基本情報
未だ知られざる事実ですが、トリダリス星の地下には広大な空間が広がっています。これは巨大な洞窟のようなものですが、通常の地下穴とは異なる点が多々存在します。
○区分
▼地底世界(アンダー・ワールド)
ゲーム内では、通常空間も含めた地下全体を『地底世界』(アンダー・ワールド)と呼びます。▼空洞界(ホロウ・ワールド)
地底世界のうち、通常空間とは異なる特殊な地下空洞のことを『空洞界』(ホロウ・ワールド)といいます。空洞界は一般の地下洞窟とは異なり、通常では考えられないような広大な空間が広がっています。これは内部に働く法則などによって幾つかの種類に区分されます。
○概要
▼認識
空洞界は広大な空間であり、その全貌を知る者がいないばかりか、このような世界が存在することさえ、一般の人々には知られておりません。▼分布
地底に世界が存在するとはいえ、全ての場所の下に空間が広がっているわけではなく、実際には普通の地面が大半を占めています。▼空間
空洞界は異次元ですので、その広さについては常識にとらわれる必要はありません。数kmもの高さのある洞穴や、1つの国家に相当するほどの面積を持つ空間も存在します。▼異界
空洞界は異界の一種であり、現実とは異なる法則が働いています。▼入り口
空洞界の一部は普通の地底空間に通じておりますが、入り口部分は単なる洞穴にしか見えません。また、奥地まで繋がっている場所でも、人間が入り込めるほど広い通路ではなかったり、落盤の下に埋もれたままになっていたり、危険な動物が巣穴としていることもあります。
エルモア地方に住む人々の中にも、空洞界の一端に到達した者は存在します。しかし、彼らはそこを単なる洞窟の一部と考えるにとどまり、その本当の姿については誰も認識していないのです。
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移動
空洞界へ到達するためには、徒歩などによる通常の移動と、異次元に繋がる門であるゲートポイントを通る2つの手段があります。
○通常移動
空洞界と地上、および空洞界同士は洞穴で連結されており、通常の世界と同じように移動することが出来ます。しかし、必ずしも人間が入り込めるスペースがあるとは限りませんし、空洞界と繋がっている通路に水がたまっていたり、深い縦穴を降りてゆかなければならないなど、難所が通行を阻んでいる場合もあります。
○ゲートポイント
空洞界には幾つもの空間の歪みが存在しており、ゲートポイント(ゲート)と呼ばれる異次元の門を通じて、別の空間へと移動できる場合があります。ゲートを通過すれば、離れた場所にも瞬時に移動することが可能です。
▼判別
ゲートポイントは見た目で区別できるタイプと、全く認識できないタイプがあります。普通に洞穴を歩いているつもりでも、いつの間にかゲートを通過している場合もあるわけです。ただし、魔力感知の術などの手段を用いれば、通り抜ける際に何らかの異常を感じ取ることが出来ます。▼変化
通常のゲートは相互に行き来できる扉のようなものです。しかし、中には一方通行になっているゲートもありますし、特定の条件を満たさなければ開かないゲートも存在します。▼連結
離れている空洞界を連結するゲートもありますし、ゲートからしか出入りできない空洞界も珍しくはありません。▼地上
地上世界と直接的に繋がっているゲートも存在します。知らずにゲートに入り込んで、空洞界へと到着してしまうことも稀にあるようです。▼異次元
ゲートの中には別の異次元に繋がるものも存在します。▼通路
空洞界にある複数のゲートを通過することで、現実世界を移動するよりも時間・距離を短縮できる可能性があります。▼結界越え
空洞界といえども、結界を越えて移動することは出来ません。基本的に、結界が存在する場所の地下には、洞穴は存在しておりません。また、仮に存在したとしても、その場所には地上と同様の結界が形成され、完全に移動できない状態になっています。
○連結地点
地底への入り口は、以下のような場所や条件の下で見つかる可能性があります。
▼鉱山
坑道を掘り進めているうちに、空洞界へと行き着くこともあるでしょう。▼地震・崩落
地震や地盤の崩落によって、空洞界への入り口が発見される可能性があります。特にエリスファリア王国では、呪震と呼ばれる変異現象による地震が多発するため、空洞界に最も早く辿り着くかもしれません。▼生物の出現
空洞界の環境が変異現象などの影響で大きく変化したり、崩落や火山活動などによって生活の場を奪われた場合、地下の生物が大量に地上に逃げ出して来る可能性があります。このような事件をきっかけに、空洞界が発見されることもあるでしょう。▼遺跡の発掘
新しい遺跡の発見や既知の場所の再調査から、空洞界への入り口が見つかる可能性があります。▼痕跡
地上と地下を繋ぐゲートについては、すぐにでも発見される可能性があります。たとえば、失踪事件が多発していたり、いきなり足跡が消えているような場所があれば、そこから誰かが空洞界へと移動しているかもしれません。▼過去の記録
過去の文献などの記録の中に、空洞界の存在について触れている内容も幾つか存在します。もっとも、そのような記録の多くは、単なる民間伝承や荒唐無稽な夢物語と認識され、まともには受け取られてはおりません。
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