全域
全域:砂の精霊は子供をさらって食べている
嘘:子供と遊ぶだけで、危害を加えることはない。精霊ということで誤解を受けている。
全域:ペルソニアには莫大な量の霊石が埋もれている
嘘:霊石ではなく霊砂ならば大量に埋もれているし、一部では地表が霊砂で埋め尽くされている。ただし、現在の霊子機関にこれを入れても、エネルギー状態が低いため満足に稼働しない。
全域:毎日ブルーティーを顔にぬれば美しくなれる
嘘:特に薬用効果があるわけではない。ただし、安物の石鹸よりはよほど肌によいのは事実。
全域:マッチに長いあいだ触れていると皮膚が腐ってしまう
嘘:これは黄燐を使っていた昔の話。ただし、科学技術の遅れている国では、現在でもそのように信じられている。
全域:今年はロングスカートが流行する
不明:最近の傾向ではスカートは年々短くなっているが、それに反発する人が多いのも事実。
全域:カーカバートには暗殺者ギルドがあるらしい
本当:裏社会では有名だが、一般にはほとんど知られていない。もちろん、どのようなルートで依頼できるのかも不明。
全域:霊石の値が急騰するらしい
嘘:いくつかの霊石鉱田が閉鎖されることから、このような噂が流れているだけ。特に急激に値段が変動することはないと予測される。
全域:ライヒスデールとフレイディオンは、神聖同盟に対抗するためにカイテインと手を結ぼうとしている
本当:もしこの同盟が締結されれば、エルモア地方はかつてないほどの大きな戦乱に見舞われるだろう。
全域:カイテインは今年中にルワール大公国と交戦する
本当:カイテイン側に方針の変更がなければ、おそらく今年中に何らかの行動を起こすと考えられる。
全域:ルワール大公国でつくられた鏡からは化物が出てくる
嘘:ただし、ごくまれに鏡魔がもぐりこんでいることはある。しかし、これは何万枚と輸出されている中の、ほんの数件でしかない。
北部
カルネア:雪綿の価格が暴落するらしい
不明:このまま南北間の戦乱が続いて、ペルソニア産の綿や麻などに隙をつかれたらの話。また、新大陸の農場化に期待する向きもあり、長期的に見れば土地を選ぶ雪綿は不利となるだろう。
アルメア:霊獣は森エルフに操られている
嘘:ただし、霊獣使いの中に森エルフがいることは事実。
カスティルーン:樹氷の森は雪エルフの仕業だ
嘘:樹氷の森は純粋な変異現象。雪エルフは寒さによる影響をまったく受けつけず、わずかながら凍気を操る力を持つことによる誤解。彼らは非常に純朴で、とても優しい種族である。
ライヒスデール:皇帝はかつらを愛用している
不明:まったく真偽のほどは不明。もちろん、確認できるものも存在しない。このような噂は他にもあり、「皇帝は不能だ」「実はレプリカントだ」「悪魔が取り憑いている」などといった噂が囁かれている。なお、秘密警察に聞かれると投獄されることもあるので注意が必要。
ライヒスデール周辺:ライヒスデールは霊子を使用した兵器を新たに完成させた
嘘:研究中ではあるが、きわめて難航しているようで、全く完成のめどは立っていない。近いうちに予算がうち切られるという話しもある。
東部
カイテイン東部:東方からの旅人が結界を超えて迷い込んだらしい
不明:もし本当ならば、今までまったく交通のなかった東方の情勢がわかるかもしれない。しかし、たくさんの竜が周辺を徘徊する結界を抜けてきたとは、とても考えられない話である。
ペトラーシャ周辺:ペトラーシャでは飛行機なる乗物が開発されたらしい
嘘:ただし、トランウェリア市にある軍の施設で研究中。
エリスファリア:今年の12月に最大級の呪震が起こる
嘘:ただし、ここ数年間は比較的弱いものしか起こっていないので、そろそろ大きめの呪震が起こるかもしれない。
エリスファリア:女王シーリアネスは、実は今年で62歳だ
嘘:地位も権力も能力も美貌も備わっていて、かつ伴侶にも恵まれた彼女に対する女性たちのやっかみ。
エリスファリア:新大陸の人は目が3つあるらしい
嘘:おそらく、魔玉使いが使役する獣のことを言っていると思われる
ジグラット:竜の一族が反乱の機会をうかがっているらしい
嘘:今すぐどうこうする力はない。ただし、現在の族長であるクーネル=アイロウは野心家であり、色々と手を回しているのは事実。
ジグラット:ジグラット国王は第一王子を後継者に決めるつもりらしい
嘘:これまでのジグラットの傾向では、長子が継いでいることが多いというだけ。
ルワール大公国:空から少女が降りてきた
不明:ただし、少女の姿をした悪魔が空から民衆に襲いかかったことはある。
ルワール大公国周辺:カーラ=ラヴィルカーンは美少年が好きらしい
不明:側近のうち2人が美少年なのは事実だが、彼女は能力偏重主義なので、顔で部下を選ぶことはしない。しかし、それが噂を否定する材料になるかといえば疑問。
西部
西部全域:西海には体長100mを超える魚がいる
本当:レヴィと呼ばれる生物のことだが、魚かどうかは不明。実際に確認されているにもかかわらず、そのあまりの巨大さに信じていない人も多い。
西部全域:絶対変異地帯には莫大な量の金が埋まっている
本当:変異によって金に変わった岩山があり、金塊がたくさん転がっている。なお、真金に変わった植物などもある。
フレイディオン:総統アルザフも実はレプリカントだ
嘘:ただし、錬金教団はアルザフを邪魔に思っており、暗殺してレプリカントとすり替えるくらいのことはやりかねない。
エストル−ク:水原に人の言葉を話す猫があらわれ、妖精の女王を探している
本当:ケットシーと呼ばれる妖精が近くの村人に話しかけて大騒動になった事件がある。しかし、女王に会ったという人は存在しない。
ロンデニア:新大陸の人間は化け物に変身する
本当:正確には蟲使いのことなのだが、異形亜人と呼ばれて恐れられている
南部
都市国家半島:ラガン帝国の王族の生き残りがいるらしい
本当:最後の後継者メーティス=サイアル=ラガーナは生存しており、帝国の復興を目指して活動している。
都市国家半島:水上都市ナニーナの仮面大祭は、祭りの名を借りた異端の宗教儀式だ
嘘:裏で儀式を行っていた悪魔崇拝者が冒険者に倒されていることから、このような噂が広まったと思われる。
南部全域:ルワールでの黄人の内乱には、カーカバートと法教会が手を貸しているらしい
本当:法教会の方はわりと知られている話だが、カーカバートも密かにこれを支援している。
南部全域:スパイギルドと魔人が手を組んだらしい
不明:もし本当だとしたら、これほど恐ろしい話もない。なお、魔人とユノスの軍事政権の残党が手を組んでいるという話もある。
南西部:吸血鬼の牙は不老不死の薬になるらしい
嘘:不死獣と呼ばれる怪物の心臓にもそのような力があると信じられているが、確認した者はいない。
ルクレイド周辺:術法を使うと馬鹿になる
嘘:ごくまれに精神崩壊を起こす人がでることから、いまだにこのような話を信じる人もいる。
ルクレイド:初等学校が義務教育になる
嘘:ただし、そのような主張をする教育者は多い。
ルクレイド:術法学校が、一撃で山を吹き飛ばす術法を完成させたらしい
嘘:なお、そのような術法もあるにはあるが、現在使える者は確認されていない。
ソファイア周辺:ソファイアでは高性能の霊子機関の開発に成功し、量産する計画がある
嘘:現在の技術でこれ以上の効率を高めることは不可能。
セルセティア:リュミル=カレルレンは実は悪魔の使いだ
嘘:ただし、敵軍は当然のように口にしているし、味方の中でもこのような不穏な話を漏らす人もいる。