☆脚注


*天井を見る〜

 アベンダルのプレイヤーは「早い段階で壁の向こうを確認なんてことになったら、全然面白くないじゃん」などと考えていたので、向こう側に配管があるということで片付けてしまいます(笑) このようにプレイヤーの側からシナリオをコントロールするのも、TRPGの1つの楽しみ方ですね♪


*ボクは西側の階段〜

 さりげなく、オーキスを地下室に近づけさせまいとしています。ですが、オーキスが何も主張しないのでちょっと空回り(笑)


*どうしますと言われても〜

 実は前回のプレイの最後、襲われたオーキスではなく、プレイヤーの方が眠りについていたようです。深夜チャットならでは悲劇と言えましょう(^^;  そのため、ここでは多少説明に時間が費やされることとなりました。


*お前は人を不幸にする!〜

 その前の発言といい、仮にも聖職者に対して、とんでもない言い種を(^^;


*迷うってことは知能がある〜

GM : 「お〜、ミケーレ賢い。その調子で頑張って♪」


*1人いなかったり〜

 この時、たまたまオーキスのプレイヤーはチャットにおりませんでした。しかし、他の参加者にとってはその方が都合がよかったりします(笑)


*全部説明しました〜

 アベンダルのプレイヤーは相手に知能らしきものがあるとわかった時点で、力尽くで祓うという選択肢をすっぱりと捨ててしまっています。しかし、ミケーレが何も話してくれないと、プレイヤーはともかくアベンダルというキャラクターは何も推理することができないのです。


*あなたです〜

 ちなみに、アベンダルのプレイヤーがこのゲームのデザイナーです。しかし、本来の霧死人は向こうから襲ってくるものなので、逃げ回ることまで想定して特殊能力を与えてはいないのです(^^;


*キャラクターが壊す理由を〜

 TRPGではよくあることですね。それから、チャットによる弊害といいますか、相互の考えがなかなか正確に伝わらないので、この後少し相談が長引くことになります。


*霧の進入を抑制したい〜

 この辺りで、ミケーレのプレイヤーとアベンダルのプレイヤーでは、少し推理が違っているようですね。ミケーレから聞いた情報と逃げ回る霧死人が屋敷から出ないという話、それから壁の向こう側から水の音が聞こえたということを合わせて考えれば、どこで待ち伏せればいいのかはだいたい決まったようなものでしょう。が、アベンダルのプレイヤーは原因を追求する前に祓うという展開を望んでいなかったため、この時点では何も喋らないで調査に回ろうとしています。


*GM的には〜

 この時点では、GMとアベンダルのプレイヤーでは、だいたい今後の展開に対する予想が一致していたようです。しかし、2人とも予想しなかった事態が後に起こります。いや、本当に予想外だったのです……(^^;

アベンダル : 「霧とは何?ということと、その前の情報を合わせれば、だいたい決まりなんですけどねえ……。あと裏付けの1つもとれば、選択肢なんてほとんどなくなるはず……」
GM : 「だったんだけど……う〜ん(^^; 」


*アベンダルは〜

 これはアベンダルの考えであって、プレイヤーの思惑ではないのですね。このように、プレイヤーとキャラクターの目的が必ずしも一致しないところが、TRPGの面白さの1つでしょう。


*作戦会議をして下さい〜

 既に作戦会議が終わっている上に、オーキス抜きで会議をしたことを誰もオーキスに伝えていなかった模様です。たぶん、まだオーキスのプレイヤーはこの事実に気づいていないでしょう(^^;


*にやり〜

 この時、ニヤリとしなかった参加者は皆無だったことでしょう(笑)


*塞いでも無駄〜

 アベンダルとしては、このことに関して確証を得たかったので、どうしても情報収集を先にしたかったのです。この時点で、プレイヤーの推理はほとんど完了です。他の不明な点は推理ではわからないことだと思ったので、とにかく聞き込みを進めるべきだと考えました。


*前の旦那様の時には〜

 この空白についての理由は、最初に霧雨亭の中を調べた時に、GMが伏線として情報を既に出しています。


*改修工事〜

 GM : 「ビンゴ〜♪」
 アベンダル : 「というか、だから壁にヒビがあったんでしょ?」

 というわけで、ここまでの時点でのアベンダルの推理は、これで完全に裏付けが取れました。


*昨日から〜

 GM : 「あなたと絡むと、NPCの出目がものすごく良くなる気がするんですが(^^; 」
 アベンダル : 「ものすごくええ人たちですね(笑)」


*記憶で〜

 もしこれで失敗していたら、何のために全員が苦労してお膳立てしたのか……恐ろしい(笑)


*性格慎重じゃなくって〜

 オーキスは感情ベースとして唯一「慎重-3レベル」というものを設定しています。しかし、誰も彼のことを慎重とは思うことはありませんでした(笑)


*修復〜

 とても賢い術法の使い方である一方、とてつもなく不可思議な発想の持ち主でもありますね(笑) なおかつ、この時点でシナリオが不思議な様相を呈することとなりました(^^;


*うち消しちゃうの?〜

GM :「打ち消し反対〜! だったら、破滅ポイントなんて取得するな〜」
アベンダル : 「そうだ〜、素直に落ちちゃえ〜♪」

 チャンスだったのにね……(笑)


術法、おそるべし〜

 これが後に、GMとアベンダルのプレイヤーを苦しめることになるとは……。ちなみに何が問題かというと、修復されたのは三角の穴だけではないということです。

GM : 「そういえば、物体修復は成功値ポイントだけしか直らないんですよね。間違えてました。実はこの壁、耐久値が100ポイントあったんですよ(^^; 」
アベンダル :「すると、壁が壊れていて、なおかつその前でオーキスが気絶(術法を使いすぎると気絶することがあります)しているという展開もあったわけですね?(笑)」
GM : 「な、謎すぎる……(^^; 」


*やっと終わったぜい〜

 何1つ終わっておりません。キャラクターとプレイヤーの間にある溝は、まことに厄介なものなのです(笑)


*記憶チェック〜

 人間の記憶はそこまで儚いものなのかとそら恐ろしくなります(^^;

オーキス : 「いや、これはわざとです。ハンマー忘れても面白いかと思って(笑)」
GM : 「面白いけど、やっぱり謎すぎる……(^^; 」


*嫁いできてからは〜

 この情報によって、アベンダルのプレイヤーの方針はだいたい固まりました。しかし、キャラクターとプレイヤーの知識に溝があるため、それを埋めない限りはアベンダルを動かすことはできません。まだしばらく、質問を続けなければならないようです。

アベンダル : 「だって、どうせオーキスは何もしゃべってくれないもん(笑)」


*どこかへ隠した〜

 オーキス以外のキャラクターは、この情報が手に入らないうちは、積極的に壁を壊しにくいのですね。これでようやく、強硬手段に訴えることができます。


*edge head〜

アベンダル : 「普通は8×8〜。間が空いているのに〜、空いているのに〜(^^; 」
GM : 「だって、オーキスが潜った時点でもう関係ないから……(笑)」

 この会話の意味は、リプレイを読み終わった後の「マスターの独り言♪」の章でわかることでしょう。


*子爵家を継ぎたいという人物〜

アベンダル : 「この情報が先に出たから訊き漏らしたのですよ」
GM : 「ふふっ、引っかかりましたね(ニヤリ)」
アベンダル : 「くやち〜(笑)」

 この会話の意味は、リプレイを読み進めてゆくうちにわかることでしょう。


*紋章か何か〜

アベンダル : 「ほら、当たってるじゃないですか」
GM : 「でも、文句はオーキスの方へ(^^; 」

 この会話の意味は、リプレイを読み終わった後の(以下同文)


*霧雨亭で〜

アベンダル : 「これで出てこないものは、推理ではどうにもならんでしょ?」
GM : 「いや、このシナリオだけの伏線とは限らないことだし……(^^; 」
アベンダル : 「どうせ霧雨亭は壊しちゃうくせに……(笑)」

 この会話の意味は(略)


*墓暴き〜

 アベンダルのプレイヤーは、墓を暴く必要がないという結論に達していますが、どうせ許されるはずもないと思って、黙って見物しているようです。


*とりあえず〜

 実はこの時、気づいてはならない事実に気づいてしまい、GMともども苦悩しておりました。そのため、どうでもいいことから先に手をつけようという、逃げの姿勢に入っています(^^;


*想像つきませんし〜

GM : 「そこまでわかっているのにねえ(^^; 」
アベンダル : 「でも、前子爵とは違うということしかわかりませんよ。だって、この時点ではそれ以外の誰でも可能性ありますから」
GM : 「確かに、この時点では推理できないけど(笑)」


*遭遇の可能性が高い〜

アベンダル : 「まだ気づいていないと見てよろしいでしょうか?」
GM : 「我々とは悩むポイントが違ってますね(^^; 」
アベンダル : 「こちらの苦悩はもうちょっと深刻ですからねえ(笑)」
GM : 「う〜ん、オーキスめ(謎)」


*隠し部屋探しする?〜

アベンダル : 「ありがとう。おじさんはその台詞を待っていた(笑)」
GM : 「確かに待っていた(^^; 」


*間違いなく!〜

 ちなみに、修理に失敗したのはプレドです。間違いは誰にでもあるという良い見本ですね(^^;


*感じないでしょう〜

 きっちりと塞がれてしまったからこそ悩んでいたのですから、当然ですね(笑)


*明らかなわけで〜

 実は、店のおばあさんの話を聞いた時点で、すでに霧の出所はほぼ特定できたようなものなのです。厨房や他の水場に通じる場所は扉が閉まるようになっています。となると、少なくとも水が存在する(であろう)場所で扉がないのは、もはや地下しか存在しないのです。その後、ホテルの元支配人と話をした時に修復工事の話をしたのは、その確認のためでした。


*目論見は〜

 アベンダルは霧の出所が推測できているわけですから、単純に地下の通路で待ち受けていれば、間違いなく相手を取り囲むことが可能です。……が、2階から霧が入ってきているということは、階段の辺りまで逃げられてしまえば、もう霧化によって消えられてしまうのは明白なのです(笑)

アベンダル : 「しかし、最大の問題は……」
GM : 「そう、オーキスが壁を術法できっちり塞いでしまったことです(^^; 」
アベンダル : 「そしたら、もう2度と霧死人は出没しないことになるではありませんか(笑)」
GM : 「あやうく、このまま取り壊されてしまうところだった……恐ろしい」
アベンダル : 「プレドやミケーレが壁を壊すと言ってくれたので、本当に助かりましたね(^^; 」

 プレイヤーがいろいろわかってしまっているために、逆にアベンダルはあえて何も言わなかったのですね(笑)

GM : 「まして、GMは何も言えるはずもなく……本当に恐ろしい(^^; 」


*45分も〜

 そこまで時間がかかるなら、工事現場で働く方々の耳はとっくに聞こえなくなっていると思います(^^;


*木の板〜

 この時点ではこの程度の認識で済んだのですが……


*おっけです〜

アベンダル : 「いったい何の作戦を考えていたのでしょう?」
ミケーレ : 「全て焼き払うつもりでした(笑) 何かが彼(霧死人)をそこに執着させているなら、その元を断てば問題解決、と(をいをい)」


*子供が着るもの〜

 ここで見つけるべきことは死んだのが誰かということです。こればっかりは証拠がないとどうにもならないので、推理とは関係なく調べる必要があったわけです。実際、これ以前の段階では、前子爵のスコット以外の誰でも可能性があったわけですから……

アベンダル : 「おおっ、子供!(手をぽむ(笑))」
GM : 「いきなり親戚までいっちゃうし(^^; 」
アベンダル : 「だって、継ぐ人いないって言ったもん」
GM : 「何も間違ったことは伝えてないですよ(笑)」


*死亡記録〜

GM : 「生誕記録には、子供のことは書いてあったんですけどね」
アベンダル : 「記録にあるのに、最初に家族のことを調べてもらった時にチェリルが何も言わなかったのは不自然じゃないですか?」
GM : 「そこは、ほら……チェリルのすることですから(^^; 」
アベンダル : 「まあ、チェリルですからねえ(笑)」


*陶器の破片が〜

 陶器の破片、倒れた棚、椅子だったと思われる木片、という断片を総合して、椅子の足でも偶然折れて、その後に倒れた棚にでもぶつかって死亡したのだと考えたわけです。そのために、ちょっと確認しておこうとしただけだったのですが……確認なんかしなければ……実はここからが長かったのです(^^;


*ん〜?〜

 プレイヤーにはわかっていても、キャラクターには想像もつかないことが起こっていたわけですから、首の1つも傾げようというものです。おそるべしオーキス、おそるべし術法……(^^;


*謎は深まるばかり〜

GM : 「実は、回転床の罠を解除する仕掛けがあったんだけど、みんな出目が悪くて見つからなかった……」
アベンダル : 「でも、それが見つかったところで、深まった謎は解けないじゃないですか(笑)」
GM : 「解きたいですか?(^^;;」
アベンダル : 「いえ、ちっとも(笑)」


*おさらいしないと〜

 前回のプレイから10日以上の時間が経っていました。そのため、キャラクターにとっては翌朝のことでも、プレイヤーは細かい情報を忘れてしまっているのです。


*見張りでも〜

 一般的な泥棒を警戒するフリをして、プレイヤーとしてはランドの動きを止めようとしています。


*ひとり涙するプレド〜

 プレドは「親子愛に弱い-3レベル」という感情ベースを設定しているのです。

ミケーレ : 「ちなみに、ミケーレは親子愛が嫌いなのです」
アベンダル : 「にゃにおう、アベンダルとプレドを敵に回す気だにゃ〜(笑)」
プレド : 「どういうことだ、ミケーレ!!」
ミケーレ : 「きゃぁ!(笑)」

 しかし、よ〜く考えてみると、オーキスも母親に仕送りしている苦労人なので、ミケーレは全員を敵に回しましたね(笑)


*調子悪いんで

 接続回線が混んでいて、会話にズレが生じているのです。


*いかにもはじめて〜

 もはや、手慣れた犯罪者のように見えるのは気のせい?(^^;  ちなみに、術法を利用した犯罪が行われた場合、仮に警察に見つからなくても、術法協会の調査員が独自に捜査を行います。その際、秘密裏に処罰されたりすることもあるので気をつけましょう……でも、今回のオーキスの犯行は完全犯罪かも(笑)