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耐久力

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抵抗力生命力精神力その他のダメージ

▼ 抵抗力 ▲

 抵抗力は肉体や精神に影響を受けた時、それに抵抗できるかどうかを判定するために用いる数値です。抵抗力には生命抵抗と精神抵抗の2種類があり、数値が高いほど抵抗力が強いことを意味します。


▼生命抵抗

 毒や病気などによる影響を受けた場合は、生命抵抗の値を基準とした抵抗判定を行います。判定の基準値は[体力+5]となります。


▼精神抵抗

 霊能力やその他の超自然的な圧力に対して抵抗するには、精神抵抗の値を基準とした抵抗判定を行います。判定の基準値は[霊力+5]となります。


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▼ 生命力 ▲

▼基本

 PCの肉体的な強さを示す数値で、最大値は[体力+10]となります。この値が高いということは、物理的なダメージに対して強い耐久性を持っていることを示しています。


▼ダメージ

・減少
 怪我や毒の影響によって肉体にダメージを受けた場合、設定されたポイントだけ生命力が減少することになります。生命力の値はマイナスになることもあります。

・体力ボーナス
 物理的な被害によるダメージは、体力ボーナスの分だけ減少させることが可能です。


▼怪我の影響

・意識判定
 生命力が減少して0以下になった場合、生命抵抗を基準とした意識判定を行わなければなりません。この判定はその時点の生命力の値を修正値として加える必要があります。
 意識判定に失敗した場合、ダメージによって意識が朦朧とし、1D6ラウンドのあいだ行動不能となってしまいます。判定に成功すればその時点では何も起こりませんが、意識判定はさらに生命力が減少する度に行わなければなりません。

・気絶
 意識判定で致命的失敗を出すか、意識判定を行えないほどのダメージを受けた場合(修正値を加えて生命抵抗の値が0以下になった時)、キャラクターは即座に気絶することになります。
 気絶は最低でも1D6分のあいだ続きますが、その後は生命抵抗を基準とした覚醒判定を行うことが可能となり、判定に成功すれば通常と同じように目を覚まします。また、同様の条件で他の者が応急手当や医学の判定を行うことも可能です。

・即死判定
 1度に生命力の値以上のダメージを受けた場合、PCは即死してしまう可能性があります。この場合は生命抵抗を基準とした即死判定を行わなければならず、失敗した場合はキャラクターは死亡することになります。

・昏睡/死亡
 ダメージを受けて−生命力(生命力の最大値にマイナスの符号をつけた値)以下になった場合、もしくは即死判定に失敗した場合、そのPCは数分以内に死亡します。ただし、死ぬまでの間に誰かが手当てを行い、生命力が−生命力を上回る値になれば蘇生に成功したことになります。
 蘇生した直後のPCは昏睡状態にありますので、その後に適切な処置を施さなければなりません。状況が改善されない、もしくは悪化するような状態に置かれた場合、キーパーは生命抵抗を基準とした生死判定を行わせても構いません。生死判定に失敗すれば、今度は即座に死亡することになります。

・昏睡状態からの回復
 その時点の生命力が−生命力の値を上回れば、生命抵抗を基準とした覚醒判定を行うことが可能となり、この判定に成功すれば通常と同じように目を覚ますことが出来ます。また、同様の条件で、他の者が医学や応急手当の判定を行うことも可能です。


▼治療

 肉体的な負傷に対する治療は、応急手当と医学の技能を用いて行います。判定は1つの傷ごとに試みることが可能です。なお、いずれの場合にせよ、手当には最低でも数分の時間を要します。
 
・応急手当
 傷を受けた直後に応急手当を行えば、1ポイントだけ生命力を回復することができます。失敗しても他の人間がこれを試みることができますが、1人に対しては1度しか効果をあらわしませんし、1つの傷につき1ポイントまでしか回復しません。なお、致命的失敗の場合は、逆に1ポイントのダメージを与えることになります。

・医学
 医学の技能を用いた応急処置を行うことにより、1D3ポイントの生命力を回復することができます。誰かが失敗しても他の人間がこれを試みることができますが、1人に対しては1度しか効果をあらわしませんし、1つの傷につき最大3ポイントまでしか回復しません。なお、致命的失敗の場合は、逆に1ポイントのダメージを与えることになります。

・蘇生
 生命力を失って死亡した者でも、数分以内に応急手当もしくは医学による治療に成功すれば、息をふきかえす可能性があります。応急手当に成功すれば1ポイント、医学の判定に成功すれば1D3ポイントだけ生命力が回復します。これによって生命力が生命力が−生命力を上回る値になれば、蘇生に成功したことになります。


▼回復

・自然回復
 3日につき1ポイントずつ生命力が回復してゆきます。

・治療の効果
 きちんとした医学的な治療を受けていれば、3日につき1D3ポイントの回復が可能となります。


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▼ 精神力 ▲

▼基本

 PCの持つ霊的な力を示す数値で、最大値は[霊力+10]となります。精神力はマイナスの値をとることもあります。


▼減少

・異能力
 異能力を使用した際に、この数値は減少してゆくことになります。詳しくは異能力のルールをご覧下さい。

・意識判定
 精神力が減少して0以下になった場合、精神抵抗を基準とした意識判定を行う必要があります。この判定はその時点の精神力の値を修正値として加える必要があります。
 判定に失敗した場合は意識が朦朧とし、1D6ラウンドのあいだ行動不能となってしまいます。判定に成功すればその時点では何も起こりませんが、意識判定はさらに精神力が減少する度に行わなければなりません。

・気絶
 意識判定で致命的失敗を出すか、意識判定を行えないほどのダメージを受けた場合(修正値を加えて精神抵抗の値が0以下になった時)、キャラクターは即座に気絶することになります。
 気絶は最低でも1D6分のあいだ続きますが、その後は精神抵抗を基準とした覚醒判定を行うことが可能となり、判定に成功すれば通常と同じように目を覚まします。また、同様の条件で、覚醒判定のかわりに応急手当の判定を行っても構いません。

・昏睡
 数値が減少して−精神力(精神力の最大値にマイナスの符号をつけた値)以下になった場合、PCは自動的に昏睡状態に陥ります。この眠りは通常のものよりも深く、精神力が−精神力の値を上回るまで覚醒判定を行うことは出来ません。


▼自然回復

・自然回復
 精神力は1時間に1ポイントずつ回復します。これは睡眠などに関係なく、決められた時間が来るたびに自動的に回復してゆきます。

・睡眠
 PCが睡眠をとった場合は、1時間につき1D3ポイントの精神力が回復します。


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▼ その他のダメージ ▲

▼酸

 酸などに長く接触してしまった場合は、1D6〜2D6ほどのダメージを負います。


▼窒息

 首を絞められたり溺れたりした場合は、生命抵抗の判定を行わなければなりません。判定に失敗した場合は息ができない状態となり、次のラウンド中に行う全ての判定には−2修正を受けることになります。この修正値は息が吸えるようになるまで累積してゆき、生命抵抗の値が0以下になった時は、抵抗判定を行うこともできなくなります。そして、以降のラウンドで助けが入らなければ、1ラウンドにつき1D6ポイントのダメージを受けることになります。


▼落下

 3m以上の高さから落下した場合は怪我を負う可能性があります。この場合、基準の3mで1D6ポイント、それから1m高くなるごとに+1D6ポイントのダメージを受けます。たとえば5mの高さから落ちた場合は3D6ポイントのダメージとなります。
 軽業の判定に成功した場合は受け身をとったことになり、ダメージを半分に軽減することが可能です。ただし、この時の判定には、[高さ−3](単位:m)のマイナス修正を受けることになります。


▼火

 火炎によるダメージは1D6〜2D6ポイント程度となります。これは押しつけられるなど、ある程度の長い接触がなければなりません。これによって髪や服が燃えた場合は、ラウンド毎にダメージを決定して下さい。


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