ペルソニア/言語


 


 ペルソニアでは以下のような言語が使われています。


○基本言語

▼エルモア共通語
 植民地の公用語はエルモア共通語となります。エルモア由来の白人はもとより、植民地で暮らす多くの人々はこの言語を話すことが出来ます。

▼ペルソニア語(黒人語)
 ペルソニア大陸の原住民が古くから用いている言葉で、黒人語と呼ぶ場合もあります。これはエルモア地方でいう共通語に相当するものですから、実際は地域によって細部が異なっており、離れた地域間では通じない言葉も多くあります。

▼黄人語
 中央地方を起源とする黄人たちが使う言葉で、ラガン語と呼ばれることもあります。中央地方とは既に交流が閉ざされてしまっておりますが、ペルソニアに住む黄人の間では現在もこの言語が使用されています。なお、これはエルモア地方の言語と共通する部分が非常に多いため、母国語の一種として取り扱います。

▼部族語/地方語
 特定の部族の中には、ペルソニア語とは異なる独自の言語を用いる集団もいます。その殆どは、これまで知られている文化圏からは離れて暮らす奥地の人々であり、探険家などによって偶然発見される例が大半を占めます。これらには文字がない場合もありますし、絵文字や象形文字を用いる部族も多く存在します。また、1つの部族だけでなく、一定の地域で似た言語を用いている場合もあるようです。


○特殊言語

▼始原ペルソニア語
 主に南方(G・H地域など)の遺跡で共通に見られる古代語です。現在使われているペルソニア語に近い文字もあるものの、未だ十分な解読には至っておりません。これは未踏地(X地域)にあったとされる、プシュケシュ文明(始原ペルソニア)と呼ばれる巨石文明を起源とするようですが、その根拠は原住民の間につたわる伝承のみで、実際のところは誰にもわからないままです。

▼始原聖刻語
 主に南方(G・H地域など)の遺跡の神殿や祭壇などで発見される、神聖文字と考えられている文字です。多くは石壁や石碑に刻まれているため、聖刻語と呼ばれています。これは始原ペルソニア語と同じくプシュケシュ文明(始原ペルソニア)を起源とするようで、仮面文字はこれから派生したものだと推測されています。しかし、仮面文字は読解できる言語ではなく、仮面使いと呼ばれる技術者にのみ継承される文字であるため、現在のところは誰も解読に成功しておりません。

▼仮面文字
 霊的な力を持つ呪装仮面を作製するために使われる、仮面使いと呼ばれる技術者にのみ継承される文字です。古代の神殿や祭壇でも同じ様式の文字が見られるので、始原聖刻語から派生した神聖文字の1種だと考えられています。なお、これは霊的な力を引き出すための模様であり、読解できる言語ではありません。


○その他

 これまでの遺跡の発掘調査によって、幾つかの未知の言語の存在が明らかとなっています。また、霊媒師などが祭祀で用いる祝詞なども、言語の1つといってよいでしょう。
 なお、エルモア北方の赤人が用いる赤人語は、ペルソニアでは基本的に使われておりません。この大陸の赤人は、殆どがペルソニア語かエルモア共通語を用います。


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