2005年1月10日(日)  晴れ

池中玄太80キロ、自家製ピザ

この3連休、本当はどこかハイキングにでも出かけるはずだったのだが、出かけたのは初日の買い物だけ。太ったせいで入らなくなった礼服を一揃えして、冬用の黒のコートを買った。まあ、そうそう買うものでもないので奮発してみた。また、誕生日プレゼントでマフラーも揃えてもらった。今度は絶対無くさないようにしなくては。

初日の夜から予定通りにビデオ鑑賞週末が始まった。

それは年末の大掃除に始まった。棚の奥の方にしまってあったビデオをそろそろ捨てようと思って整理していた。その中に池中玄太80キロがあった。1stシリーズの初回から入っていた。これまた物置の奥の方からVHSのVCRを引っ張り出してきてどんなのか見始めた。私の大好きな西田敏行坂口良子の二人が出ているドラマで、どうやら間に入るCMなどを見てると10年位前にやっていた再放送を録ったものらしい。ただオリジナルは24年前に作られたものだった。最近はHDDレコーダーで録ったハイビジョンの番組などを見ているので、VHSの3倍速録画で見る画像はかなり劣ったものだったけれど、見ているうちにのめり込んでそんなことも忘れてしまった。

西田敏行のコミカルでHeart-warmingな役柄と演技が何とも言えなく大好きで、当時は彼のカセットテープまで買ってしまったほどだ。坂口良子のキュートさをこの番組で見て、それ以来ずっと長い間憧れの女優でもあった。ずっと終わりの方まで見ていったのだが、どうやらその週は特番で少年サッカートーナメントなんぞが割り込んだらしく、途中の回が抜けていた。さらに最終回が抜けていて、なんだか欲求不満になってしまった。そこで年末オトナ買いをしてしまう。そうか、みんなこういう風にして何万円もするDVDセットを買うんだなと思った。

それが先週来たので、これはもう見るしかないだろうなと思っていた。案の定、これを制覇するための週末と化してしまったのだった。1stシリーズは全13回で、インパクトもあったせいか大体覚えていた。2ndシリーズは視聴率が好調だったそうで、21話もある。最近にはあまり見られない半年間のロングランだったようだ。3rdシリーズとスペシャル3巻がセットになってるのが3つ目のボックス。3つのボックスで、1stシリーズと2ndシリーズそれぞれ最初の巻だけを別のDVDとして売っていて、とりあえず第一話だけ見てみてよかったら買って見るっていうのができる。もちろんDVDボックスを買えば第一話も収納できる形で作られている。1stシリーズと2ndシリーズそれぞれの最後につい最近収録されたらしい一部の出演者とスタッフの同窓会が入っている。3つ目のボックスには近況ということでそれぞれのコメントが入っている。シリーズを追うごとに成長と老いが入り混じって全12年間の長きに渡る変化が見ることができるのだが、同窓会映像を見ると、ああもうみんな年取ったなあって感じる。次もう一度スペシャルをやるときは早くやろうな、と長門さんが言っていたのが印象深い。すでに何人か出演者を失っているし、彼らもいつどうなるかわからない。だからこそ出た言葉だろう。

1stシリーズが24年前、DVD-BOX(3)に入っている最後のさよならスペシャルが12年前。今年、年男の自分がこうしてまた12年後に自分の好きだったドラマをたまたま見つけて買った。なんかの縁だろうか。こうやって通して見てみると、愛情と子供とがその中心を占めたドラマだったと感じる。こんなにラブシーンも少ないシリーズは最近ではそうそう長くは続かないのではなかろうか。どこまでもいつまでも玄太らしく。

というわけで、玄太まみれな週末でした。


すごくダメダメな食べ方と過ごし方をした3連休。最後の日はピザを作ってみた。
自家製ピザ 自家製ピザ

パン焼き機はすばらしい。イーストと粉を入れてスイッチ入れておけば1時間もしないうちに生地ができてしまう。1袋分のモッツァレッラチーズを2枚の生地にたっぷり乗せて好きなトッピングをハーフ&ハーフに。オーブンにかけて20分。洗練されたレストランやピザ屋のメニューにも負けない美味しさが家にいながらにして味わえる。

絶対パン焼き機いいです。お試しあれ。あ、天然酵母のパンが焼けるやつがいいですよ。あのパン食べると普通のパンが食えなくなります。