2004年8月1日(日)  晴れ

DVDレコーダー、パッチ・アダムス、八幡宮

DVDレコーダーはやっぱりいいな。Vaio MXを3年以上前から使っているのでハードディスクで録画番組を観るっていうのは慣れているが、やっとこうして家電の一部として認知されてステータスを築いたので、これからもっと大容量、もっと使いやすくなってくるだろう。早く1TBぐらいのハードディスク積んだレコーダーが出て欲しいものだ。ディスク差し替え方式でもいい。何しろすぐにいっぱいになってしまわないようにして欲しいものだ。

大体映画を録画して時間のあるときに観ようとしているのだけど、なかなか観る機会がない。映画と言えばやっぱり夜って感じがしていて、映画館ばりに部屋を真っ暗にして観るのがいい。昨日は好きなロビン・ウィリアムス主演だけどまだ見たことのなかった「パッチアダムス」を観た。

ロビン・ウィリアムスのあの躁と鬱の行ったり来たりな演技と機関銃のように発射されるミミッキング。この役(道化師であり医者である実在の人物)には彼が実にぴったりだったと思う。ユートピアンでもあり実際に思ったことを実行してきたパッチ・アダムス本人を実際に見たことはないけれども、脚色部分を除いた本質はきっと演じられたような高徳な人なんだろうなと。

医療のあり方に疑問を投げかけ、封建的な医学体制に反対し、自らの信じる無料奉仕のコミュニティー的病院施設を作ってきたアダムス本人がどうやら今度神戸に来るらしい。一度本人の語る理想とはどんなものなのか聞いてみたい。

Gesundheit! Institute
Robin Williams Photos


近くの八幡宮に行く。女3人男1人、高校生だろうか、鳥居の下で近くの駄菓子屋で買ったゼリー菓子を吸っている。久しく見たことなかっただろうか、ランニングシャツの小学生と自転車横付けの駄菓子屋。あんな砂糖だらけの菓子を毎日のように食べていたなと思いながら鳥居を抜ける。

抜けたかどうかのところで一斉に蝉の鳴き声の洗礼を受ける。ミーンミーン、ジジジジ、ツクツクホーシ。。。ひんやり気持ちいい木々の中に隠れながらも、体いっぱいに震わせ鳴く声が頭の上から降り注ぐ。ちょうどお寺で言う金剛神のようにそこを通る者を試すかのように。

木々をくぐると左右の耳を覆いかぶさっていた鳴き声がピタリと止む。何か少し清められた気がした。