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■ システム ■ |
このゲームは調査・探索を主体とする汎用のホラーTRPGシステムです。このページで紹介しているのは基本システムであり、特定の世界を舞台とする時は世界観ごとのルールを加えたり、必要のないルールを削除することで、個別のTRPGシステムとして遊ぶことができるようになります。個別のルールはSSシリーズとして、それぞれ別個に展開されてゆきます。
■ ゲームの目的 ■ |
プレイヤーの目的は、ゲームの中に登場するキャラクターを操って、事件を解決することになります。ただし、ゲームの中の人間は非常に弱い存在であるため、頭脳を使って怪奇事件を解決することが推奨されます。
■ 舞台 ■ |
ゲームは主に現代を舞台にして行われます。しかし、現実とは異なり、怪物や魔道の力などが存在する世界で遊ぶことになります。シナリオの中で起こる事件というのは、これらの人智を超えた存在が引き金となって起こるものなのです。
■ 役割 ■ |
ゲームにおける参加者の役割は大きく2つに分かれます。
▼プレイヤー
参加者の一方は、探索を行うプレイヤーという役目を担います。ゲームの中ではプレイヤー・キャラクター(以下PC)と呼ばれる仮想世界の人間を操り、シナリオの中に仕掛けられた謎を解き、事件を解決することになります。
▼キーパー
もう一方はシナリオを作成し、ゲームの管理や演出を行うキーパーという役割です。キーパーは事件を起こして、プレイヤーたちに謎を仕掛ける立場となります。また、ノン・プレイヤー・キャラクター(以下NPC)と呼ばれるPC以外の存在を操ったり、ゲームの審判としての役目も果たさなければなりません。
■ 準備 ■ |
ゲームに必要なものは、キャラクターシート、ダイス、筆記用具です。必要となるダイス(サイコロ)は6面体と20面体のものになります。
なお、PCが簡単に死亡してしまう可能性もあるので、あらかじめ数人のPCを作成しておいたり、NPCを余分に用意して、死亡した際にPCとして扱わせるなどの対策も考えておいて下さい。
■ 表記 ■ |
▼計算
本文中で使われている記号は、以下のように区別されています。
◇用語
文中で能力値を単独表記する時は、【 】付きで表わされます。
◇技能
技能の名称は〈 〉で括られています。
◇オカルト関連
霊能力、魔道書、霊具、怪物などの名称は、《 》で括られています。
◇計算
[ ]でくくられている部分は計算を含んでいます。
◇作品
ゲームシステムや参考作品などの名称は『 』付きで表記されます。
▼略語
◇PC
プレイヤー・キャラクター。プレイヤーが操るキャラクターのことです。
◇NPC
ノン・プレイヤー・キャラクター。ゲームマスターが操るキャラクターのことです。
■ 数値の取り扱い ■ |
▼計算
ゲームの途中で割り算などを行う必要が生じた場合、特に何も示されていなければ端数は切り捨てて下さい。
▼ダイスと表記法
このゲームはダイス(サイコロ)を用いてゲームを行います。
◇基本表記
ルール内では、判定に使用するダイスの種類や振る数を、1D20や2D6といった具合に表記します。この場合、Dはdice(ダイス)の略で、Dの後にある数字は何面体のサイコロかということを表しています。1D6や2D6といった場合は、Dの前の数字が振るダイスの数を表し、出た目の合計の数をゲームで用います。2D6の場合は6面体のサイコロを2つ振って、それぞれの出目の合計を使用することになります。
◇計算
3D6+3や2D6−2などと書かれている時は、まずダイスを振って合計した結果から、後に書かれている数値を加算/減算して下さい。
◇特殊なダイス
文中には1D3という表記もありますが、3面体のサイコロなど存在するはずがありません。この場合は1D6を振って、その数を半分にして四捨五入します。つまり、D6で1か2であれば1、3か4が出た場合には2という具合になります。同様に、1D10の場合は20面ダイス振って、出目の半分を四捨五入した値を用いて下さい。
SacrificeSyndrome-Rule