上棟式

地鎮祭からはや半年。今度は棟上げ式を開いた。今回は神主さんも無しで、自分たちだけの簡単なセレモニー。地鎮祭で使ったお神酒と米と塩を四方に撒いておしまい。簡単に済ませた。

棟木を取り付けるということで、柱が一通り立った。更地の時は広いかなと思ったけど、掘削工事に入った時は、ん、狭いかな、と思った。今日は柱が立ち何となくの間隔が見えてきた。建物としてはかなり大きくなりそうという実感がわいてきた。

その後、地元の三河屋さんでふぐコースのおもてなし。設計者、建設会社、そして実際に作っていってくれる大工さんたちを招いてしばらく歓談。建築業界の話などを。あねはが悪い＆他の業者は絶対わかってなかったという意見が大半を占める。問題は法律だと。安い検査料や短い時間しか与えられない現状が問題だと。確かにそうだろうな。

一通りおもてなしも終わり、そのまま設計者の建築家の方のオフィスでDetailを詰めていくミーティング。そろそろ部材を確定していかなくてはいけないので、部屋ごとのパーツや色を見せられあーでもないこーでもないと喧々諤々。大枠はすでに立っちゃってるので、大幅には形は変えられない。でも、聞いていると裏にある苦労が感じ取れる。一つの素材を選んでくるのにも色々な調査と勉強とスキルが必要で、アシスタントスタッフの方はさらに実働部隊なので大変だなと思った。実際、お昼食べながらスタッフたちの仕事ぶり（？）を聞いて、自分たちはかなり楽してるなと思った。皆さん、無理しすぎずにがんばってください。

そして、あーだこーだが続きすぎて、午後から始まったミーティングが終わったのは深夜0時。最後自分の部屋が一番定まってなく、イメージも感じにくいので、色を含めたイメージを作ってくださいとお願いして終わった。

Flickrにアップした上棟式写真