わかくさ幼稚園では、年長さんになると、月2回程度、園長先生による習字指導がありますが、今日は何だか、いつもと違う雰囲気・・・

お客様が6名いらしてます。
東京都私立幼稚園連合会の方々が、みんなのお習字の様子を見学に来たんだって。

何だかちょっと、緊張するね。
だいじょうぶ、いつも通りやればいいよ。
準備OK!!
今日は「つり」という字を書くよ。
まず始めに、園長先生が黒板にチョークを使って、書き方を丁寧に説明します。
「つ」のカーブは、中に丸が入るくらい大きく書きましょう。

今度は、筆で書いてみるよ。
まずは、正面に貼った半紙。

「り」の2つの縦棒の間隔は、上と下と同じくらいだよ。
園長先生は、実際に書く前に、書き方を丁寧に説明します。
一緒に筆を持って書かせたりはしませんので、子ども達は、この説明を一所懸命聞いて、自分で考えながら字を書くのです。
次は、廊下側に貼った半紙。

今度は、後ろに貼った半紙。

最後は、窓側に貼った半紙。
みんなに、よく見えるよう、必ず4回書いてくれます。
子ども達は、それを見逃さないように、真剣に見ています。おしゃべりなんてする人はいません。
これで、集中力もぐっとつくのです。

さあ、実際に書いてみましょう。
姿勢を正して、筆を真っすぐ持って・・・

いいよ、いいよ!

こうやって、人の話をよく聞いて、「理解する力」「集中力」「正しい姿勢」を身に付けると同時に、自然にひらがなを憶えていきます。
上手に書けたね。
園長先生が、三重丸をくれました。
さあ、精神統一の時間はおしまい。
雨もあがったし、わかくさ山へ飛び出そう!
それっ!ブラブラ橋を渡るぞ!!
さっきまでの、キリッとした様子と打って変わって、思いっきり発散して、元気よく遊ぶ子ども達の様子に、お客さん達もびっくり。
この、緩急はっきりつけられるところが「わかくさっ子」の良いところです。
クズの葉っぱには、雨粒がキラキラ。
カタツムリも気持ち良さそうに散歩していました。
雨上がりのわかくさ山に、子ども達の元気な声が響き渡りました。


この様子は『都私幼だより第238号』に紹介されました。