毒物/麻薬


 


○セロウィル

▼不明度 :3         ▼影響度 :7
▼開始時間:5分        ▼持続時間:30分
▼方法  :吸入        ▼応急処置:なし
▼判別  :嗅覚(難易度5)
▼効果
 ・成功/めまい(全判定−2)
 ・失敗/陶酔感(全判定−4)
 ・条件/錯乱(大量摂取時)
▼説明
 セロの樹の葉から取れる麻薬で、陶酔感をもたらしたり感覚を鋭敏にする作用があります。毒性や禁断症状、習慣性といったものがないことから、かつて中央地方ではタバコと同様に用いられていました。しかし、1度に大量に摂取すると虚脱感をもたらしたり、時には錯乱状態に陥ることから、近年では取り締まりの対象とされています。


○デモンズ・ブラッド

▼不明度 :4         ▼影響度 :9
▼開始時間:即効性       ▼持続時間:1時間
▼方法  :注射        ▼応急処置:なし
▼判別  :なし
▼効果
 ・成功/鎮痛作用
 ・失敗/鎮痛作用、多幸感
 ・条件/昏睡あるいは死亡(大量摂取時)
▼説明
 クケの実から採取する麻薬成分で、水に溶かして注射して使用します。モルヒネ同様に鎮痛効果を持ちますが、それ以上に依存性が高く禁断症状が激しいため、現在では麻薬としてしか流通しておりません。多幸感や陶酔感をもたらし、空に浮いているような心地よさを味わうことができますが、醒めてくると強い幻覚症状に悩まされることになります。大量に摂取すると昏睡状態に陥り、最悪の場合は死亡します。


○ドリームボート

▼不明度 :8         ▼影響度 :5
▼開始時間:5分        ▼持続時間:3時間
▼方法  :服用        ▼応急処置:なし
▼判別  :味覚(難易度8)
▼効果
 ・成功/なし
 ・失敗/幻覚(感覚、判断−4)
 ・条件/幻覚の継続(大量摂取時)
▼説明
 
ヴァンヤン島のフナキノコ(舟茸)から取られる幻覚毒の一種です。乾燥させて白い丸薬にしたものを、少しずつ削って使用します。食べ物に混ぜて与えることが多いようです。多量に服用しても死亡することはありませんが、醒めた後もしばらく感覚に違和感を感じたりします。持続時間中は極彩色の幻覚を見ることになり、判断力や感覚に関する判定にも−4の修正を受けます。


○ドラゴンズ・アイ

▼不明度 :10        ▼影響度 :3
▼開始時間:即効性       ▼持続時間:1時間
▼方法  :吸入        ▼応急処置:なし
▼判別  :嗅覚(難易度2)
▼効果
 ・成功/多幸感
 ・失敗/陶酔感、幻覚(感覚、判断−4)
 ・条件/強い幻覚作用、行動不能(大量摂取時)
▼説明
 カイテイン帝国に生える低木と同名の麻薬です。この木の実から取れる成分には幻覚作用があります。常用性がなく、タバコがわりに気軽に用いることが出来ますが、採取量が非常に少ないため高値で取り引きされています。非常によい香りがすることもあり、貴族たちがパーティなどで用いることが多いようです。


○バイオレット・リパー

▼不明度 :4         ▼影響度 :7
▼開始時間:即効性       ▼持続時間:3時間
▼方法  :吸入        ▼応急処置:なし
▼判別  :嗅覚(難易度2)
▼効果
 ・成功/多幸感
 ・失敗/多幸感、幻覚(感覚、判断−2)
 ・条件/被害妄想、錯乱、精神分裂(常用時)
▼説明
 紫糸麻(ムラサキイトアサ)から取れる、紫色の氷砂糖のような結晶状の麻薬です。火でいぶって煙を吸うと、すぐに幸せな気分に浸ることができます。薬が切れると不安感が訪れ、ひどい時には脱力感のために動けなくなることもあります。依存性が非常に高く、被害妄想や精神分裂の症状が頻繁に現れるようになり、最後には痙攣発作を伴って死に至ることになります。


○レッド・アイ

▼不明度 :4         ▼影響度 :8
▼開始時間:5分        ▼持続時間:1時間
▼方法  :吸入/服用     ▼応急処置:なし
▼判別  :味覚(難易度7)、嗅覚(難易度5)
▼効果
 ・成功/疲労感の消失、軽い興奮
 ・失敗/頭痛、吐き気(全判定−4)
 ・条件/死亡(大量摂取時)
▼説明
 高地に生えるアカバカラキの葉に含まれる麻薬成分で、興奮作用を引き起こしたり、疲労感を消失させる作用があります。高地民族の間では疲労回復のために用いられ、口に含んで作業を行ったりする習慣もあります。ただし、噛むことは禁じられています。大量に摂取すると急性中毒となり、頭痛や吐き気をもよおしたり、ひどいときには呼吸器障害を起こして死亡することもあるからです。レッド・アイというのは抽出して精製した後の結晶をさしており、裏社会で売買されている場合の名前となります。


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