2006年3月4日(土)  晴れ

命日と小石川後楽園

3/4は父親の命日。昨年7回忌を執り行っているので今年は駒込に母親と合流してお墓参り。ちょうど隣が小学校の校庭になっているお寺の墓地。子供が好きだった父はここできっと毎日走り回る子供たちを見守りながら満足してるだろうと、母はいつも言っている。

お寺の入り口あたりに植わっていた梅の木はやっと咲き始めたかといった様子。お墓参りもすぐ終わってしまったので、梅祭りをやっている近くの小石川後楽園に行ってみようということになった。

後楽園の入り口から見る園内の木々はまだ枯れ木のように冬の装いだった。でも幾つか花を咲かせ、暖かさにもうすぐ梅も満開になるのかなあと思いつつ見て回っていると、しばらくして梅林が現れた。そこには白梅や紅梅、一足先に咲いている蝋梅などがきれいに咲いていた。

大抵こういうときには大きなカメラを持っていく。ちょっとしたシーン、ふとしたアングルできれいな写真が撮れるのが好き。東京の公園なので、どこか遠くに行って撮れるほどの深みはないものの、東京の公園であっても色々な木が植えられている。園内を見て回ると、そこが全国の景勝地を真似てみた作りになっているのがあちこちに置かれている看板でわかる。もちろん本物には似ても似つかないほどのものではあるが、水戸徳川家の中屋敷として作られたこの大名庭園で、家主は日本全国を回ってる気持ちになりながら園内を毎日散歩していたのだろうか。

今日撮った写真