人物/南東地域


 


○リスト

名前 性別 年齢 職業 地域

 トッド=アディール

11 学生/初等学校 若草通り

 じゃじゃ馬ジェシカ

11 学生/初等学校 若草通り

 ローランド=ヘイスティングス

42 趣味人&研究者 若草通り

 シエラ=エインズリー

14 学生/クレア女学院 小姫通り

 デニス=ロジャール

61 無職 釣り人通り

 リューナ=プラムローズ

15 学生/中等学校 釣り人通り

 リヴィオ=ファブリス

26 紅茶屋 紅茶通り

 ドニエ=ウォルバーグ

54 舞台演出家 ライラック通り

 エレナ=メイフィールド

26 店員&主婦 兵馬通り

 パトリック=ポーラー

34 雑誌編集者 追憶街

 マルセル=ウィルバー

13 学生/中等学校 追憶街

 ラルフ=ロードニック

21 染め物職人 色染通り

 ジェリル=エバーズ

32 染め物職人 色染通り


○若草通り

▼トッド=アディール
 種族:白人  性別:男  年齢:11  職業:学生/初等学校
 居住:若草通り  出身:サリュンティル市

解説:近所では有名なイタズラ小僧で、近くの子供たちを率いて悪さの限りを尽くしています。特に、クレア女学院に通うお嬢様たちをからかうのが大好きで、帰り道で若い娘の悲鳴が上がった時は、彼とその仲間たちの仕業と考えて間違いないでしょう。

一言:「行くぜ、みんな!」


▼じゃじゃ馬ジェシカ
 種族:白人  性別:女  年齢:11  職業:学生/初等学校
 居住:若草通り  出身:サリュンティル市

解説:男の子たちと一緒に泥だらけになって遊び回るお転婆娘です。隣の家に住む「トッド=アディール」とは、生まれた時から兄弟同然に育てられた幼馴染みで、見事なコンビネーションで様々な悪だくみを実行します。母親は元気すぎる娘にほとほと手を焼いていますが、息子が欲しかった父親の方は「元気が良ければそれでよし」と全く意に介していないようです。

一言:「よう、今度はカエルをいっぱい捕まえてさあ……」


▼ローランド=ヘイスティングス
 種族:白人  性別:男  年齢:42  職業:趣味人&研究者
 居住:若草通り  出身:サリュンティル市

解説:博物学の分野では少し名の知られた人物で、げっ歯類を中心とした小動物の研究を専門としています。郊外の農地を貸し出して生活費を得ており、ずっと好きな研究に没頭して気ままに暮らしてきました。そのため未だに1人身であり、大きな屋敷には彼とペットと使用人が数人いるだけです。しかし、そのペットというのが非常に問題で、屋敷の1部屋とそこから繋がるガラスの温室で放し飼いにされているのですが、物事に熱中すると周囲が見えなくなるローランドは、本を読みふけったままドアを開け放しにして部屋を出入りする癖があり、気付くと屋敷中をネズミやリスが自由に駆け回る状態になっています。彼らはそこら中に餌や糞をまき散らして歩くため、それらを掃除しなければならない召使いたちは、いつも口うるさく注意を促しているのですが、殆ど効果はないようです。

一言:「う〜ん、飼育室はもっと広い方がいいよなあ……そしたらもっと数を増やして……」


○小姫通り

▼シエラ=エインズリー
 種族:白人  性別:女  年齢:14  職業:学生/クレア女学院
 居住:小姫通り/クレア女学院寮舎  出身:ローゼンハイム市

解説:はやくに両親と死別していますが、資産家の家に生まれたため特に不自由なく暮らしています。現在は後見人の勧めでクレア女学院の中等部に入学し、寮で生活しています。両親とも仕事やパーティで家をあけることが多く、1人で過ごすことが多かったためか、とても愛に飢えています。寂しがり屋で好かれたがりの彼女は、八方美人で自分の意見を押し殺す傾向があり、他人に気にいられるために無理な約束を交わしたり、嫌な仕事をすすんで引き受けるといったことがあります。また、自分を良く見せるために小さな嘘をついたり、プレゼントで友人の気を惹こうとするなど、いささか問題となる行動が目立つため、教師の側でも少し注意を払っています。

一言:「いいよ、代わりにやっておいてあげるね♪」

・関連クレア女学院


○紅茶通り

▼リヴィオ=ファブリス
 種族:白人  性別:男  年齢:26  職業:紅茶屋
 居住:紅茶通り  出身:サリュンティル市

解説:紅茶専門店「天使の雫」の店長で、いつも笑顔を絶やさない優しそうな青年です。口ヒゲを生やしているため、実際の年齢よりずいぶん年嵩に見られることが多いようです。この店では茶葉を取り扱うだけでなく、店先に設けられた喫茶室で紅茶とお菓子を楽しむことが出来ます。店長自身は紅茶をいれるのがひどく下手で、どんな立派な茶葉も「とぼけた味わい」「古ぼけたテイスト」に仕上げる名人らしく、お茶の方は妹のミランダが担当しています。しかし、菓子造りの方では類い稀な才能を発揮し、美味しいパイやシフォンケーキを食べるために、毎日大勢の客が彼の店を訪れます。常連の誰もが菓子店への改装を勧めるのですが、彼自身は紅茶にこだわりがあるらしく、このまま専門店の看板を掲げてゆくつもりです。

一言:「いやあ、なんといっても紅茶はこの香りですよ……」


○ライラック通り

▼ドニエ=ウォルバーグ
 種族:白人  性別:男  年齢:54  職業:舞台演出家
 居住:文豪通り  出身:サリュンティル市

解説:芸座横町の小劇場でキャリアをスタートさせ、現在は国内有数の演出家として認められるようになった、現代演劇界の巨匠と呼ばれる男です。戯曲の新しい解釈や、衣装や背景の鮮烈な色づかいで有名ですが、何より妥協を許さない厳しい指導で知られています。

一言:「やる気あんのか、お前らぁ!」

・関連音楽堂


○兵馬通り

▼エレナ=メイフィールド
 種族:白人  性別:女  年齢:26  職業:店員&主婦
 居住:兵馬通り  出身:ムーラル市

解説:つい半年前に、土産物屋「子馬の散歩」の主人のもとに、後妻として嫁いで来た女性です。いつも元気いっぱいで誰とでもすぐに仲良くなり、この街の生まれでないにもかかわらず、既に大勢の友人をつくっています。欠点は少し慌て者ということと、やや調子に乗る傾向があるところで、それで失敗したり周囲に迷惑をかけることもあります。
 目下のところ、彼女には1つ大きな悩みごとがあります。それは先妻の子供2人がなかなか懐いてくれないことで、家族に隠れて溜め息をつくこともあります。しかし、そんな姿は誰にも見せず、今日も元気に大輪の笑顔を咲かせながら頑張っています。

一言:「あいよっ、任せといてっ!」


○追憶街

▼パトリック=ポーラー
 種族:白人  性別:男  年齢:34  職業:雑誌編集者
 居住:追憶街  出身:サリュンティル市

解説:かつてはホラー小説家として幾つか作品を発表しておりましたが、ある時期からぷっつりと創作活動をやめ、少年向けの科学冒険雑誌の編集者として働くようになりました。時々、昔の知り合いから原稿を頼まれたり、かつてのファンから復帰を要望する手紙が送られてくることもありますが、再びペンを取る気はまったくないようで、理由も語らず黙って首を横に振るだけです。

限定情報:いつ頃からか、彼は夢に悩まされるようになりました。それは自分が描く小説の世界が再現される夢で、毎夜のように怪奇の世界に閉じ込められ、不条理と怪異がもたらす恐怖に襲われ続けたのです。彼はこれを職業病の一種と考え、しばらくは黙って我慢したまま仕事に励んでいたのですが、架空の恐怖体験は日ごとに鮮明なビジョンとなって、深く心に刻み込まれるようになります。そして、本人も気付かないまま精神がすり減ってゆき、やがて創作活動どころか日常生活にも影響が出始め、遂には心を病んで筆を置かざるを得なくなったのです。

一言:「うん、最近はちゃんと寝ているさ」


▼マルセル=ウィルバー
 種族:白人  性別:男  年齢:13  職業:学生/中等学校
 居住:追憶街  出身:グラスベリー・フィールド

解説:中央中等学校に通う学生で、陽気な三枚目といった容姿をしています。いつもニコニコと微笑んでおり、誰とでもすぐに仲良くなることが出来る明るい少年です。マルセルはグラスベリー・フィールド学園から貰われてきた養子で、現在の両親は跡継ぎが欲しくて孤児である彼を引き取りました。夫妻は茶葉や蜂蜜を取り扱う「ウィルバー貿易商会」を経営しており、学校から帰るとマルセルも家の仕事を手伝っています。3人が家族になってから1年しか経っておりませんが、夫妻の優しい人柄とマルセルの持ち前の明るさによって親子関係も良好で、今では本当の家族のように見えます。

限定情報:マルセルは協調性に優れ、場に溶け込むのがとてもうまい少年ですが、それは孤児である彼が無意識に身に付けた処世術で、自然と他人に嫌われないための振る舞いを選択しています。また、他人に迷惑をかけることを恐れて自分の意見を押し殺したり、やりたいことを隠してじっと我慢することが多く、自分でも気付いてはおりませんが、少しずつストレスを溜め込んでいっています。

一言:「なになに? 何の話?」

・関連中央中等学校


○釣り人通り

▼語り人 デニス=ロジャール
 種族:白人  性別:男  年齢:61  職業:無職
 居住:追憶街  出身:サリュンティル市

解説:毎日のように草広場にあらわれ、水鏡池やフルーレ川で釣りをしている老人です。話をするのがとても好きで、釣り仲間や広場で遊ぶ子供たちに自分の昔話をよくしていますが、その波乱万丈の人生はにわかには信じがたく、大法螺吹きと思われています。しかし、臨場感たっぷりの話しっぷりは非常に好評で、彼の周りにはいつも大勢が集まり、とても賑やかです。

限定情報:彼の話の内容は半分ほどは本当のことで、ずいぶんと大変な人生を送ってきました。若い頃は遺跡荒らしをしていたのですが、旅の途中で雷石の鉱脈を見つけて一財産を築きます。しかし、その後に知人に騙され資産の多くを失うと、それを取り戻そうと投資に手を出して大失敗し、それからは長い借金生活が続きます。そして、一家離散や火事といった不幸を経て、やけになって酒浸りの生活を送っていた頃、拾った宝くじで当たったわずかな金を、すべてルーレットで一点賭けしたところ大当たりし、その金を元手に事業を展開して……と、挙げてゆけばきりがないほど、浮き沈みの激しい人生を経験しています。

一言:「うむ、その日、強盗が家にやって来てのう……」


▼リューナ=プラムローズ
 種族:白人  性別:女  年齢:15  職業:学生/中等学校
 居住:釣り人通り  出身:サリュンティル市

解説:中央中等学校に通う学生で、いつも明るい元気娘として知られています。非常にさっぱりした性格をしており、周囲からとても人気があります。学校の成績はあまりよくありませんが、何事も率先して行なうことから教師からの評判も良く、近所の人たちからも可愛がられています。1つ欠点があるとすれば、関わった問題を大きくする不思議な才能を持つことで、「嵐を呼ぶ美少女」を自称するほどの彼女に、相談を持ちかける者は殆どいないようです。

一言:「いや、別に悪気はなかったんだけど……ごめんね」

・関連中央中等学校


○色染通り

▼ラルフ=ロードニック
 種族:白人  性別:男  年齢:21  職業:染め物職人
 居住:色染通り  出身:フロンド

解説:気難しい親方のもとで真面目に働く、やや気の弱い染め物職人です。とても注意深く慎重な一方、1つのことに気を取られていると、他のことがおろそかになる傾向があり、それで幾つかの大きな失敗をしでかしています。また、酒が入ると前後不覚になり、やたら気が大きくなるという欠点があって、それで無用の喧嘩騒ぎを巻き起こしたり、知らない女性との間にトラブルを抱えたこともありました。親方の娘イルマは彼のことが気になっており、ラルフの方でも彼女に心を寄せているのですが、互いに素直な気持ちを示すことが出来ずにいます。それに加えて、酒に絡んで問題が起こる度に関係がこじれており、2人の想いを知る周囲の人たちをやきもきさせています。

一言:「あの……ボク、また何かやっちゃいました?」


▼ジェリル=エバーズ
 種族:白人  性別:女  年齢:32  職業:染め物職人
 居住:色染通り  出身:サン・アルル

解説:もともとは学問院で化学を専攻していたのですが、この町に来てから染め物の魅力に取り付かれ、職人の下に弟子入りして一通りの技法を身につけました。現在は新しい染めの技法に取り組んでおり、そのために自ら野外に出て材料を揃えたり、国外から染料植物を取り寄せて自宅で栽培しています。

一言:「あの……ボク、また何かやっちゃいました?」


先頭へ