芸能関係
○種類
▼音楽
ライラック歌劇団、サリュンティル市管弦楽団、ハートランド音楽隊、アコ−ディオン楽団▼その他
宣伝芸団「ベリーズ・キャラバン」
▼ライラック歌劇団
ペトラーシャ国立歌劇団の1つで、音楽堂をホームとしています。正式にはサリュンティル国立歌劇団といいますが、毎年5月に歌劇「ライラック夫人」を上演することから、このような愛称で呼ばれています。・関連:音楽堂
▼サリュンティル市管弦楽団
音楽堂をホームとするオーケストラで、聖歴732年に発足しました。その後、定期的な演奏活動を続けてきましたが、名声が得られるようになったのは、聖歴750年代に「リーセット=フェラー」氏が指揮者に就任してからのことです。彼は近代ペトラーシャを代表する作曲家で、その指導によって演奏水準は著しく向上し、現在もなお高い評価を保ち続けています。・関連:音楽堂
▼ハートランド音楽隊
約20名からなるプロの楽隊で、小さなコンサートホールで定期的に演奏活動を行なっています。彼らは小さな依頼も請け負っており、パーティに呼ばれて演奏を行なったり、結婚式の時に音楽を提供するなど、様々な注文に応じてくれます。
▼アコ−ディオン楽団
トライアングル広場で演奏活動を行なう4名の楽団で、曲芸をまじえながら見事な演奏を披露してくれます。・関連:トライアングル広場
▼劇団「若葉の森」
売れない若手の役者が集まって作っている劇団で、芸座横町の小ホールで不定期に活動を行なっています。最近は新歌劇と称して、名作歌劇をわかりやすく解釈し、音楽も現代曲風にアレンジした舞台で注目集めていますが、舞台評論家などからは邪道と酷評されているようです。
▼マリオネット劇団
芸座横町を中心に活動している人形劇団です。普段は喜劇や風刺劇などを行なっていますが、定期的に初等学校や教会を回って、慈善活動として無料で子供たちに人形劇を見せています。
▼宣伝芸人団「ベリーズ・キャラバン」
様々な大道芸人が登録する宣伝会社で、商店などから依頼を受けて宣伝活動を行ないます。彼らは芸を披露して人を集め、観客を楽しませながら店鋪や商品の宣伝をして歩くのですが、毎度決まった芸を披露するわけではありません。注文や宣伝内容に応じて、雑技、芝居、音楽などから適したものを選択して派遣しますし、追加料金を支払えばアピールすべきポイントを芸の内容に織り込むことも可能です。
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クラブ
○種類
▼福祉
銀嶺会▼迷惑集団
秘密結社「波紋の会」、ミステリーゲーム・クラブ
▼金樹会
ペトラーシャ人民革命期に革命勢力を支援した、政治家、名士、富裕農民、資産家などの集まりで、革命後も都市体制の確立に大きな影響を及ぼしました。現在はその子孫たちが中核となる、100年以上の伝統を誇る紳士クラブで、メンバーの大半が世襲会員となります。・関連:黄葉館
▼白馬会
若手の企業家や趣味人などによる紳士クラブで、会員相互の交流を目的をしています。基本的には食事、歓談、遊興が活動の中心ですが、趣味が会う者同士で小さなパーティを催し、趣味のコレクションを見せあったりしているようです。・関連:クラブハウス「グレースホース」
▼青十字会
ペトラーシャ継承戦争時にベルアジュール領で独自に設置された、「青十字騎士団」の末裔で構成されている互助会です。革命資料館として公開されている青十字館の管理も行なっており、この建物をクラブハウスとしても利用しています。・関連:青十字館
▼銀嶺会
市民の幸福と知識活動を推進するための慈善団体で、貧者救済と教育の普及を主な活動目的としています。教会や婦人会とも協力して活動しており、バザーや募金活動で集めた資金で、図書館や分教場の設置を行なったり、救貧院や孤児院に資金の援助をしています。・関連:平和会館
▼思音会
熱心な音楽愛好家の集団であると同時に、ライラック歌劇団およびサリュンティル市管弦楽団の支援団体でもあります。その他にも、さまざまな音楽家や楽団との交流を持っており、国外から奏者を招聘して音楽会を主催したり、交流パーティを開いたりしています。
会合は中央通りにある楽器店「音楽箱」の貸しホールで行なわれています。なお、音楽箱の店長もこの会のメンバーであり、副会長を務めています。・関連:ライラック歌劇団、サリュンティル市管弦楽団、楽器店「音楽箱」
▼純粋文学クラブ
会員制の紳士クラブで、文士や文芸に関係する人々の交流会です。クラブハウスは街灯通りにある「ラ・サーテ」という店で、ここで定期的に集会が開かれます。会合では文学についての批評や研究発表が行なわれたり、貴重な文学資料に関するオークションが行われることもあります。会員になるためには、文学についての知識と会員の紹介が必要となります。・関連:クラブハウス「ラ・サーテ」
▼歴史研究会
歴史研究を行なっている趣味の会で、大学の研究者や市井の歴史マニアなどが集まっています。特に空白期や先史文明について興味を持っている者が多いのですが、資料がまったく足りていないため、自分たちで調査隊を組織して、発掘作業に出かけることもあるようです。しかし、実際に発掘などに携わったことのあるメンバーが少ないため、これまで大した成果はあがっておりません。そのためか、逆に自分たちが発掘した数少ない品にこだわる傾向があり、ガラクタのような発掘品でもことさら重大なもののように扱い、それをもとに突拍子もない説が飛び出して来ることもあります。それがこの会の良いところでもあり悪いところでもあるのですが、何はともあれ自由な議論が交わされているようです。・関連:ティーハウス「モノクローム」
▼友輪会
紳士淑女による自転車クラブで、休日に公園に集まって談笑しながら自転車に乗ったり、ピクニック場まで遠乗りするなど、優雅にサイクリングを楽しんでいます。春と秋に中央公園で行なわれる自転車競技会を目指して、真面目に練習を重ねる者もごく一部におりますが、スピード競走よりも曲乗りの方に熱心なようで、毎年チームで参加して人々の目を楽しませています。・関連:中央公園、サイクリング・ロード、自転車競技会
▼幻石会
宝石や珍しい石を収集している人々がつくった石の鑑賞クラブで、定期的に集まって互いのコレクションを見せ合っています。いわくつきの石を集めている人もおり、たまに騒動が起こることもあるようです。会長の「マルディアス=ルッソ」は「天幻石」という原石の販売店を開いており、会員に珍しい石を安く譲ることもあります。・関連:原石屋「天幻石」
▼秘密結社「波紋の会」
悪戯ばかりする愉快犯の集団で、組織の実体は未だ謎のままになっています。彼らはそれほど大きな組織ではありませんし、決して大きな犯罪は犯すことはありませんが、道や壁に奇妙な暗号文を残していったり、人を驚かすための罠を方々に仕掛けるなど、迷惑この上ない集団であることは間違いありません。警察や市役所では、その痕跡を見つけた場合はすぐに通報するよう、市民に呼びかけています。
▼ミステリーゲーム・クラブ
推理好きの市民が集まってつくった趣味のクラブで、会員が持ち回りで謎を仕掛け、それを解くというゲームを定期的に行っています。問題なのは、たまに会員以外の相手にも予告なしに謎解きを仕掛けることで、犯罪事件だと勘違いした市民によって警察に通報されたり、巻き込まれた冒険者からクレームを受けることもあります。
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