職業
◆推奨職業
役割 職業 主 聖職者/職業術法師/協会術法師 術法を用いて社会的に貢献している職業がメインとなるでしょう。霊的な力が絡む問題や手練れの術法師に対抗するには、術法の力が必須となる場合が多いのです。 副 警察/探偵/情報屋/何でも屋/異端術法師 術法が絡むシナリオとはいえ、術法を駆使して問題に対抗する必要がなければ、術法師以外でも参加する余地はあります。
○メインキャラクター
術法を用いて社会的に貢献している職業がメインとなるでしょう。
▼聖職者
宗教機関は術法師を抱える最大の組織と呼べる存在で、様々な問題への対処に率先して活動しています。術法は神から授かった奇跡として認識されているので、宗教機関は術法犯罪に関しても敏感であり、捜査当局から協力の依頼を受けることもあります。
▼職業術法師
術法師の中でも、特定の現象に対する専門家だったり、あるいは芸術家として認知されているのが、これら職業術法師と呼ばれる者たちです。それぞれ専門分野で生きるスペシャリストですから、術法絡みの事件といっても全てのシナリオで幅広く活躍できるとは限りません。しかし、特定のシナリオでは中心となって動くことになりますし、シナリオ解決のために必須の役割である場合もあるでしょう。
▼協会術法師
術法協会に登録している職業術法師です。人々に術法を教授したり、依頼に応じて術法を行使することで生計を立てています。協会術法師には様々なタイプの術法師が存在するため、どのシナリオに向いているとは一概に言うことは出来ませんが、習得する系統次第でどのようなシナリオでも活躍しうる存在であるとも言えます。
○サブキャラクター
術法絡みの事件を調査したり、社会的には認められていない異端の術法師たちも、術法絡みのシナリオで活躍できる可能性があります。
▼警察/探偵/情報屋/何でも屋
調査に携わる職業に就いているキャラクターは、術法師が関連する事件に巻き込まれる場合もあります。強力な術法師に直接相対することは出来ないかもしれませんが、一般的な調査シナリオに類するものであれば、十分に活躍する余地があります。
▼異端術法師
宗教機関から認められていないため、周囲の認識によっては非常に困難な立場に立たされる可能性もありますが、彼らが邪悪な存在であるとは限りません。そのような輩も少なからずおりますが、霊媒師のように地域社会に大きく貢献したり、呪曲師や舞師のように大道芸人の一種として扱われる者も少数ながら存在します。また、異端とされて迫害されたとしても、シナリオでの活躍次第で周囲の認識を変えることが出来るかもしれません。参加者の同意を得る必要はあるでしょうが、これらの職業人をうまくプレイできれば、非常に面白いセッションになる可能性もあります。
先頭へ
集団
○職業集団
主に術法関連職の集団となりますが、術法の種類によって活躍する場面が異なりますので、パーティとして役割分担が可能となります。
▼聖職者
よほど大きな事件でもなければ、それほど多くの聖職者が1つの事件に関わることはないかもしれませんが、術法が必要となるなどの特殊な状況が生じれば、付近の聖職者が動員される可能性があります。
▼夢使い
ルクレイドで起こる夢魔現象の被害者を救うために生まれたのが、この夢使いという職業です。夢使いは精神治療のエキスパートとして尊敬を受けており、夢魔以外の問題に関わることもあるでしょう。
▼人形使い
人形系の術法を行使し、人と見紛うばかりの人形をつくり出すのが、この人形使いと呼ばれる術法師です。人形使いは、人形が原因で起こった問題を解決するために活動することもありますし、傀儡系術法の使い手と対抗することもあります。人形師は特定の師匠について修行をし、一門で活動を行うことが多いので、問題への対処は門の単位で行うのが普通となります。
▼鏡界士
ルワール大公国で起こる鏡の檻現象や鏡魔が起こす問題を処理するエキスパートです。鏡界士は徒弟制度とほぼ同じ形態で人員を育成し、門と呼ばれる一派に入って修行を積みます。鏡界士でパーティを組んでセッションを行う場合は、必然的に一門の仲間と仕事をすることになるでしょう。
▼術法警官(協会調査官)
術法協会から任命され、術法師たちの監視役として働く協会職員です。正式には協会調査官といいますが、術法警官と呼ぶのが一般的です。術法による違法行為を独自に調査し、取り締まりを行うのが仕事であり、警察から協力要請を受けて活動することもあります。
▼刑事
術法犯罪であっても、術法師以外でも十分に対処できる問題の場合は、刑事だけで捜査活動を行うことになるでしょう。また、事件の捜査を行っているうちに、それが術法犯罪であることに気づくといった展開も考えられます。
▼探偵社
刑事と同様に、術法が関連する事件に巻き込まれるといった展開が考えられます。しかし、犯罪事件に最初から絡むよりは、もっと身近な問題に対処することが多いでしょう。
○複合集団
パーティを組む場合のキャクターの組み合わせの例です。
▼聖職者+何でも屋+一般人
聖職者を中心に変異現象や術法絡みの事件に対処するシナリオや、地方に聖職者が派遣されて問題を解決するシナリオなどが考えられます。地方の街など、あまり聖職者の人数がいない土地での組み合わせとなるでしょう。
▼獣狩り+術法師(主に獣使い)+(猟師、案内人)
獣狩りのパーティに術法師が加わる形となります。変異獣の中には特殊能力や術法を用いる者もおりますので、その対処のために一時的に術法師を雇う形も考えられます。
▼術法警官+刑事+(探偵、何でも屋、情報屋)
術法犯罪が起こった場合に、術法警官が警察に出向する形で捜査に協力することがあります。犯罪シナリオと同じように、情報関連職や何でも屋などの職業が関わることも可能です。
▼聖職者+協会術法師
術法絡みの犯罪か、大きな事件が起こった場合の組み合わせとなるでしょう。習得している術法の種類によっては、難易度の高いシナリオを展開することが可能となります。
先頭へ