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読唇術・声色・鑑定/各種・芸術/各種・演奏/各種 |
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能力値の【感応】を基準とする技能で、知覚力、観察力、感性などに関係する行為の判定に用います。
■ 捜索(一般) ■ |
隠してあるものを積極的に探し出すための判定に用います。この技能で発見できる対象には、隠れている人間、罠、小さな染み、靴跡、隠し部屋など、様々なものがあります。
相手が意図的に隠しているものを見つけたり、潜伏している人物を捜そうという時は、対抗判定で相手に勝利する必要があります。また、足跡を追跡したりする目的でもこの技能を使いますが、このような場合は複数回の判定に成功しなければなりません。
■ 観察力(一般) ■ |
この技能は通常の状態との変化を察知したり、違和感の原因や正体を見極めるためのものです。また、何かに惑わされないかを判断するために用いる場合もあります。
これは捜索とは違って受動的な判定となり、積極的に何かを見つける目的で用いることは出来ません。ですから、この技能を用いるのは、基本的にはキーパーの指示があった場合のみとなります。
▼違和感
判定に成功した場合、当然あるはずのものが存在しないことや、逆にそこにあるのはおかしい物品が存在するなど、ちょっとした状況の差違に疑問を抱くことができます。他にも、わずかに残る作業の痕跡を見つけたり、温度の変化やちょっとした匂いなどに気づく、といった目的で使用しても構わないでしょう。
▼看破
隠された物品、潜んでいる人物、演技、変装といったものに気づくためには、対抗判定を行う必要があります。この判定で勝利した場合は、不自然な状況や態度・仕草などから、対象について疑念を抱くことが出来ます。疑いを持った後であれば、相手をじっくりと観察したり事実との違いを確認することで、違和感の正体を探ることが可能となります。相手が自分を騙そうとしていても、この時点で引っ掛かることはありません。
確信を持って違いを見分けるためには、〈観察力〉〈捜索〉〈精神分析〉といった判定を行って、もう1度成功をおさめなければなりません。ただし、2度目以降の判定は、その違和感の正体に気づくためのものなので、相手との対抗判定を行う必要はありません。
▼判別
対象がどういったものであるかを、上辺の状態に惑わされずに認識することが出来ます。たとえば、泥や錆が周囲を覆っていて何かわからない物品があった時に、元の状態を正しく見極めるといった具合です。なお、これは他に適当な技能がない場合に試みるもので、特に専門的な知識が必要となる場合は、そちらを用いて判定を行って下さい。
■ 聞き耳(一般) ■ |
聞き取りにくい音を判別するための技能です。壁の向こうや遠く離れた場所の音を聞き取ったり、騒がしい場所で特定の人物の声を聞き分けたりする時などに、この判定が必要となります。忍び足で近づいてくる人物が微かに立てる音などに気づく場合は、相手との対抗判定に勝利しなければなりません。
■ 資料検索(一般) ■ |
図書、新聞、文献、書類などの資料から、目当ての記事を探し出すことができます。図書館の書棚のような大量の資料の中から必要な書物を探し出すのも、1冊の本の中から斜め読みで目的の情報を探し出すのも、インターネットを利用して情報検索を行うのも、全てこの技能で判定を行います。
1回の判定にかかる時間は、検索対象となる資料の量に応じてキーパーが決定して下さい。例として、図書館などの書棚の中から必要と思われる資料を探し出すためには、1回の判定で3〜4時間ほど費やします。1冊の厚い書物から目当ての項目を探すのであれば、30分〜1時間程度の時間が必要となるでしょう。なお、特定の専門分野に関する資料を探す場合、その知識に長けたキャラクターが専門知識の判定に成功すれば、検索時間を短縮してあげても構いません。
■ 歌唱(一般) ■ |
歌を正確に美しく歌うための技術です。ただ歌うだけの行為に判定は必要ありませんが、音を外したり歌詞を間違えたりせずに歌う必要がある場合は、判定に成功しなければなりません。また、歌唱がうまくゆけば相手に感銘を与えたり、一定時間、相手の注意をひき付けておくといったことが可能となります。
■ ナビゲート(専門) ■ |
野外などで道に迷わずに進むための技能です。また、図表を読んだり、距離を測定したり、地図を作製するためにも利用できます。
▼方向感覚
周囲の状況から判断して、だいたいの方向を割り出すことが出来ます。また、1度通った道を把握したり、大雑把な地図を見ながら目的地を探す場合などの判定にも用います。この能力が高ければ、目印がないところや見知らぬ場所でも迷わずにすみます。
また、暗い中や周囲が見えない状態で移動した時でも、感覚的に移動距離を類推したり、ルートを特定することも可能となります。ただし、これはあくまでも感覚的な情報に過ぎませんから、それほど正確な数値を割り出すことは出来ないでしょう。
▼地図
野外で地図を作製する時に判定を行います。また、地図と実際の地形を比較して位置を推測するなど、地図から読みとれる様々な情報を得ることも出来ます。
■ 精神分析(専門) ■ |
相手の顔色や仕種から心情を読み取ったり、性格や考え方を把握する技能です。相手の思惑を見抜いたり、ある状況における集団の行動を予測する、といったことが可能となります。また、相手が〈演技〉や〈言いくるめ〉の技能などを使用した場合、対抗判定で勝利すれば真意を看破することが出来ます。
■ 読唇術(専門)■ |
唇の動きから話している言葉を推測することができます。この技能を用いるためには、相手の唇の動きがはっきりと見えていなければなりませんし、対象の話す言語がきちんと理解できる必要があります。また、相手が専門用語などを用いた場合は、判定に成功してもそれを正しく認識できるとは限りません。
■ 声色(専門)■ |
特定の誰かの声に似せて話すことが出来ます。話し方を真似ることも可能ですが、あまりにも声質が違う相手の声に似せることは不可能です。
■ 鑑定/各種(専門)■ |
美術品や宝飾品の真贋や価値を見抜くことができます。この技能は、絵画や家具といった分野ごとに習得する必要があります。贋作を見破るためには、相手との対抗判定に勝利しなければなりません。
■ 芸術/各種(専門)■ |
絵画や彫刻を行うための知識・技術で、分野ごとに別個の技能として扱って下さい。ただし、単に絵を描いたりするのに、この技能を習得する必要はありません。これは一般の人には真似できない複雑な技法や、特別な専門知識を要する美術品を作製するための技能となります。
■ 演奏/各種(専門)■ |
楽器を巧く演奏するための技術です。楽器ごとに別の技能として扱います。演奏がうまくゆけば相手に感銘を与えたり、一定時間、相手の注意をひき付けておくといったことが可能となります。
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