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▼役割
ゲームにおける参加者の役割は大きく2つに分かれます。
・プレイヤー
一方は探索を行うプレイヤーという役目です。ゲームの中ではプレイヤー・キャラクター(以下PC)と呼ばれる仮想世界の人間を操り、シナリオの中に仕掛けられた謎を解き、事件を解決することになります。
・キーパー
もう一方はシナリオを作成し、ゲームの管理や演出を行うキーパーという役割です。キーパーは事件を起こして、プレイヤーたちに謎を仕掛ける立場となります。また、ノン・プレイヤー・キャラクター(以下NPC)と呼ばれるPC以外の存在を操ったり、ゲームの審判としての役目も果たさなければなりません。
▼準備
ゲームに必要なものは、キャラクターシート、ダイス、筆記用具です。必要となるダイス(サイコロ)は6面体と20面体のものになります。
なお、PCが簡単に死亡してしまう可能性もあるので、あらかじめ数人のPCを作成しておいたり、あるいはNPCを余分に用意して、死亡した際にPCとして扱わせるなどの対策も考えておいて下さい。
▼数値の取り扱い
・計算
ゲームの途中で割り算などを行う必要が生じた場合、特に何も示されていなければ端数は切り捨てて下さい。
・ダイスと表記法
このゲームはダイス(サイコロ)を用いてゲームを行います。
ルール内では、判定に使用するダイスの種類や振る数を、1D20や2D6といった具合に表記します。この場合、Dはdice(サイコロ)の略で、Dの後にある数字は何面体のサイコロかということを表しています。1D6や2D6といった場合は、Dの前の数字が振るダイスの数を表し、出た目の合計の数をゲームで用います。2D6の場合は6面体のサイコロを2つ振って、それぞれの出目の合計を使用することになります。
なお、中には1D3という表記もありますが、3面体のサイコロなど存在するはずがありません。この場合はD6を振って、その数を半分にして四捨五入します。つまり、D6で1か2であれば1、3か4が出た場合には2という具合になります。