---リプレイ---
 

§14:隠し部屋の探索[霧雨亭にて〜12月24日-PM9:30]


GM : というわけで、ミケーレが部屋に入って5分後、3人が部屋に戻ってくる。
ミケーレ : 5分か……
プレド : くそぅ、霧さえはいってこなければ(笑)
アベンダル : 「霧はここに充満していたようだから、仕方ないさ」 それだけでもないけど〜(笑)
GM : 部屋の中の様子は……壁際に幾つか棚が並んでいる。そのうちの1つが倒れている。そして、床には陶器の破片のようなものが散乱している。壁には何枚か絵が掛けられていて、部屋の中央にテーブルと幾つかのイスがある。
ミケーレ : ふむふむ、で、床や壁のつくりも知りたいっす。
GM : 床、壁ともに石組み。倉庫として使われていた部屋と違い、漆喰は塗られていない。
ミケーレ : おっけ♪
GM : 以上です。3人が戻ってくるまで、1度だけ何かを調べるチャンスがあるね。
ミケーレ : 「これが、子爵の集めていた……お宝ですか」と独り言を言いながら、美術品の数々に目を通す。 あ、これでおわりやん(笑) まぁ、5分しかないなら、元からできない作戦だから、このまま待ちますわ(^-^;
GM : 壁には絵が掛けられているし、棚の中には陶器やらなにやらが入ってるし。それなりに目の肥えたミケーレなら、どれも高価な物であることがわかるよ。鑑定しなくても。ただし、壁に掛けられた絵は保存状態が悪くてかびだらけだし、棚の木も半ば腐りかけている。
ミケーレ : 5分ですべてに目を通すのは不可能でしょ? 見てる途中にみんな戻ってくるってことでおっけです。*E
GM : はい。適当に眺めている間に、残りの3人が戻ってきました。
プレド : 部屋にあるのは、さっきいったので全部?
GM : 全部です。あと挙げてないと言えば、テーブルの上にごちゃごちゃと物があがっている、ってくらいかな。
ミケーレ : 「あ、おかえり……どうでした?」と間抜けな質問(笑
プレド : こんどは首を横に振ろう>ミケーレ
GM/チェリル : 「……また逃げられちゃいました。うぇんうぇんです」(謎)
ミケーレ : 「……そうですか。やはり霧化する霧死人を倒すのは至難の技ですね(にっこり)」
アベンダル : 「まあ、見ての通りだ……しかし、もったいないなあ」と絵などを見渡す。
GM : 絵はボロボロだね。何が描かれているかかろうじてわかる程度だ。
ミケーレ : 「さて、これからどうします? また現れるのを待ちますか?」とみんなに質問。
GM/チェリル : 「どうしましょう……?」 そう言って、チェリルもきょろきょろと辺りを見回す。
プレド : ひとまず、子爵がなにか書き残したものがないか、調べてみる時間は?
GM : 今の時間は9時30分。
アベンダル : 「まあ、調べられる分は調べておくか(じろじろ)」
ミケーレ : 「わかりました。ボクは扉でも見張っています」と扉の方を向く
GM : では、調べて下さい。
 
 というわけで4人は部屋の捜索を行い、しばらく経った頃に手がかりを発見します。なお、この間の様子を読みたい方はこちら♪
 

プレド : 今度は倒れている棚を調べる。
GM : 持ち上げて、立て直さないと調べられません。まずは、剛力(一般:体+運動)で持ち上げて下さい。
プレド : よっ、と。剛力<11>6 + 5 = 11 「お? 思ったより、軽いじゃねぇか」
GM : うーん、けっこう重い棚だったが、なんとか立てた(笑)
アベンダル : 若い肉体派はひと味違う(笑)
GM : 棚の中には、同じく陶器の類が入っていたようだ。が、倒れたときに、あらかた割れてしまっている。 あと、床の上に、腐ったような布きれがある。ということで、捜索を振って下さい>プレド 
プレド : 捜索<7>3 = 3 布きれを拾ってみよう。
GM : おっけ。布きれは、かつては服だったようだ。では、こちらも捜索で<布きれ>プレド
プレド : 布きれ捜索<7>(今度こそいい目!)4 = 4
GM : 大きさからすると、大人の物ではなく、子供が着るもの。*E
ミケーレ : うーん、なんだろ?
GM : プレドが持ち上げた布きれから、何かが転がり落ち、床にぶつかって金属音を立てた。
アベンダル : おや?
プレド : あれ? さらにそれを拾い上げる。
GM : うーん、ロケットのようだ。
プレド : 開いてみる。
GM : 中には、若い夫婦と生まれたばかりの赤ん坊と思われる写真が入っている。
プレド : 「ま、まさか……」
GM : あと、持ち上げた布きれの下には、砕けた木片が散乱している。
アベンダル : 「どうした?」
ミケーレ : 「何かみつかりましたか?」と言ってプレドに近づこう。
プレド : 「おい、ここに写ってる女性は、もしかして?」>ふたりに見せる。
アベンダル : 「どれどれ?」とプレドの手元を覗き込む。え〜と……気づいていいんですか?>GM
ミケーレ : 判定は?
GM : うーん……なんだろ? 推理(一般:知+判断)……でどうぞ>アベンダル
ミケーレ : 推理<9>2 + 2 + 1 = 5
アベンダル : 推理<7>2 + 3 = 5
ミケーレ : 予想通り目が全体的に低い。3つ振って正解だったな(^-^;
GM : うーん。面影はあるかなぁ。小さいんでわかりにくいし……
ミケーレ : 顔が特徴的だったらねぇ……あとチェリルも見たことあるのでは?
GM : チェリルにも覗かせよう。 推理<7>6 + 5 = 11
ミケーレ : うーん、どっかーんだね(^-^;
GM/チェリル : ぜんぜん駄目〜(;_;) 「……だれ?」(笑)
プレド : とりあえず、木片のほうも調べてみる。それとも、ロケットに名前とか彫られているか? 
GM : 木片の方は、たぶん、かつては椅子だった物だろうとおもう。
プレド : なるほど<椅子
ミケーレ : 紋章でもあれば、そこからこれがどこの家のものか判断できるが……
GM : はい、紋章が彫ってあります。
ミケーレ : をを! ではどんな紋章ですか?
GM : 盾の前で交差する2本の剣……グレイグマン家の紋章ですね。
アベンダル : まあ、写真というのは比較的新しい技術なので、キャラクターの知識からいってもほぼ決まりなんですけどね。*G
ミケーレ : 「……この紋章は!?」と言って皆に見せよう(笑)
アベンダル : 「おおっ、これはまさしく」(笑)
ミケーレ : 「では、この子供はグレイグマンさんの……?」
アベンダル : 「そのようだな……少々伺いたいのですが、教区の死亡記録を思い出せますか?」>チェリル
ミケーレ : 「そう言えば聞いていませんでしたね……子供は一体どうしているのか」 プレドにはかくかくしかじかと、ことの詳細を説明します(笑)
GM/チェリル : 「死亡記録……」 記憶<8>1 + 3 = 4  「いえ、スコットさんがなくなられたあとも、その前も、グレイグマン家で亡くなった方はいらっしゃらないはずです。もっとも、引っ越しなされた後のこととなると、旧市街の方の教会を当たってみないと……」*E
ミケーレ : 「となると……明日にでもたずねた方がいいかもしれませんね」  このまま行ってもいいけど、教会に夜行って平気?
GM/チェリル : 「さすがに11時過ぎてますから……先方にも迷惑かと(^^;;」
ミケーレ : むぅ、教会のくせに〜(謎)
GM : コンビニエンスな訳では無いのです(^^;;
アベンダル : 「そういえば、ランドが子供に優しい人たちだとか言っていたが……」<グレイグマン家
ミケーレ : 「何か関係あるのかもしれませんね……」
アベンダル : 「とりあえず明日いろいろ回ってみようじゃないか」
ミケーレ : 「まぁ、まだ調べてない個所あるでしょ? そこ調べましょ
GM : 了解です。ロケットはどなたが持ちます?
ミケーレ : チェリルでよいのでは? 確実に教会に行くわけだし、その後グレイグマンさんを尋ねるかもしれないしね。
GM/チェリル : 「では、私があずかっておきます」 そう言って、チェリルはロケットを両手で大事そうに包み込んだ。

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