2004年6月13日(日)  晴れ

家庭菜園、手作りクッキー

雨上がり。台風は結局来なかったがそれなりの雨が通り過ぎていった。暑かった春と梅雨に入ってからの恵みの雨で、ベランダの家庭菜園も色づいてきた。

ことしはらでぃっしゅぼーやで買った野菜の苗もあり、この写真にまだないピーマンやししとうやトマトももっと暑くなれば出てくるのだろうな。雑草のように伸びるパセリや大葉に負けじと一本大きく実ったなす。実家の母からもらったと記憶しているゆりは球根を分けて大き目の鉢に入れてあげたら、パセリに追いつけ追い越せとどれも高く伸びてしまったが、立派に大きな花を咲かせた。

特にゆりは突然艶やかな色で緑を覆うのでその元気よさにそして華麗さに目を奪われる。その一方で地道に蔓をどこまでも伸ばし行き着いた先の土に根を張り、そしてまた次へと伸びていくワイルドストロベリー。小指の爪先ほどの実りはそっと取ってやらないとつぶれてしまう。その果実はすっぱいが、ほんのりとした甘さを感じる。

今年のパセリは異常なほどにでかい。小さい頃に摘んで料理の飾りやスープに入れて使っていたがとてもとても追いつかないほどの量になってしまった。その花はちょうどかすみ草の花をもう少し小さくしたような黄色い花。花を咲かせる頃には茎はしっかりとした木のように硬くなり、大きく伸びる枝葉を支えている。

苗で買ったきゅうりは早々に黄色い花を咲かせる。夏に向けて花が咲き枯れ、ちょうど花の根元のところがぶつぶつの付いたきゅうりになる。どうしてこの頃の花は黄色いのが多いのだろう。きゅうりにトマトにパセリ、ゆりもそうだ。夏の太陽を真似ているのだろうか。受粉してくれる虫たちを呼ぶためだろうか。


この前、クッキーを作った。レシピにも載せたが、めちゃめちゃ適当なクッキーだ。とにかく材料を混ぜ合わせて焼けば出来上がり。毎回硬かったり、柔らかかったりまちまちにできるのだが、今回はベーキングソーダを入れ忘れてすっかり薄力粉のパワーに膨らみを完全依存してしまい、まずまずの出来だった。

チョコチップがやっぱりうまいのだが、甘納豆をチョコの代わりにも入れてみた。これがなかなか和風な感じで油っこくなく悪くないなと言う出来。やる気になれば種が出来上がるまでに5分とかからない。家で作るお菓子は素材にこだわれていい。