神舞系


説明  マイエル教の巫女に伝えられてきた技で、踊りによって様々な効果を引き出すことができます。女性にしか伝えられない系統です。
能力値  敏捷
認識  神聖術法
使い手  舞姫
行使制限  この系統の術法をかけるためには準備時間が必要となります。そのため、発動スタイルは補助動作となっていますが、実際にはラウンドの最後に発動判定を行うことになります。
 踊りによって具体的な内容を表現する術の場合は、GMが指定する時間(ラウンド)まで舞いを継続しなければなりません。なお、特に記述がなければ、一続きの舞いに対して1度でも抵抗に成功していれば、踊りが継続されていても精神抵抗を行う必要はありません。
習得方法  一般:マイエル教(舞姫)×
スタイル  補助動作:舞いを舞うことで術を行使します。
 △清め舞い△祝福の舞い△魂震の舞い△鎮め舞い△群舞△空心の舞い△破魔の舞い△しじまの舞い△注目の舞い△戦士の舞い△眠りの舞い△護身の舞い△結界舞踏△浄魂の舞い△鏡の舞い△虚空の舞い△御魂舞い△風水の舞い△鎖の舞い×封印舞踏×神の舞い


△清め舞い

 レベル:1  タイプ:集中/限定範囲
 距離:術者  持続時間:永久  効果範囲:半径10m
 術者が舞いを踊りながら囲んだ空間は、神の力によって清められます。内部の空気や水を純粋なものに、あるいは腐敗した食べ物などを新鮮な状態に戻すことが可能です。なお、内部を清めるためには6ラウンドの時間を費やし、その間は集中して舞わなければなりません。

△祝福の舞い

 レベル:1  タイプ:集中/限定範囲
 距離:術者  持続時間:10分  効果範囲:半径20m
 観衆を幸せな気分にすることができます。対抗判定に勝利すれば、術法による不快感を取り除くこともできます。

△魂震の舞い

 レベル:1  タイプ:限定範囲
 距離:術者  持続時間:一瞬  効果範囲:半径10m
 舞踏の合間に強く地面に足を打ちつけることで、睡眠、気絶、あるいは仮死状態にある人などを目覚めさせることができます。

△鎮め舞い

 レベル:2  タイプ:限定範囲
 距離:術者  持続時間:永久  効果範囲:半径10m
 ゆるやかな落ちついた舞いを見せ、観衆の心を正気に戻します。それが術法による影響である場合は、対抗判定で勝利しなければなりません。

△群舞

 レベル:2  タイプ:集中/限定範囲
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:半径10m
 観衆は術者の動きに合わせて踊り出します。運動や作業に関する全ての判定に−2の修正を受けることになります。

△空心の舞い

 レベル:2  タイプ:集中
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:術者
 術者は心を空にすることで、恐怖などの精神的影響をすべて無効化することができます。

△破魔の舞い

 レベル:2  タイプ:集中/限定範囲
 距離:術者  持続時間:10分  効果範囲:半径5m
 不死者や悪魔などの、不浄とされている存在を遠ざける結界をつくることができます。抵抗に失敗した不浄の者は、効果範囲内に入りこむことはできません。

△しじまの舞い

 レベル:3  タイプ:集中/限定範囲
 距離:術者  持続時間:10分  効果範囲:半径10m
 観衆は踊りに心を奪われ、言葉を失ってしまいます。外部からの影響がなければ、黙って舞いに見とれたままになります。ただし、攻撃など外部から刺激を受けた時点で舞いの効果は解けてしまいます。

△注目の舞い

 レベル:3  タイプ:集中/限定範囲
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:半径10m
 素早い動きで舞うことによって観衆は術者が気になり、その踊りから目が離せなくなってしまいます。いかなる状態でも術者を視界から外すことはできず、術者の舞いを阻害することもできません。

△戦士の舞い

 レベル:4  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:術者
 術法の技能を用いて、攻撃および戦闘防御の判定を行なうことが可能となります。この間、術者は舞いのように優雅な動きで戦います。術者はいかなる近接武器でも扱えるようになりますが、射撃武器や投擲武器で戦う時は、この術の恩恵を得ることは出来ません。

△眠りの舞い

 レベル:4  タイプ:限定範囲
 距離:術者  持続時間:一瞬  効果範囲:半径10m
 観衆を眠らせることができます。この眠りは通常の睡眠と同じで、声をかけたりすれば目を覚まします。

△護身の舞い

 レベル:4  タイプ:集中/限定範囲
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:術者
 術者は1つのダメージを指定して、それを無効化することができます。それが術法によるものであれば、対抗判定で勝利しなければなりません。1つのダメージを無効化した時点で、術法の効果は消えてしまいます。

△結界舞踏

 レベル:4  タイプ:集中/限定範囲
 距離:術者  持続時間:10分  効果範囲:術者
 術者の移動した軌跡は、抵抗判定に勝利しなければ何者も踏み越えることはできなくなります。

△浄魂の舞い

 レベル:5  タイプ:集中/限定範囲
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:影響範囲
 神聖な舞いにより、不浄の者にダメージを与えることができます。瘴気に属する存在は、成功値ポイントのダメージを受けます。持続時間中は術者はこの場を維持することができ、相手はこの空間に入り込むたびに抵抗判定を行わなければなりません。また、この術法によって瘴気を遮断することも可能となり、瘴気を用いる術法も対抗判定で勝利すれば無効化できます。

△鏡の舞い

 レベル:5  タイプ:集中
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:術者
 対抗判定で勝利すれば、あらゆる攻撃や影響をそのまま相手に跳ね返すことが出来ます。攻撃が跳ね返された場合、相手は自分の達成値を目標として精神抵抗を行わなければなりません。精神抵抗に失敗した時は、自分が仕掛けた攻撃の影響を受けることになります。

△虚空の舞い

 レベル:6  タイプ:集中
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:術者
 術者は舞いによって自らの姿を宙に溶け込ませ、一時的に姿を消すことが出来ます。対抗判定で破れた相手には、術者の姿が全く見えなくなります。その後、急に現れた術者に対して咄嗟に何かしようとしたり、逆に術者が集中を解いて相手に何かを試みる場合、相手は−3の修正を受けることになります。

△御魂舞い

 レベル:6  タイプ:通常
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:術者
 術者の体に霊魂を宿らせることができます。術者は霊魂の技能や判定値を用いて、あらゆる判定を行うことができるようになります。ただし、対象とする霊魂は術者がよく知っている者か、術を発動させる際に遺体や遺品に触れるなどして、霊的に縁を結んでいる相手に限られます。

△風水の舞い

 レベル:6  タイプ:集中/限定範囲
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:半径10m
 効果範囲内の風や水、あるいは火炎などの自然物の動きを自由に操ることができます。実体のあるものは手足のように扱うことも可能です。ただし、何かを動かそうとする度に判定を行わなければなりません。攻撃に使用する場合には、成功値ポイントのダメージを与えることができます。防御に使用する場合は、その結果を防御の判定と同様に扱います。他の術者の影響下にある自然物を操る場合は、相手との対抗判定に勝利しなければなりません。

△鎖の舞い

 レベル:7  タイプ:集中/限定範囲
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:半径10m
 観衆を金縛りにすることができます。踊りが続く間は、一切の行動が取れなくなってしまいます。精神抵抗は毎ラウンド行うことが可能で、抵抗に成功した時点で術の効果は解けてしまいます。

×封印舞踏

 レベル:8  タイプ:限定範囲
 距離:術者  持続時間:永久  効果範囲:半径5m
 術者が舞いながら取り囲んだ空間は封印のための結界となり、内部のものの活動を全て停止させます。機械なども機能が停止しますし、生物は仮死状態となります。また、対抗判定で勝利しなければ外部からこの足を踏み入れることもできません。術法の侵入も阻害します。なお、結界をつくるためには6ラウンドの時間を費やし、その間は集中して舞わなければなりません。

×神の舞い

 レベル:10  タイプ:集中
 距離:術者  持続時間:6ラウンド  効果範囲:術者
 術者の体に神を宿らせることができます。神は術法を含めたあらゆる手段によって、それが実現可能である限りあらゆる目的を達成することができます。ただし持続時間が終わった時、術者は難易度10の精神抵抗の判定に成功しなければ死亡してしまうことになります。


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