2006年1月30日(月)  晴れ

一碧湖

一碧湖ホテル 一碧湖ホテル 一碧湖ホテル

オークションで落としたホテル。一碧湖と言う初めて聞く湖だったけれども、一泊一部屋朝食付きで20,000円なのにスイートルーム!ちょっとお買い得。

月曜を有休とって土曜日発の1泊にした。おかげで道路はスイスイ。しかし、伊東にあるホテルに着くまで何度と無く通行料を取られた。東名に厚木に有料道路に。日本の高速はホントFreewayではないというのを実感。ま、お金で時間を買った感じ。

ゆっくり着いた午後。ホテルは白塗りの結構明るい感じの小さなホテルだった。予想通りその下に広がる湖は特に何も無い感じ。木々も夏ならまだ青々としていそうだが、冬とあってなんだか物悲しい雰囲気。まあ、今回はホテルを楽しもうと言うことなので良しとした。車を運転するといつも眠くなり、時たま運転しながら眠りに落ちたりする。そんなんなので、着いたら早速ちょっと昼寝。

昼寝後に妻がアロマセラピーを受けている間に自分は久しぶりにプールへ。ホテルのプールってよくあるのだけど、冬はやってなかったり、やっていても水着を忘れたりでなかなか入れないものなのだが、今回は忘れず水着を持っていって正解。そんなに大きなプールではなかったが、室内なので温かく、あまり泳げない私は20分ほど体を動かしてさっさとあがった。その階下に温泉があり、サウナもあったので誰もいないサウナと大浴場を独り占めしておいた。

さっぱりして部屋に戻る。妻はまだセラピー中。どうやらザザーッという音は波の音に違いない。セラピストの人がリラックスさせるためのCDをかけているのだろう。かばんを取りにいくのもテレビの雑音を放つのもちょっと気が引けたので、リビングのカウチに座り目を瞑りしばらく瞑想。そういう「静かな時間を強制される」時間を持つのも大事だな。何となく体も休まる。常に何かやらなきゃやらなきゃと思って頭の中がキーンと張り詰めているものもほぐされた。


黒米のリゾットチーズ乗せ 赤カブを使ったミルフィーユ仕立てサラダ バターが貝殻のように 焼きたてパンおいしかった 粒貝のバジルソテー ブイヤベース 口直しオレンジシャーベット 牛ソテー チョコケーキ ニョッキを使った洋風ぜんざい

夕食は事前に予約しておいた地中海料理。8000円のコースにしてみた。地中海料理と書いてあって頼んでみたものの実はあまり期待はしていなかった。大抵大したことなかったりするので、まあ回り何処も食べるところ無いし、いいだろう的に思っていた。レストラン自体はまあ普通のこざっぱりした場所だったが、出てくる食事はどれもおいしかった。嫌いなしいたけも言ったら抜いてくれたし、直前で白子もパスしたら代わりの粒貝のバジルソースソテーみたいなのを見繕ってくれたり。酢漬けの赤カブを使ったアペタイザーも焼きたてパンもうまかった。後付け出しの黒米のリゾット風にしたものにチーズを乗っけてオーブンで焼いたのも気に入った。

食事が終わって部屋にあったでっかいバスタブにお湯を張り、ジャグジーモードオン。やっぱりいいなあ、自分の部屋にあるのって。上がってからも部屋に借りたディフューザーからアロマオイルがいい香りを放つ。ここのホテルには香りの美術館とアロマショップが併設されている。香りをテーマにしているところが、周りに何も無いこの土地にあって一つの売りにしている様子。

スイートのベランダ 部屋のジャグジー 一碧湖ホテルのロビーのある建物 一碧湖のほとりの鴨たち 一碧湖湖畔 一碧湖湖畔 一碧湖湖畔 一碧湖湖畔

一碧湖湖畔

今朝は何種類かのパンとスパニッシュオムレツ、サラダなどをバルコニーの外を眺めながらの朝食。食後はチェックアウトしてから、一碧湖を半周してみた。まあ、特に何も無い湖ですが、今日はすごく天気もよく温かく、冬の枯れた木立の下を散歩するのはすごく気持ちよかった。風もなかったし、コートもいらないくらいだった。湖の真ん中に橋が架かっていて、小さい方の半円を一周した。ほんの20分ほどだろうか。朝食の腹ごなしにはちょうど良かった。

香りの美術館 香りの美術館 香りの美術館 香りの美術館
香りの美術館 香りの美術館 香りの美術館
香りの美術館 香りの美術館

戻ってきたその足で隣の香りの美術館へ。こういうところにありがちな小さな展示館だったが、あまり見たことない香水ボトルなどが沢山飾られていた。香りが幾つか展示されていて、サンプルを匂ってみたり。美術館の終わりは良くあるショップでエンディング。アロマオイルや自分のオリジナルアロマブレンドを作ったりもできる「厨房」もあった。幾つかアロマオイルを買ったので明日仕事場に持っていこう。

その後はちょっと小室山へ寄ってリフトに乗って頂上へ。晴れていたので富士山が見えるかと思ったが残念、霞んでいて反対側に見えた大島までが精一杯だった。帰り伊東の途中の道でバリの家具や商品を売っている店が突然現れたので寄ってみた。何でこんな店がこんなところに?という驚きとともに、店内いろんな商品が売っていて、服とかいくつか買ってしまった。なぜ伊東にバリなのか、それはいまだに不明。

バリの店 バリの店 バリの店
バリの店

週末1日ずらして月曜日に戻ってくる。帰り道も空いていてまったくストレスなしで遠出ができる。素晴らしい。いつもこうだったらなあ。