2005年3月20日(日)  晴れ

ホール&オーツ

昨日ホール&オーツのコンサートに行ってきた。

ホール&オーツと言えば、80年代のTop40音楽を聞いてきた人は一度は必ず聞いたことがあるデュオだろう。当時では取れなかったコンサートチケットも今では60近くになり、最近あまり聞かなくなった名前だからだろうか、すんなり取れた。

コンサートにしてはかなり早い時間の5時開演だった。有楽町・東京国際フォーラムはつい先日もアラニス・モリセットを見に行ったところだったが、彼女のときはスカスカの埋まり具合でちょっと申し訳ないくらいだった。アラニスの客層は20代〜30代女性が大半を占めていた。音もコンサートホールとして作られたわけじゃないせいかあまりいいとはいいがたい。ただ、ボディーゾーンが広いのは、最近よくあるシネコンのあの広さが好きな人、ゆったり見たい人たちにはなかなか座り心地のいいホールだ。

さて、あまりに時間が早いのですっかり勘違いして遅れて着いた。着いてよくチケットを見たら2階席。へー、結構入ってるんだと思いつつ、入場。おそらく2曲目だろうか、結構盛り上がっていた。席に着き、周りを見渡す。客層はそのアーチストのリスナーシップを表す。普通にカップルで来ている人たちに混じり、30代、40代のおやじたちがおやじ同士で聴きに来ている。アラニスとの違いは明らかだった。20年前謳歌した青春そのままを回帰しに来たのである。FEN(現AFN)から流れてくるCasey Kasemに釘付けになっていた人とか、テレ朝でやっていた小林克也のベストヒットUSA世代がそのまま集まったみたいな雰囲気だった。私もその一人だな。

2階席だったのでやっぱり顔はよくわからんし、米粒程度にしか目に入らない。でも、ダリル・ホールのロン毛とジョン・オーツの背の低さは変わってないのが確認できた。ショーはダリル・ホールのボーカルがほとんどなので、ソロ?と思う感じだが、まあもともとそうだったからな。たまにバックのサックスの人が前に出てきて気持ちよさそうに吹いて見せてた。ジョン・オーツにも出番作ってやれよ〜と思ったのは私だけじゃないはず。結局彼がしゃべったのはバックバンドの紹介のときだけだったような気がする。ああ、あと何曲か部分的に歌うパートがあったな。ダリル・ホールのテノールもジョン・オーツのバスボイスも健在でした。

1時間半ほどの本編ではあんまりTop40世代には馴染み無い曲が多かったと思う。最近の曲らしきものやカバー曲など。そんななので、アンコールではこれは来るなと思ったら、やっぱり2回のアンコールではプライベートアイズなどの総立ち/拍手系の乗れる曲で締めてくれました。

さて、来月はノラ・ジョーンズだ。