おもちつき大会

この冬一番の冷え込みです。

朝一番で手づくりのかまどに、薪の火が入りました。
今日は、みんなが楽しみにしていた、おもちつきの日です。

昨日のうちに出しておいた薪に、霜が降りていました。
使い込んだ古い臼の内側が、ささくれ立っていたのを、小林さんのお父さんが、きれいに削り出して、つるつるにして下さいました。
去年のおもちつきでも触れましたが、わかくさ幼稚園の蒸し器は、百草の旧家「朝倉家」からゆずり受けた、明治、大正時代のめずらしい木桶式のものです。

こちらもだいぶ傷んでいたものですが、えり先生が一年かけて修復しました。

フタも内側を削って、ピタッとはまるよう調節しました。

朽ちかけていた竹の部分は、新しい竹で作り直しました。
サイズを合わせて埋め込んで、
釜の湯が沸きました。

竹の筒のフタを取ると、蒸し器がシューシュー。

洗ったもち米の入った木桶を・・・

この上に重ねます。

さあ、もち米がふっくら蒸し上がりましたよ!

臼に移して・・・
真ん中の竹のカゴを抜いて
いよいよ餅つきの始まりです。
今回も、お手伝いのお父さん方、宜しくお願いしまーす!
今年は、大船の笠間幼稚園からいただいた臼も加わり、ダブルの態勢でスピードアップを図ります。
園長先生は、かまどの火の番です。
子ども達が集まってきました。
もち米が蒸し上がったよ。
よいしょー!よいしょー!!
元気な掛け声に、お父さん方も大張り切り!
さあ、お餅がつき上がりました。
わあー!おいしそう!
モチモチだよ。
こんどは、子ども達の番です。
ワクワクするね!
ヨイショ!ヨイショ!!
がんばれー!
部屋の中では、お手伝いのお母さん方が、つき上がったお餅を、食べやすいように小さく丸めます。
あんこ餅、きなこ餅、磯部餅の3種類。
みんなのお弁当箱に配っていきます。
いただきまーす!
パクッ!
みんなでついたお餅、最高!
おいしいね。
お口にあんこがついちゃった!
最後にお母さん方も、お餅をつきました。
お疲れさまでした。