基本
○判定
▼不明度:6
▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)
○基本情報(一般:±0)
▼名称:高位霊獣
認識:霊獣/異端/危険/嫌悪
利用:なし/霊獣使いによる使役▼生息地域:不定
活動期:不定
遭遇頻度:霊獣による
出現数:不定
反応:不定。基本的には敵対的▼外見:
それぞれの獣によって異なります。▼概要:
一般的に最もよく知られている霊獣で、非常に攻撃的な性格をしています。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:霊獣/高位霊獣
▼詳細情報:
霊獣の中でも非常に強力な存在です。霊獣による被害の大半が、この高位霊獣たちの仕業だといいます。
霊獣系の『霊獣つくり』の術で生み出すこともできます。性質や生態はそれぞれの獣で異なっていますが、特殊な能力をもって人間を攻撃してくることだけは共通のようです。多彩な異能を持ち、相手をするには非常に厄介な相手です。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼通常攻撃の無効化(自動発動)
通常の物理攻撃では、一切のダメージを与えることが出来ません。この能力をもった相手の生命値にダメージを与えるには、武器に魔力を付与するか術法によって攻撃する必要があります。
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酸霧獣
○判定
▼不明度:4
衝撃度:2▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/ライヒスデール(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)▼術法:×霊獣つくり
○基本情報(一般:±0)
▼名称:酸霧獣
認識:霊獣/異端/危険/嫌悪
利用:なし/霊獣使いによる使役▼生息地域:不定
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:不定
反応:不定。通常は敵対的▼外見:
酸性霧でできた体を持つ、不定形の雲のような怪物です。▼概要:
ライヒスデールの酸性霧地帯によく出没します。普段は霧に紛れてじっとしており、人間が接近すると攻撃を仕掛けるようです。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:霊獣/高位霊獣
▼詳細情報:
霊獣の中でも非常に強力な存在です。霊獣系の『霊獣つくり』の術で生み出すこともできます。多彩な異能を持ち、相手をするには非常に厄介な相手です。
普段は霧に紛れて存在しており、半径1mほどの球状に形を保っていますが、生物の存在を感知すると体を広げてつつみこむようにして襲ってきます。霧の中にいる時は、肉眼ではまず発見できないでしょう。襲われてみて初めて存在に気づくことが殆どのようです。
彼らは天候がよい時は、ほとんど姿をあらわすことはありません。それから、酸霧獣は火炎に弱く、火を近づけるとやがて蒸発して消えてしまいます。しかし、火を恐れるわけではないため、それで逃げ出すということはありません。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:11 敏捷:11 器用: ―
記憶: 6 判断: 6 感応:11 霊力:11▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:11 精神値:17
自我抵抗: 6 自我値: ―
生命抵抗:11 生命値:19▼行動力:17
▼移動力:11
▼状態変化:気絶なし/霧散
知能:動物なみ
弱点:火炎(ダメージ)
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:接触 11(体当たり:―)
特殊攻撃:酸霧球(効果値6+3)▼回避
戦闘防御:11
反射回避: 9
防御値:なし▼戦闘方法:
基本的に攻撃的な性格で、霊獣使いが使役していない状態では、積極的に人間に攻撃を仕掛けます。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼通常攻撃の無効化(自動発動)
通常の物理攻撃では、一切のダメージを与えることが出来ません。この能力をもった相手の生命値にダメージを与えるには、武器に魔力を付与するか術法によって攻撃する必要があります。▼通常攻撃の最少化/飛び道具(自動発動)
飛び道具による攻撃では、武器に魔力を付与したとしても、付与した魔力+1ポイントのダメージとなります。▼飛行(自動発動)
空中を浮遊し、自由に移動することができます。▼酸性霧(自動発動)
能力:― 作用:― 対抗:―
距離:接触 時間:永久 範囲:半径1m
効果:酸霧獣の体に触れた者は、感覚器官が酸でやられてしまいます。洗浄するなど何らかの処置をほどこすまで、感覚を要する判定に−2の修正を受けることになります。▼酸霧球(能動発動)
能力:― 作用:効果値6+3 対抗:反射回避
距離:10m 時間:一瞬 範囲:半径3m
効果:遠くの敵に酸の球をぶつけて攻撃することが出来ます。▼霧化(能動発動)
効果:滅多に逃げることはありませんが、まれに霧に姿を変えて逃亡することがあります。この場合、霧に攻撃を仕掛けてもダメージを与えることは出来ませんが、逆に霊獣の側から何かを仕掛けることも不可能となります。なお、通常の霧と全く同じように、火や乾燥による影響だけは効果を及ぼします。
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海魔
○判定
▼不明度:4
衝撃度:2▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
基本情報/セルセティア(一般:記憶+範囲情報)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)▼術法:×霊獣つくり
○基本情報(一般:±0)
▼名称:海魔
認識:霊獣/異端/危険/嫌悪
利用:なし/霊獣使いによる使役▼生息地域:不定
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:不定
反応:不定。通常は敵対的▼外見
海の水からできた霊獣で、形のはっきりしない4つ足の動物の姿をとります。体の表面は軽く波打っており、白い気泡が浮いています。▼概要:
セルセティア近海によく出没する霊獣で、船や海岸近くで働く人間を襲います。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:霊獣/高位霊獣
▼詳細情報:
霊獣の中でも非常に強力な存在です。霊獣系の『霊獣つくり』の術で生み出すこともできます。多彩な異能を持ち、相手をするには非常に厄介な相手です。
通常は海の中を漂っているようですが、人間が接近した時は起き出してきて、積極的に攻撃を仕掛けます。海の中にいる時は水と区別することは不可能で、水中から這い出してきて初めて認識可能となります。
海魔は相手を水にひきずりこんで溺れさせるか、あるいは相手をつつみ込んで窒息させるかの、どちらかの攻撃方法をとります。まれに大量に出現して船を襲う場合がありますが、そうなると手に負えない脅威となります。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:12 敏捷:10 器用: ―
記憶: 6 判断: 6 感応:10 霊力:12▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:12 精神値:18
自我抵抗: 6 自我値: ―
生命抵抗:12 生命値:20▼行動力:16
▼移動力:16
▼状態変化:気絶なし/霧散
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:組打ち 12(絞め:―)
特殊攻撃:押し倒し 8(―/転倒+捕縛)
水分吸収(効果値4±0)▼回避
戦闘防御:10
反射回避: 8
防御値:なし▼戦闘方法:
基本的に攻撃的な性格で、霊獣使いが使役していない状態では、積極的に人間に攻撃を仕掛けます。殆どの場合は、獲物を絞め上げて窒息させようとしたり、水中に引きずり込もうとします。この時、接触している相手には水分吸収の特殊能力が発動しますので、逃げ出すことが出来なければ、いずれ体中の水分をすべて吸い尽くされて死亡することになるでしょう。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼通常攻撃の無効化(自動発動)
通常の物理攻撃では、一切のダメージを与えることが出来ません。この能力をもった相手の生命値にダメージを与えるには、武器に魔力を付与するか術法によって攻撃する必要があります。▼通常攻撃の最少化/飛び道具(自動発動)
飛び道具による攻撃では、武器に魔力を付与したとしても、付与した魔力+1ポイントのダメージとなります。▼水中移動(自動発動)
水中を自由に移動することが出来ます。▼水化(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:―
効果:滅多に逃げることはありませんが、まれに水に姿を変えて逃亡することがあります。この場合、水に攻撃を仕掛けてもダメージを与えることは出来ませんが、逆に霊獣の側から何かを仕掛けることも不可能です。なお、通常の水と全く同じように、火や乾燥による影響だけは効果を及ぼします。▼水分吸収(自動発動)
能力:― 作用:効果値4±0 対抗:生命抵抗
距離:接触 時間:永久 範囲:1対象
効果:海魔は取り付いた相手の体から、自動的に水分を吸収します。1ラウンド以上の接触が続いた時は、生命抵抗の判定を行なう必要があり、判定に失敗した者は生命値にダメージを負うことになります。
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幻夢獣
○判定
▼不明度:7
衝撃度:0▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)▼術法:×霊獣つくり
○基本情報(一般:±0)
▼名称:幻夢獣
認識:霊獣/異端/危険/嫌悪
利用:なし/霊獣使いによる使役▼生息地域:不定
活動期:不定
遭遇頻度:きわめてまれ
出現数:不定
反応:不定。通常は敵対的▼外見:
虹色の光の粒子でできた鳥の姿を持ちます。シルエットは孔雀によく似ていて、翼を広げると2mほどになります。▼概要:
エルモア中で発見の報告がありますが、普段はどこに生息しているか全く知られておりません。道に迷った旅人などが遭遇することが多いようですが、場所や条件は一定していないようです。ただ、いきなり空中から姿を現わし、攻撃を仕掛けてくるという話が多く伝えられています。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:霊獣/高位霊獣
▼詳細情報:
霊獣の中でも非常に強力な存在です。霊獣系の『霊獣つくり』の術で生み出すこともできます。多彩な異能を持ち、相手をするには非常に厄介な相手です。
幻夢獣は生物の精神に影響を与える珍しい存在で、夢を見せたり精神攻撃を仕掛けたりします。目撃例は各地に残っているものの、自然界でどのような状態で活動しているかはわからず、霊獣使いにさえ詳しい情報は知られておりません。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 9 敏捷:11 器用: ―
記憶: 6 判断: 6 感応:11 霊力:13▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:13 精神値:19
自我抵抗: 6 自我値: ―
生命抵抗: 9 生命値:17▼行動力:17
▼移動力:17
▼状態変化:気絶なし/霧散
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
通常攻撃:なし▼回避
戦闘防御:11
反射回避: 9
防御値:なし▼戦闘方法:
基本的に攻撃的な性格で、霊獣使いが使役していない状態では、積極的に人間に攻撃を仕掛けます。
○特殊能力(専門:+2)
幻夢獣は生物の精神に作用する攻撃を得意としています。
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼通常攻撃の無効化(自動発動)
通常の物理攻撃では、一切のダメージを与えることが出来ません。この能力をもった相手の生命値にダメージを与えるには、武器に魔力を付与するか術法によって攻撃する必要があります。▼飛行(自動発動)
空中を浮遊し、自由に移動することができます。▼夢入り(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:精神抵抗
距離:10m 時間:永久 範囲:1対象
効果:相手の心の中に入り、様々な夢を見せる能力です。この間、幻夢獣の実体はなくなってしまい、術法などの特殊な手段を用いなければ、心の中から追い出すことはできません。▼精神攻撃(能動発動)
能力:― 作用:恐怖度1〜5 対抗:自我抵抗
距離:接触 時間:永久 範囲:1対象
効果:対象の嫌な記憶をさぐりあて、巧みに相手の心を傷つけます。これは自我値に対する精神攻撃扱いになり、抵抗できなかったものはダメージを受けることになります。
夢入りで心の中に入り込んだ幻夢獣は、非常に長い時間をかけて精神攻撃を行ない、相手の自我を崩壊させようとします。早く心の中から追い出さなければ、いずれ自我のない植物人間のような存在に変えられてしまうことになります。
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赤血獣
○判定
▼不明度:5
衝撃度:3▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)▼術法:×霊獣つくり
○基本情報(一般:±0)
▼一般名称:赤血獣
認識:霊獣/異端/危険/嫌悪
利用:なし/霊獣使いによる使役▼生息地域:不定。戦場など
活動期:不定
遭遇頻度:非常にまれ
出現数:不定
反応:不定。通常は敵対的▼外見:
粘液状の赤い霊獣で、アメーバのように動きます。通常は1平方mぐらいの範囲に薄く広がっており、常にボコボコと空気泡を吹き出しています。▼概要:
血だまりから生まれるので、アンデッドの一種と間違えられることもあります。戦場などで見かけられることが多く、死後あまり経過していない死体から這い出してくることが多いようです。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:霊獣/高位霊獣
▼詳細情報:
霊獣の中でも非常に強力な存在です。霊獣系の『霊獣つくり』の術で生み出すこともできます。多彩な異能を持ち、相手をするには非常に厄介な相手です。
流れ出た血液を媒体として生まれる化け物で、血液を取り込んでどんどん大きくなってゆきます。死体から流れ出た血液から出現することが多いため、一般には不死者の一種と考えられています。一定以上の大きさになると、今度は生物に対して攻撃を仕掛けるようになり、体内への侵入を果たそうとします。そして、相手を殺して体内の血液を奪って大きくなると、次の獲物を求めて移動します。
まれに生物を殺さず、体内に留まったままでいることもあるようです。これは生き物を利用して移動するためであるとか、生物が多くいる場所に運んでもらうためだという説もありますが、実際のところはわかっておりません。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:13 敏捷:10 器用: ―
記憶: 6 判断: 6 感応:10 霊力:11▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:11 精神値:17
自我抵抗: 6 自我値: ―
生命抵抗:13 生命値:21▼行動力:16
▼移動力: 6
▼状態変化:気絶なし/霧散
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:接触 10(体当たり:―)
組打ち 13(絞め:―)
特殊攻撃:浸透(―)▼回避
戦闘防御:10
反射回避: 8
防御値:なし▼戦闘方法:
基本的に攻撃的な性格で、霊獣使いが使役していない状態では、積極的に人間に攻撃を仕掛けます。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼通常攻撃の無効化(自動発動)
通常の物理攻撃では、一切のダメージを与えることが出来ません。この能力をもった相手の生命値にダメージを与えるには、武器に魔力を付与するか術法によって攻撃する必要があります。▼通常攻撃の最少化/飛び道具(自動発動)
飛び道具による攻撃では、武器に魔力を付与したとしても、付与した魔力+1ポイントのダメージとなります。▼酸化(自動発動)
強力な酸化能力をもっており、接触した鉄などを瞬時に錆びつかせてしまいます。▼浸透(自動発動)
距離:接触 時間:― 範囲:1対象
効果:赤血獣の真の恐怖は酸化能力にあるのではなく、相手の体内に入り込む浸透能力です。赤血獣に接触されたまま3ラウンドが経過すると、皮膚から体内に浸透を開始します。そして血管から心臓に達して、目標の生命活動が停止するまで破壊しつくすのです。これを防ぐためには完全に浸透される前に振りほどくしかなく、接触してから4ラウンドが経過するまでに、組打ち(一般:体力+格闘)による対抗判定に勝利しなければなりません。
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風鈴獣
○判定
▼不明度:7
衝撃度:0▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)▼術法:×霊獣つくり
○基本情報(一般:±0)
▼名称:風鈴獣
認識:霊獣/異端/危険/嫌悪
利用:なし/霊獣使いによる使役▼生息地域:不定
活動期:不定
遭遇頻度:きわめてまれ
出現数:不定
反応:不定。通常は敵対的▼外見:
音そのものといってもいいかもしれない存在で、視覚的に捕らえることは不可能です。▼概要:
どこに存在するのか全く確認できない、不可視の化け物です。標的にまとわりつくように周囲をぐるぐると飛び回り、音による多彩な攻撃をしかけてきます。襲われたと気づいた時には既に死んでいる場合が多く、報告例も非常に少ないようです。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:霊獣/高位霊獣
▼詳細情報:
霊獣の中でも非常に強力な存在です。霊獣系の『霊獣つくり』の術で生み出すこともできます。多彩な異能を持ち、相手をするには非常に厄介な相手です。
不可視の存在であり、その実態については殆どわかっていない化け物です。ただ、攻撃を仕掛ける時にチリーンという鈴のような音を立てることから、このような名で呼ばれるようになりました。風の強い場所を好むといい、山地や海岸近くで遭遇することが多いようです。
噂によればワシやハヤブサのような形をした、2mほどもある鳥の姿をしているのだといいますが、その真相は定かではありません。また、その体は空気のようなもので、触れても殆ど手ごたえはないものと伝えられています。
なお、風鈴獣にはなわばりのようなものがあるといい、霊獣使いが制御していない状態で、複数が同時に出現したという例はありません。また、風の強い地域では、まるで音楽のように決まった音律で鈴の音が聞こえるという伝承がありますが、これは風鈴獣が縄張りを主張しているのだという話もあります。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 9 敏捷:12 器用: ―
記憶: 6 判断: 6 感応:12 霊力:11▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:11 精神値:17
自我抵抗: 6 自我値: ―
生命抵抗: 9 生命値:17▼行動力:18
▼移動力:18
▼状態変化:気絶なし/霧散
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
通常攻撃:なし
特殊攻撃:破壊音波(効果値6±0)▼回避
戦闘防御:12
反射回避:10
防御値:なし▼戦闘方法:
基本的に攻撃的な性格で、霊獣使いが使役していない状態では、積極的に人間に攻撃を仕掛けます。▼特徴:
風鈴獣の唯一の弱点は、行動時に風鈴のようなチリーンという甲高い音を立てることでしょう。そのため直接攻撃する際でも、姿が見えないことによるペナルティは−4にしかなりません。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼通常攻撃の無効化(自動発動)
通常の物理攻撃では、一切のダメージを与えることが出来ません。この能力をもった相手の生命値にダメージを与えるには、武器に魔力を付与するか術法によって攻撃する必要があります。▼透明体(自動発動)
通常の視覚では相手に姿をとらえられることはありません。この体を持つものを認識するには粉末や塗料をかけたり、術法や気配などで感知する必要があります。ただし、風鈴獣は行動時に風鈴のような音を立てるため、姿が見えないことによるペナルティは−4にしかなりません。▼飛行(自動発動)
空中を浮遊し、自由に移動することができます。▼音使い(能動発動)
能力:霊力 作用:― 対抗:―
効果:音を自由につくり出す音使いの能力をもっており、それで相手を脅かしたり幻惑したりすることができます。▼催眠音(能動発動)
能力:― 作用:難易度6 対抗:自我抵抗
距離:10m 時間:10分 範囲:1対象
効果:音による催眠術で生物を操ることが可能です。この間、対象が自発的に取れるのは受動行動だけで、指示されなければ能動行動を試みることは出来ません。相手に能動行動を取らせるためには、命令を1回与える毎に音を鳴らさなければならず、これにはマルチアクションの本行動を消費します。
なお、強い痛みなどの刺激を受けた場合、対象は再び抵抗判定に挑戦することが可能となり、これに成功すれば催眠状態から抜け出すことが出来ます。▼破壊音波(能動発動)
能力:霊力 作用:効果値6±0 対抗:精神抵抗
距離:0 時間:一瞬 範囲:半径10m
効果:攻撃時には破壊音波を出し、振動によって一定範囲内の存在にダメージを与えます。
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鏡霊獣
○判定
▼不明度:8
衝撃度:0▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)▼術法:×霊獣つくり
○基本情報(一般:±0)
▼名称:鏡霊獣
認識:霊獣/異端/危険/嫌悪
利用:なし/霊獣使いによる使役▼生息地域:不定
活動期:不定
遭遇頻度:きわめてまれ
出現数:不定
反応:不定。通常は敵対的▼外見
全身が光を跳ね返して銀色に輝いている、直径1mほどの金属球のような姿をしています。▼概要:
複製体をつくることができる奇怪な霊獣で、他の擬態する化け物や、錬金術師や傀儡使いが使役する怪物などと間違えられることも多いようです。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:霊獣/高位霊獣
▼詳細情報:
霊獣の中でも非常に強力な存在です。霊獣系の『霊獣つくり』の術で生み出すこともできます。多彩な異能を持ち、相手をするには非常に厄介な相手です。
発見例の少ない化け物で、霊獣使いにも詳しい情報はあまり伝わっておりません。生息環境や生態については、まったくの不明となります。ただ、複製を作って生物を襲うことと、ふわふわと宙に浮いたまま、一定の範囲を周回する習性があることだけはわかっています。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力: 8 敏捷:10 器用: ―
記憶: 8 判断: 6 感応:12 霊力:12▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:12 精神値:18
自我抵抗: 6 自我値: ―
生命抵抗: 8 生命値:16▼行動力:18
▼移動力:10
▼状態変化:気絶なし/霧散
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
通常攻撃:なし▼回避
戦闘防御:10
反射回避:12
防御値:なし▼戦闘方法:
基本的に攻撃的な性格で、霊獣使いが使役していない状態では、積極的に人間に攻撃を仕掛けます。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼通常攻撃の無効化(自動発動)
通常の物理攻撃では、一切のダメージを与えることが出来ません。この能力をもった相手の生命値にダメージを与えるには、武器に魔力を付与するか術法によって攻撃する必要があります。▼飛行(自動発動)
空中を浮遊し、自由に移動することができます。▼鏡複製(能動発動)
鏡霊獣の唯一の攻撃能力は、複製体をつくりそれを自由に操ることです。この複製体は外見、能力、そして技能や武装まで完全に模倣し、本当の鏡の像のように見えます。物理的存在であれば、物理攻撃を行なうことも可能です。
複製体は操り人形のような存在であり、会話を行なったり自動的に動くといった行動はとれません。どれだけ離れた場所からでも命令は可能で、自身の体のように自由に動かすことが出来ますが、制御している間はずっと集中している必要があります。
1度に操ることができる複製体はたった1体だけなのですが、それがやられるとまた違う複製体をつくりだすことが可能です。鏡霊獣を倒さない限り、この攻撃が止むことはありません。
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時限獣
○判定
▼不明度:7
衝撃度:0▼判定技能
一般分野:怪物知識(一般:記憶+異端知識)
専門分野:異端判別/幻精(専門:記憶+異端知識)▼術法:×霊獣つくり
○基本情報(一般:±0)
▼名称:時限獣
認識:霊獣/異端/危険/嫌悪
利用:なし/霊獣使いによる使役▼生息地域:不定
活動期:不定
遭遇頻度:きわめてまれ
出現数:不定
反応:不定。通常は敵対的▼外見
鋭く尖った真っ直ぐな2本の角をもった、毛の長い鹿のような姿をしています。頭胴長は2mほどで、細く長い手足を持ちます。毛の色は赤褐色で、銅のような光沢があります。顔は鋭角的な印象を受け、目は赤く輝いています。▼概要:
時を操る獣、それが時限獣です。急に空中から出現し、生き物を見かけるとその長い角をふりかざして攻撃してきます。
○専門情報(専門:+2)
▼専門分類:霊獣/高位霊獣
▼詳細情報:
霊獣の中でも非常に強力な存在です。霊獣系の『霊獣つくり』の術で生み出すこともできます。多彩な異能を持ち、相手をするには非常に厄介な相手です。
普段は時の狭間に住んでおり、静かに現実世界を眺めているのだと言われていますが、実際のところは定かではありません。ただ、いきなり空間を割って飛び出してくることは事実のようで、危なくなった時も空間を裂いてその中へと逃げ込みます。この霊獣を倒すことは非常に難しく、姿を見かけたら逃げるのが利口といえるでしょう。
○データ(専門:+2)
▼能力値
導引: ― 体力:10 敏捷:10 器用: ―
記憶: 6 判断: 6 感応:12 霊力:12▼抵抗力/耐久値
精神抵抗:12 精神値:18
自我抵抗: 6 自我値: ―
生命抵抗:10 生命値:18▼行動力:18
▼移動力:16
▼状態変化:気絶なし/霧散
知能:動物なみ
弱点:なし
属性:中立
感覚:霊的感覚
○戦闘(専門:+2)
▼攻撃
格闘攻撃:格闘打撃10(角:4)
特殊攻撃:突進攻撃 8(角:4+)▼回避
戦闘防御:10
反射回避:10
防御値:なし▼行動回数:2回
1ラウンドに2回行動することが可能です。GMは2体のキャラクターを操る場合と同じように、通常の行動力の順番とラウンドの最後に、それぞれ1回ずつ完全な行動の機会を得ます。▼戦闘方法:
基本的に攻撃的な性格で、霊獣使いが使役していない状態では、積極的に人間に攻撃を仕掛けます。
○特殊能力(専門:+2)
▼心理影響の無効化(自動発動)
心理、感情、判断力に影響する術法や特殊能力などを無効とすることができます。▼通常攻撃の無効化(自動発動)
通常の物理攻撃では、一切のダメージを与えることが出来ません。この能力をもった相手の生命値にダメージを与えるには、武器に魔力を付与するか術法によって攻撃する必要があります。▼時の加護(自動発動)
時間の流れを調節して、1ラウンドに2回の行動機会を得ます。通常の行動力の順番とラウンドの最後に、それぞれ1回ずつ行動を行なって下さい。▼瞬間移動/時の狭間(能動発動)
空間を引き裂いて、自由に瞬間移動をすることが出来ます。▼時限結界(能動発動)
距離:0 時間:1ラウンド 範囲:10平方m
効果:攻撃を受けて危なくなった場合は、1ラウンドが経過しないと絶対に通り抜けられない、時限結界と呼ばれる見えない壁をつくりだして身を守ります。▼いつわりの時の法(能動発動)
そのラウンドで起こった出来事のうち1つを選択して、それをなかったことに出来ます。これは行為をやり直すわけではなく、その行動の結果を完全に無効とする能力となります。
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