---リプレイ---
 

§01:依頼[古弦堂にて〜12月22日-AM10:00]


GM/ランド : 「いらっしゃいませ」  どうやら、他にも客が来たらしい。
アベンダル : 新聞を見ながらチラチラと脇目で客の様子を探るアベンダルであった。
ミケーレ : 気にせず、苦手な甘いものをシナモンティで流し込むミケーレ。わき目もふらずに、ごきゅごきゅ♪
GM : ランドと客の会話が聞こえてくる。「ずいぶん疲れた顔していらっしゃいますね」「えぇ、徹夜だったもので……ハーブティをお願いします」  その後、大きなため息が聞こえてくる。
プレド : その客は常連?
GM : そこに座っていたのは、神官着を着た少女。確かに、疲れたような顔をしている。ここに通い詰めてる君たちが見たことのない少女だ。 *G
ミケーレ : センサー発動、注意をそちらに向ける。
アベンダル : 「ふむ、珍しい」 ……じろじろ(笑)
ミケーレ : 「あまりジロジロ見ては失礼でしょう」と小声で制す(好感度UP狙い(笑))
アベンダル : 新聞にあけた穴から見ているから大丈夫(笑)
プレド : 余計怪しい。
GM/ランド : 「おまちどうさまでした……神官様にも何かお悩み事が?」 *G
GM/少女 : 「……やはり、悩んでいるように見えますか?」
GM/ランド : 「ええ。客商売をしてると、その辺は見分けがつくようになりますので(^^;」
オーキス : 「ふぅ、今日は長いトイレタイムだった……あっ、みなさん、来てたんですか」(笑)*G
GM/ランド : ランドはちらりと君たちが座っているテーブルを見る。  「なにか、お力になれることがありましたら、協力しますよ。あそこに座っている暇そうにしている連中に頼んで上げましょうか?」(安請け合い(笑))
アベンダル : 暇そうにとは失礼な。これも情報収集なのに(笑)
GM/少女 : 少女は、その言葉に目を光らせる。 「本当ですか! 実は、ばりばり人手が必要だったんです!」
ミケーレ : ばりばり……可哀相に、育ちがよくないんだなぁ(笑) *G
GM/ランド : 「おーい、お前ら。時間、あるよな?」(笑)
アベンダル : 「ん? ……まあ、なくもないな」
ミケーレ : 「調度、実験も一段落ついたところなんですよ」
オーキス : 俺も暇な連中の中に入ってるのかな?(笑)
GM : オーキスは、暇な連中に入っていない。けど、今は修復する物がない。
オーキス : 「今日の仕事がなければ、時間ありますよ」
GM/ランド : 「オーキス、お前もちょっとこっち来い」*G
GM : ちなみに少女の顔立ちは、清楚な感じ。髪は金で、肩まで伸びたストレート。年の頃は16、17といったところかな?
GM/ランド : 「こちらの神官様が、人手が足りなくて困っているそうなんだ。俺の顔を立てると思って、話を聞いてやってくれないか?」
アベンダル : 「ほうほう、神官様がお困りとあっては……どうぞこちらへ」 *G
ミケーレ : 「サービスですよ?(にっこり) 」
GM : サービスって何だ、サービスって(笑)
プレド : 「まぁ、話によっては、というところだな」
GM : 少女は、君たちのテーブルの方へやってきた。近くで見ると、その顔に浮かぶ疲労の濃さが、よくわかる。
ミケーレ : うーん、この若さで……苦労してるんだなぁ。「ささ、どうぞこちらへ」と席を譲る。
アベンダル : 「私はこういうものでして……おっと」と懐から名刺を取り出そうとして、娘の写真を落とす(笑)
ミケーレ : こらこら(笑)
アベンダル : 「いやあ、娘の写真でしてね。もう8つになるんですよ、はっはっは。可愛い盛りでしてねえ。この前も(以下長いので省略(笑)) 」*G
オーキス : 「あの〜店長、別に手当は出るんでしょうか」 (笑)
GM : その前に、オーキス、贋作製作やる? 口堅い?(謎)
オーキス : 口は堅いけど、贋作の方は出来ません(笑)
GM : そうか、残念(^^;;
GM/チェリル : 「もちろん、ただで、とは言いません。できるかぎりのお礼をさしあげるつもりです」  少女はいすの一つに腰を下ろすと、ゆっくりと話をはじめた。
GM/チェリル : 「私は、聖母教会で修行中の、チェリルともうします」
ミケーレ : 「ボクはミケーレ=スピノラです。どうぞよろしく」と言って、握手を求める。
GM/チェリル : 「実は、私、ここの近くにある廃屋の悪霊払いに来てるんですが……」
ミケーレ : 「あ、悪霊……ですか?(引きつる笑顔) 」
アベンダル :「 悪霊相手に我々に何かできるとは思えませんが?」*G
GM : 彼女の話はこうだった。白銀通り、古弦堂のすぐ近くに、霧雨亭という旅亭があった。しかし、数年前、営業不振で潰れてしまったらしい。それから今まで、買い手がつかず放置されていたのだが、最近やっと買い手がついて、取り壊されることになった。
オーキス : 取り壊しなら任せてください(謎)
GM : ところが、作業員の中で、悪霊を見たという噂が広がるようになった。 夜になると赤い霧のような悪霊がでてくる、という噂。作業員は怖がって、仕事にならない。
プレド : 「げげ。すぐ近くに、そんなところがあったとは…… 」
GM/チェリル : 「そこで、昨日、私が呼ばれて悪霊払いを行ったのですが…………逃げるんです」
ミケーレ : 怪訝な顔で 「逃げる? 一体何が?」
GM/チェリル : 「はい、悪霊が」
ミケーレ : 「……? 話はわかりましたが、ボク達に何をしろ、と?」
GM/チェリル : 「とにかく、すばしっこくて……しかも、臆病で。それで、悪霊の退治は私がバキューンとしますから、あなた方に悪霊を追い立てて欲しいんです」
アベンダル : 「ちょっ、ちょっと待って下さい。追い立てろといわれても……(困惑)」
プレド : 「それって、悪霊なのか?」*G
GM/チェリル : 「悪霊……でしょうね。みなさん、霧死人ってご存じですか?」
ミケーレ : 「はい、名前だけなら」
GM : 不明度ちぇーっく。(知+記憶)でどうぞ。 もしくは、地域知識【アイリストール】(専門:知+記憶)でも可、かな。*G
ミケーレ : あ。そーいうことね(^-^; 記憶<9>5 + 1 = 6
オーキス : 記憶<6>3 = 3
アベンダル : 記憶<8>2 = 2
プレド : 「霧死人、霧死人……」 記憶<9>3 + 1 = 4
GM : 達成値3以上の人は知ってます。霧死人のデータを見ても構いません。アベンダル以外は全員知ってますね。*G
プレド : 「おぉ、そうだ! 思い出した、霧死人かぁ」
アベンダル : 「いや、初耳だ(きっぱり)」 こんなことが積み重なって、警察をやめることになったのやもしれない(笑)
ミケーレ : ぎゃ、初耳……(笑)
GM/チェリル : 「霧死人とは、霧の中で死んだ、生ける死者のこと。生者とは相容れない存在なのです」
ミケーレ : 「しかし、霧死人が逃げるなんて話は初耳ですよ」
アベンダル : 「ほほう、そういえば聞いたことがあるような」と嘘をつく(笑)
GM/チェリル : 「そうなんです、私も初耳です。教科書には書いていませんでした、そんなこと……向かってくる霧死人はほとんど除霊したんですが、それだけ逃げちゃって……」 *G
プレド : 「逃げるだけなら、害はないんじゃないのか?」
GM/チェリル : 「でも、1人だけでも、残しておくわけにはいかないのです。霧死人は、霧死人を生みます。誰かが殺される前に除霊してやらないと、だめなんです……そう言うことで、追い立て役、引き受けて貰えないでしょうか?」
プレド : 「まぁ、凶悪なやつじゃないんなら、おもしろそうだ。オレはかまわないぜ」
GM/チェリル : 「お礼は『霧雨亭』を買い取った方がお払いになる、との事でしたので、そちらの方を差し上げます」
アベンダル : 「う〜む、話はわかるが、だからといって我々には追い立てる手段はありませんよ?」
GM/チェリル : 「いえ、身振り手振りや、大声を出しただけで、逃げちゃうんで、その点は大丈夫かと……引き受けて、貰えないでしょうか?」
ミケーレ : 「……そうだな、ボクの条件をのんでくれるなら、いいですよ(にっこり)」
アベンダル : 「ほう、それだけでいいのなら引き受けましょう……で、料金の方はいかほどで?(こそっと(笑)) 」
プレド : 「むろん、OK。一応名乗っておくが、おれはプレド」 しかし、探検隊メンバーにはなりそうもないな……
ミケーレ : いやーん、条件聞いて〜(笑)
GM/チェリル : 「条件、ですか?」
ミケーレ : よかった(^-^; 「まず1つは、何故ボク達に頼んだのか? 普通は仲間とかに応援を要請するものじゃないんですか? それを聞かせていただきたいですね」
オーキス : 神官からだけ逃げて、一般人には襲ってくるとかだったらイヤだな(笑)
プレド : それは、性格とことん歪んでるな。
GM/チェリル : 「最近、こういった事件が立て続けに起こってて、みなさん、出払っちゃってるんですよ……おかげで、新人の私まで(ぼそっ(笑) )」
アベンダル : 聞き耳したいなあ(笑)<ぼそっ
GM : ふっても良いですよ(笑)
アベンダル : では遠慮なく〜(笑) 聴覚<8>5 + 6 = 11
プレド : まぁ、素敵♪(笑)
アベンダル : 悪霊がアベンダルの耳を塞いだらしい(笑)*G
GM : はい、聞こえませんでした(笑)
プレド : やっぱり、現場でわかるというほうがおもしろいでしょう。
GM/チェリル : 「で、みなさんにお願いしたのは……たまたま、かな?(ニッコリ)」
ミケーレ : 「ふむ、それはそれでいいでしょう。それと……ボクへの報酬はお金ではなく、貴方をディナーに誘う権利ってのではいけませんか?(にっこり)」
GM/チェリル : 「……残念ですが、贅沢は許されてないもので(ぺこり)」
ミケーレ : 「まさか! ボクの誘いを断るなんて」 (笑) しょぼくれ〜(力無くうな垂れて、了承しました)
GM/チェリル : 「みなさんご存じの通り、霧死人は霧の夜しか出ません。そこで、とりあえず今晩、この通りにある教会に来ていいただけないでしょうか?」
ミケーレ : 「はいはい……」 もはや上の空のミケーレなのでした。
アベンダル : 「わかりました。何か準備するものは?」
GM : 他の人はわかっているのだが、アベンダルは霧死人の弱点を知らない(笑)
アベンダル : 弱点どころか、そのものを知らない(笑)
GM/チェリル : 「霧死人の弱点は、日光と炎。いざというときのために、たいまつを用意した方が良いと思います」
アベンダル : 「ふむ……」 といってマッチを1本シュボっと。
プレド : んじゃ、マッチ&たいまつを用意しておくか。って、そっちで用意してくれないのか?
GM/チェリル : 「えーと、ランプならあるんですが、たいまつはないですね……あと、『霧雨亭』の地図(1階2階地階)をお渡ししておきます」
アベンダル : 霧雨亭までの道はわかっていていいんですか?
GM/ランド : 「宿までの道もなにも、ほら、あそこ」 ランドの指の先、古弦堂から5軒ほど離れた先に、古びた洋館があった。
プレド : 「う、無茶苦茶近い……」
アベンダル : 「ほほう、あそこか。気づかなかったぞ」
プレド : (地図を見て)「で、いったいどこへ追い込むんだ?」
GM/チェリル : 「……どこにしましょう?(^^;;」
プレド : 「前回は、どこへ逃げたんだ?」
GM/チェリル : 「……朝まで、追いかけっこしてました(;_;)」
ミケーレ : それで疲れていたのか……(^-^;
GM/チェリル : 「……わたし……もう……へとへとです」(笑)
プレド : 「なるほど。とくに、どこかへ入って消えるという訳でもないのか」
ミケーレ : 「霧になれるから、どこへでも逃げれるのでは?」 故に追い込むなら地下室がいいと思うけど?
アベンダル : 霧になれるのか……と心の中でつぶやく。霧死人のことを知らないがために、口を出せないアベンダルであった(笑)*G
GM/チェリル : 「霧と一緒に引いていくので……でも、あの建物から外には出ないみたいです」
プレド : 「んで、ランプの炎で大丈夫なのか?」
ミケーレ : 「いや、温度が大事だから松明でなくては」 ボクは念のためにマッチと油を購入しておこう。
プレド : 「じゃあ、やっぱり松明だな。振り回せるし」
GM/チェリル : 「直接、炎に触れさせないとダメージは与えられません。ていやって感じで投げつければ、退散させられるかも知れませんが」 をい(笑)
ミケーレ : 可哀相に、貧困な語彙。ろくな教育を受けていないのだろう(笑)
アベンダル : 神官見習いはそれなりの教育を受けているはずなのですが(笑) それにしても、投げつけて火事になったらどうするんだ?(^^;
GM/チェリル : 「(手をぽむっ)そう言われてみればそうですね。ランプを投げつけるのは危険です」(笑)*G
ミケーレ : 大丈夫かな?と不安な笑み(^-^;
GM : それでは、ちょっとみなさんで、追い込む先なり方法なりを考えていて下さい。
ミケーレ : 「万が一、火が点いたら逃げ出す場所が無いので、やはり1階がベストだろうね。幸い悪霊はあの館から出れないらしいし……」
プレド : 「1階にするとして、具体的にどこ?」
アベンダル : 「どうせ昼間はでないんだし、ちょっと下見に行ってみないか? 地図だけ見て決めても、窓や壁に隙間があったら終わりだぞ」
プレド : 「そうだな、いってみるか」
ミケーレ : 彼女はまだ、ここにいるんですか?>GM
GM : はい、彼女は目をしょぼしょぼさせつつ、みんなの話に相づちを打ってます。
ミケーレ : 「ボクら“だけ”でいこう。君は夜の為にゆっくり休養していてください」とチェリルの肩に手を置く。
GM : さて、オーキスはランドが手招きしているのに気がついた。
オーキス : 「なんでしょう?」 ランドの方に行く。
GM/ランド : (こそこそ)「いいか、よく聞け。実はな、あの霧雨亭、もとは貴族のお屋敷だったんだ。しかも、噂では地下に隠し部屋を持ってたって話だ」
オーキス : 「お宝見つけて回収してこいということですね、店長(ぼそっと) 」*G
GM/ランド : 「そう言うことだ。もちろん、他の連中には、なるべくばれないように、な」
オーキス : 「しかし、店長も知ってのとおり、鑑定眼はないですよ」(こそこそ(笑))
GM/ランド : 「隠し部屋においてある物は、まず値打ち物と思って間違いない。わざわざ、隠しておくようなものだからな」
オーキス : 「手当の方ははずんでくださいね」 (笑)
GM/ランド : 「もちろん、山分けだ。よし、頼んだぞ、オーキス」
オーキス : 「任してください、俺の捜索能力はこの為にあるんですから(たぶん)」
GM/ランド : 「よし、戻って良いぞ。よろしくな」
オーキス : 「さて皆さん、下見に行きますか」 (笑)
アベンダル : 「そうだな。ミーシャ、ランプ貸してくれないか?」
GM/チェリル : 「ランプでしぃかぁ? 教会に戻ればあると思いますぅ」
アベンダル : 「いや、ちょっと行ってみるだけだし、わざわざ教会まで行く必要はないでしょう」
ミケーレ : 「たのむ、もう休んでくれ(^-^; 崩壊していく君を見ていたくない」(笑)
GM/チェリル : 「はい、休ませてもらいますぅ」 あ、ちなみにチェリルについてはGM用ボードに書いておきました。
ミケーレ : すでに確認済みです(笑)<チェリル
GM : はやい(^^;  では、実際に下見に行くんですね?>all
ミケーレ : 「うん、いこう」
GM/ランド : 「これもとりあえず売りもんなんだから、粗末に扱うなよ?」 手にランプを持って、ランドとオーキスが戻ってきた。
オーキス : 「壊れても直せますよ、だから細かいことは気にしないで」(笑)
GM/ランド : 「まあ、直すのはお前だからな、確かに。お前が良いというなら、それはそれでかまわんが(^^;;」
プレド : 「それじゃ、いくか」
アベンダル : 「さてと……」 さりげに懐の武器を確かめつつ席を立つ。
GM/チェリル : 「はい、行ってらっしゃい〜。昼間は出ないと思いますが、気を付けて下さいねぇ」

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