2004年10月17日(日)  晴れ

服新調@原宿

金曜の夜に麻雀を打った翌朝に帰った日だっただけに、土曜は夜更かしと相成った。朝5時に床に入った時には青空と思しき外をカーテンの隙間から覗け、このまま起きてることにしようかなと頭の片隅をよぎったものの、いや、やっぱり寝ようと寝入って起きたのは10時ぐらい。

大抵の週末の朝は最近HDDレコーダーで録った映画をみている。今日は陰陽師II。平安な物悲しい雑音が日曜の陽の当たる近所に鳴り響いていたかもしれない。

腹回りが成長し始めたのは今から2〜3年前だろうか。まあ結婚太りといつも責任転嫁をするのだが、そんな頃からなぜか腹だけが太り始めた。(もしかしたらこれから他も大きくなっていくのかもしれないが。)そして、今となってはもう1年、2年は着れるだろうと思われていた服がきつくてはけなくなること続出。まじめに腹回り集中エクササイズを考えている。

そんな状態でたまーにしか着ないスーツを仕立てようと試みて車で出かけた。とその前に、裏原宿にあるGive Lifeに立ち寄る。この前ふらっと歩いた時にたまたま見つけて買ったTシャツが結構気に入った。エコロジー素材で作る服がテーマのようだ。一見色合いなど地味だけど、手にとって見るとそのやわらかい綿やさらっとしたHempの布地は一度着てみたくなる。他の店ともちょっと違った気持ちよさを感じる。

そして、冬用のシャツやセーターをたんまり買い込んでぶらっと表参道へ出る。家を出たのが4時でもう夕方。どこへ行こうか妻と考えあぐねつつ坂を上っていくとPaul Stuartの石垣を見つける。一度だけ靴を買ったことがあるが、いつもは「おじいさん」系のお店というイメージがあり、まあこんなところで買うような柄じゃないなと思っていたのだが。。。フラッと入って妻に進められるままに上のスーツ売り場へ階段を上がると、なぜか1時間後にはスーツにシャツにタイにコートに靴にと、末にはなぜか妻までもコートに手袋にと、やたらめったら夫婦してPaul Stuartで身を固めることになった。

スーツやタイも美容室同様で私にとってはどうしたらいいかわからない事柄である。自分にはどんなのが似合うのかいまだにさっぱりわからない。進められるがままに、着せられるがままに次々と決めていく。スーツは何度か買っているが(数えられるくらいしか買っていない)、ここに来て専門店はいいなと思った。歳をとったせいとも言われかねないが、声をかけるでもなくでもちょっと下がったところで付いていてくれる店員の間合い。あれやこれやと見立ててくれて、ほどよいサジェスチョンをくれる。雰囲気も落ち着いていてごみごみとせず、ゆっくりと見て回ることができた。ポイントも貯まったことだし、またそのうちお邪魔するかな。