闇系


説明  闇をつくりだし、自由に操ることができます。しかし、一般的な需要がないことから、実際に社会で利用されることはほとんどありません。犯罪に使用されるおそれもあることから、外部にもあまり伝承されることはなく、組織でひっそりと受け継がれるだけの存在となっているようです。
能力値  霊力
認識  一般術法
使い手  闇使い、闇操り
行使制限  なし
習得方法  一般:聖母教会△/マイエル教△/術法協会△
 異端:民間×
スタイル  自由選択:スタイルは人によって異なります。
 ○暗転○闇蛍○ぼやけ○暗視○日陰△闇の場△影法師△闇のとばり×闇の檻△闇使い△永久暗幕×闇の迷路×完全暗黒


○暗転

 レベル:1  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:一瞬  効果範囲:1対象
 瞬間的に闇を発生させ、視界を暗転させます。以後1ラウンドの間は、視覚を必要とする全ての行動に−3の修正を受けます。

○闇蛍

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:6ラウンド  効果範囲:半径3m
 小さな闇の球がとびかい、効果範囲内にいる者を攪乱します。範囲内にいる者は、視覚に関する全ての行動に−1修正を受けます。

○ぼやけ

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:12ラウンド  効果範囲:1対象
 対象を薄闇で包み込み、姿を見えにくくします。この対象に何か(攻撃や発見など)をする場合、判定に−2の修正を受けることになります。武器などにかけた場合、相手は回避判定に−2の修正を受けます。

○暗視

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:影響範囲  持続時間:1時間  効果範囲:1対象
 完全な暗闇の中でも、通常の視力を保つことができるようになります。術法によってつくられた暗闇の中にいる場合は、それが視覚を奪うような作用をもつのならば、対抗判定で勝利しなければなりません。

○日陰

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:1時間  効果範囲:1対象
 対象を包みこむ日陰をつくりだします。その中では、自然の光による影響は一切受けずにすみます。術法による光の場合は、対抗判定をしなればなりません。

△闇の場

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:12時間  効果範囲:半径3m
 光を遮る暗闇をつくりだすことができます。これは自然の闇ではなく、外から照らしても内部を見通すことはできません。この空間に術法で明かりを灯す場合には、対抗判定で勝利しなればなりません。この術法は1点を中心とするもので、その点を何かの物体や生物の上に指定した場合は、その対象が動くとともに暗闇は移動します。

△影法師

 レベル:2  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:1時間  効果範囲:術者
 術者の影を自由に操ることができます。影は面積が等しいならば、自由な形に変化させることが可能です。平面にうつすだけではなく、壁のように立てることもできます。二次元の存在なので紙の人形のように見えるでしょう。これは普通の影と同じ性質のものであり、光を遮ったりダメージを与えたりすることはできません。

△闇のとばり

 レベル:3  タイプ:範囲
 距離:10m  持続時間:1時間  効果範囲:半径5m
 効果範囲内の光を自由に遮り、闇や影の形状を自由に変えることができます。これは持続時間内であれば、いつでも闇の覆う範囲を変えることが可能となります。

×闇の檻

 レベル:5  タイプ:通常
 距離:影響範囲  持続時間:永久  効果範囲:1対象
 対象の周囲を薄い闇の膜で覆ってしまいます。そのため対象には一切の光があたらなくなり、黒い塊のように見えます。光を完全に遮ってしまうので、内側からも物を見ることができなくなります。

△闇使い

 レベル:6  タイプ:範囲
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:半径5m
 効果範囲内の闇や影を、術者の自由に動かすことができます。ただし、1度に複数の効果を得ることは出来ませんし、新たな効果を得ようとする度に判定を行う必要があります。また、他の術法の影響下にある光や闇に影響を与える場合は、対抗判定に勝利しなければなりません。この行動は1ラウンドに1回ずつ試みることが可能で、能動行動(フルアクション)として扱われます。
 これにより、闇の存在する範囲を指定し、思い通りに光を遮ることが可能となります。目くらましなどに用いる場合、相手は1ラウンドの間、視覚に関する行動に−3修正を受けることになります。ただし、物体などを囲んで見えにくくする場合は、完全に静止した状態でなければ効果は薄く、動いている時はぼやけた画像のように見えることになります。なお、動いている相手に対して視覚を必要とする行動(攻撃など)を取る時は、−3の修正を受けることになります。
 また、これは抵抗判定のかわりに用いることも可能で、術法や特殊能力による光・闇の影響を防ぐことが出来ます。この場合は通常の抵抗判定を行なう場合と全く同じように処理して下さい。なお、術者自身の身を守るための行動は受動行動として扱われます。

△永久暗幕

 レベル:7  タイプ:通常
 距離:10m  持続時間:永久  効果範囲:半径3m
 光を遮る暗闇をつくりだすことができます。この術法は1点を中心とするもので、その点を何かの物体や生物の上に指定した場合は、その対象が動くとともに暗闇は移動します。
 この暗闇は術者が指定した条件に従って、自由に消したり出現させたりすることが可能です。なお、これは自然の闇ではなく、外から光で照らしても内部を見通すことはできません。

×闇の迷路

 レベル:7  タイプ:範囲
 距離:100m  持続時間:1時間  効果範囲:半径50m
 闇で囲まれた迷路をつくります。この迷路にとらわれたものは、持続時間が過ぎるまでは中から出ることはできません。効果範囲内の空間では、一切の光は消滅してしまいます。術法で明かりをつくる場合は、対抗判定で勝利しなければなりません。

×完全暗黒

 レベル:7  タイプ:範囲
 距離:0  持続時間:1時間  効果範囲:半径50m
 いかなる光をも通さない完全な闇をつくりだし、光によって伝えられるあらゆる効果を打ち消すことができます。術法によって明かりをつくりだす場合には、対抗判定に勝利しなればなりません。単に明かりだけではなく、この空間内で光に関する全ての術法が効果をあらわすためには、対抗判定が必要になります。暗視のような術法の効果も打ち消すことができます。


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