概略
○解説 他国の脅威から人々の身を守るために働く職業です。一般には国家に所属しており、上官の命令に服従する義務を負います。 ▼軍事状態 ▼兵科の例 ○条件 職業軍人になるためには、大きく2種類のルートがあります。 先頭へ
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一般兵士
○解説 尉官よりも下の階級の軍人です。一般には国家や特定の貴族に属しており、上官の命令に服従する義務を負います。専門の職業人として国が雇用した軍人は、基本的に兵学校を卒業しています。しかし、全ての軍人がそうであるとは限らず、徴兵された民兵であることもあります。 ○特殊な部隊▼消防隊 ▼救助隊 ○注意点基本的には戦うこと以外にはあまり向かない職業です。戦闘や軍事が絡まないシナリオでは、なかなか持てる技能を活かして活躍するというわけにはゆかないでしょう。しかし、兵士は自宅で待機している時期もありますし、徴兵されている場合はもともとの職業の技能を持っています。ですから、兵士としてではなく一般人として活躍することも可能な職業といえるでしょう。 ○条件 徴兵制度によって兵士となった場合は、特に何の制限もありません。 ・経歴 ○コネクション 軍人は当然のことながら軍部に繋がりがあります。自分が所属する部隊だけでなく、他の部隊と共同で活動することもありますから、そこから何らかの情報を手に入れることも不可能ではないでしょう。より上の位につくことができれば、士官と繋がりを持つこともできます。 先頭へ
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士官
○解説 士官学校で戦略などの高度な軍事教育を受けた、少尉以上の階級の軍人です。指揮官として部隊を率いて戦ったり、作戦を立案するのが仕事となります。幅広い知識と高度な判断力が必要とされる職業です。 ○条件士官になるためには、必ず士官学校を卒業しなければなりません。士官学校は15歳以上のもので、最低3年は教育を受けます。支配階級が存在する国家では、貴族の子弟が多くを占めることになります。 ・経歴 ○注意点士官はその立場上、政治的な問題や貴族間の闘争に巻き込まれる可能性があります。ですから、直接的な軍事行動以外の舞台でも扱うことができるでしょう。反面、日常的な小さな問題を主題とする場合は、事件に関わるきっかけもつかみにくく、その能力の殆どを発揮できずに終わることでしょう。非常にシナリオを選ぶ職業といえます。 ○コネクション士官は純粋な軍事活動以外にも、(出自には関係なく)貴族や政治家と接触したりする機会があります。たとえば上流階級のパーティに招かれたり、貴族の旅行に警備の名目で随行することもあるのです。こういったことから、士官は軍部以外にも貴族や芸術家などといった人々と繋がりを持っていたりします。 先頭へ
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密偵
○解説 情報を取り扱う専門家であり、他国に潜り込んで軍事機密を盗み出したり、潜入工作を行ったり、重要な密書を届けたりといった仕事をこなします。多方面の高い才能が要求され、通常は専門の機関で厳しい訓練を受けた者しか就くことができない職業です。軍事知識や国家情勢はもちろんのこと、短時間で物事を覚える記憶力がなければなりませんし、潜伏や忍び足といったしなやかな身のこなしや手先の器用さ、さらには戦闘力をも要求されるのです。中には色仕掛けで相手をたぶらかして情報を得たり、暗殺を行う密偵も存在します。 ○条件密偵になるためには、養成学校を卒業していなければなりません。一般学校からいきなり養成学校に入学することは殆どなく、通常は兵学校で実力を認められて、はじめて試験を受ける資格を得ます。 ・経歴 ○注意点密偵は通常、何らかの極秘任務を遂行するために活動しています。そのため、同じ軍に所属する人間相手にさえ、自分の身分を明かさないことがあります。そのような職業ですから、他のキャラクターにも身分を偽らなければならないかもしれません。身分証などを偽造して完璧に他人を演じることができているのならば、さほど問題にならないのかもしれませんが、場合によってはシナリオの中で活動しにくくなることもあります。密偵を使う場合は、GMと相談してからにした方がよいでしょう。 ○コネクション 密偵はその立場上、自分の身分を簡単に明かすわけにはゆきません。ですから、情報は自分が所属する機関から送られてくる以外は、自力で得るのが普通です。 先頭へ
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