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TRPGとは?
 

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★はじめての方へ

 TRPGはテーブルトーク・ロールプレイングゲームの略です。簡単にいえば、家庭用ゲーム機で遊ばれているRPGを、人間同士の会話で楽しむゲームのことです。
 TRPGでは、コンピューターがやってくれることを、すべて人間が行わなければなりません。たとえば、シナリオをつくることもそうですし、イベントの管理や街の人々の行動、あるいは敵となる存在を動かすことも含まれます。そしてもちろん、主役となるキャラクターたちを操ることもです。


・人数
 TRPGは数人の人間が集まって遊びます。通常は5〜6人ぐらい、最低でも2人は必要です。また、多すぎても混乱しますので、せいぜい7〜8人ぐらいまでで押さえておくべきでしょう。


・役割
 ゲームを行うためには、ゲームマスター(以下GM)という役割と、プレイヤーという役割を分担しなければなりません。ゲームマスターはゲーム機にあたる役目を負います。つまり司会進行役です。プレイヤーはキャラクターを動かす側の人間です。GMは1人で行うのが普通で、それでは処理が大変だという場合には、サブマスターとしてもう1人がサポートすることもあります。残りはプレイヤーとなって、自分のキャラクターを動かします。


・目的
 TRPGの場合はゲーム機のRPGと違って、誰のキャラクターが主役ということはありません。プレイヤーみんなが主役であり、通常は全員で力を合わせて困難に立ち向かってゆくものです。
 また、このゲームには明確な勝ち負けというものは存在しません。強いていうならば、みんなが楽しく遊べたかということが、成功か失敗かを決める唯一の基準となるでしょう。ですから、TRPGでは、周りの人を不快にさせないための努力も必要です。とはいっても、これはTRPGに限ったことではなく、常識で語られるレベルの話であり、特に周りに気を使いすぎる必要はありません。


・創造性
 TRPGは、よく即興演劇にたとえられます。つまり台本を持たずに、GMの用意した状況に応じてキャラクターの行動を考え、そして発言するのです。このような形式をとるため、TRPGはコンピューターRPGとは違って、非常に選択の幅が広くなります。GMがそれを認めて対応してくれる限りにおいては、ほぼ無限の選択枝があるといっても過言ではないでしょう。ですから、コンピューターRPGのような決まった結末に向かうのではなく、あなた方だけの話をつくることができるのです。この点がTRPGの特徴であり、TRPGというゲームの最大の魅力だと思います。


 さて、これでTRPGがどのようなゲームなのか、だいたい分かっていただけたでしょうか? もちろん、これだけでは実際のプレイの様子までは想像できません。詳しく知りたい方は、TRPGに関する雑誌やリプレイ本(ゲームの様子を戯曲の台本風にまとめたものが多く、キャラクターの台詞と卜書きが書かれている)といったものを書店で購入できますし、ネット上でもTRPGに関するページを開設なされている方はたくさんいます。ぜひ、そちらの方をご覧になって、TRPGに対する理解を深めていただきたいと思います。

 

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