基本情報
○解説
市場街と工房街の間を通る緩やかな坂道で、市場のある辺りに比べると交通量はだいぶ少なくなります。
▼分類
・ラベンダー通り:
主に住宅地(中層〜中下層)
・ハーブ街:
商業地
住宅地(中層〜中下層)
・梢通り:
主に住宅地(中層〜中下層)
・欠片通り:
主に住宅地(中層〜中下層)
▼ラベンダー通り
東の郊外に広がる「ラベンダーの丘」に通じる道で、ここを通ってハーブなどが街に運ばれて来ます。・関連:ラベンダーの丘
▼ハーブ街
郊外から運ばれて来るハーブや薬草の類いが集まる場所です。露店や薬草店などがあり、治療を行なう診療所も置かれています。
▼梢通り
通りの西側は労働者などが住んでいる中下層の住宅街で、東側は草木の生える緩やかな斜面になっています。近くの茂みにはたくさんの種類の鳥たちが棲み着いており、早朝から澄んださえずり声を響かせます。また、丘の方からやってきた小動物が、草むらからひょっこり顔を覗かせることもあるようです。
▼欠片通り
緋色通りとハーブ街を繋ぐ道で、かつて馬車の御者が居眠りをして大きな事故を起こし、一帯に陶器や硝子の欠片が散乱したことから、このように呼ばれるようになりました。周辺には工房や市場で働く労働者が多く住んでおり、朝夕は特に人通りが多くなります。
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施設・名所
○種類
▼一般
レストラン「草の想い亭」、アニタ薬草店、ドライフラワー店「セピアの森」
▼レストラン「草の想い亭」
ハーブを上手に使った料理が自慢の料理店で、朝早くから開いているため、市場帰りの人々がよく訪れるようです。
▼アニタ薬草店
薬草を取り扱っているだけではなく、ハーブをつけこんだ酒類や入浴剤なども販売しています。特に化粧水が評判で、手頃な価格で付近の女性たちに人気があります。
▼ドライフラワー店「セピアの森」
ドライフラワーの花束を売っている店です。ハーブを集めた花束は、お湯に浮かべて香りを楽しむことも出来ます。最近では、彩色したドライフラワーを樹脂でコーティングしたものを販売し、話題を集めています。これは市の南西に広がるミルナの森に生える、プリセナという木から採れる樹脂を用いて作製するものですが、生花とほとんど遜色ない美しさで評判を集めています。なお、単に樹脂に浸しただけではうまくコートすることは出来ず、原料液の配合は企業秘密となっています。
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人物・集団
○人物
▼アディア=レイノルズ
種族:白人 性別:女 年齢:19 職業:ハーブ売り&薬師
居住:ハーブ街 出身:サリュンティル市解説:レイノルズ薬草店の店主で、薬師としても知られています。彼女の祖母である「ユアン」は民間医療の方面にとても詳しく、その知識を受け継いだ彼女も、薬草を調合した薬を売って生計を立てています。ユアンはノートに薬草の配合方法をしたためておいたのですが、非常に判読が困難な癖字で書かれているため、彼女は毎夜、解読作業にいそしんでいるようです。
一言:「おばあちゃーん、何書いてあるか全然わかんないよぉ〜!」
▼ショーン=デイニー
種族:白人 性別:男 年齢:10 職業:学生/初等学校
居住:ラベンダー通り 出身:リムロック市解説:父親の仕事の都合で、つい先頃サリュンティルに引っ越して来た少年です。とてもおとなしく、家にいる時でさえ無口な子です。小さい頃に母親を亡くしており、父親も仕事で家をあけることが多いため、普段は小さな妹と2人で読書などをして過ごしています。気が弱いために、自分の失敗を言い出すことが出来ず、ときどき小さな嘘をつく癖があります。越して来る前はそれが原因でクラスで疎外され、以前にもまして自分の殻に閉じこもりがちになっており、今のクラスにもなかなか馴染むことが出来ずにいます。
一言:「ダメだよ、ボクなんか……」
・関連:市立第二初等学校
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