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▼基本
型どおりに儀式を行うことによって成就する霊能力です。技能ポイントを消費して習得する必要はありませんが、他の霊能力に比べて成就回数が多くなります。
・習得ルート
魔道書や経文などから身につけたり、おまじないとして残っている場合があります。
・使用方法
これらの能力は、特に前提とする技能なしで利用することが出来ます。ただし、発動条件を完璧に整える必要があり、間違っていた場合には反動を生じたり、まったく意図しない状況が生成されることになります。内容については、キーパーが自由に設定して構いません。
・集団儀式
参加人数のところに集団儀式と書かれている場合は、複数の人間が儀式に参加して、術者に精神力の貸与などを行うことが可能となります。
・成就回数
不定と書かれている場合は、言い伝えられている儀式によって回数が異なります。このような霊能力については、キーパーが任意に決定して構いません。
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−2 | 成就回数 | 3 | 参加人数 | 1人 | |
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発動条件 |
お経など力ある言葉(霊文)を読誦する必要があります。霊文は全文を読み上げなくても効果を発揮しますが、正確に唱えなければなりません。 |
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準備時間 |
基本:10秒 |
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到達距離 | 術者 | 持続時間 | 集中 | 効果範囲 | 半径1m | |
効果 |
霊文を唱え続けることで、霊魂や怪物との接触を避けることが出来ます。相手が精神抵抗に成功した場合でも、維持判定で対抗することが出来ます。ただし、1度でも相手に抵抗されてしまった場合、継続して霊文を唱えても効果はありません。その場合は、改めて霊能場を形成する必要があります。 |
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反動効果 |
怪異を怒らせる結果となり、術者は標的として認識されてしまいます。相手は1シーンの間、あらゆる判定に+4の修正を得ます。 |
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追加要素 |
お札、聖印、数珠など:+1 |
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−3 | 成就回数 | 4 | 参加人数 | 集団儀式 | |
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発動条件 |
文字盤などの意思表示を行う場と、コインやペンなどの意思伝達の媒介となる物品が必要となります。召喚を行っている間は、絶対に媒介物品から手を離してはいけません。 |
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準備時間 |
基本:30秒 |
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到達距離 | 霊界 | 持続時間 | 1シーン | 効果範囲 | 儀式の場 | |
効果 |
こっくりさんなどと呼ばれる霊的な存在を召喚して、質問に答えてもらうことができます。儀式の手順を正しく守れば、特に害はないまま儀式を終了させることが可能です。 |
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反動効果 |
付近にいる霊魂が無作為に呼び寄せられ、儀式の参加者に憑依することになります。霊媒判定に成功した場合は、無条件でマイナスレベルの対象として憑依されてしまいます。 |
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追加要素 |
お札、紋章、儀式物品など:+1 |
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−4 | 成就回数 | 無制限 | 参加人数 | 1人 | |
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発動条件 |
髪の毛の入った藁人形や写真など、対象と何らかの関連を持つ物品を準備し、1日おきに同じ時刻に傷をつける必要があります。この時、同時に神木やお札など神聖な対象も傷つけなければ効果は得られません。 |
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準備時間 |
基本:1時間 |
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到達距離 | 無制限 | 持続時間 | 1日 | 効果範囲 | 1対象 | |
効果 |
相手に苦痛を与え、徐々に生命力を奪ってゆきます。呪詛を続けている間は激しい頭痛や発熱などを生じ、全ての判定に−8修正を受けることになります。精神抵抗は1日ごとに行い、抵抗に成功した日はこの修正を−4に軽減することが出来ますが、効果を完全に打ち払うことは出来ません。 |
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反動効果 |
相手にかけた呪詛が、そのまま自分の身に降りかかります。 |
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追加要素 |
霊場:+2 |
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−7 | 成就回数 | 5/不定 | 参加人数 | 集団儀式 | |
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発動条件 |
紋章などで結界を張り、正しい手順で儀式を行います。これが守られていなければ、召喚した相手に襲われてしまう可能性があります。また、召喚には生贄を捧げなければならず、成就の瞬間に絶命させなければなりません。 |
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準備時間 |
基本:1日/変動単位:1時間 |
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到達距離 | 無制限 | 持続時間 | 永久 | 効果範囲 | 1対象 | |
効果 |
悪魔などの怪物を召喚し、対象がなし得る範囲において、願いを1つだけ叶えてもらうことが出来ます。契約が成立すれば、結界を解いても相手に襲われたりすることはなくなります。ただし、基本的に主導権は相手の側にあり、相手を永久的に従属させたり、相手にとって不利益になるような願いはきいてもらえません。対象が受ける制約はただ1つ、嘘をつくことが出来ないという点です。願いを拒否しても結界の外へ出ることが出来ず、そのまま元の世界へ戻らなければならないだけで、それ以外に影響を受けることはありません。 |
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反動効果 |
召喚対象がまったく無作為に選ばれる上に、相手は結界の外に出て自由に行動することが出来るようになります。元の世界へと送還されてしまう可能性があるため、まず召喚者を殺そうとする場合が多いようです。 |
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追加要素 |
呪言、お札など:+1/紋章などの結界:+2/生贄の血液:+3 |
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−7 | 成就回数 | 不定 | 参加人数 | 1人 | |
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準備時間 |
基本:1日/変動単位:1時間 |
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発動条件 |
死体もしくは代替となる体を準備する必要があります。依代となるものは、霊魂が体から離れている状態になければなりません。 |
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到達距離 | 霊界 | 持続時間 | 永久 | 効果範囲 | 霊魂1体 | |
効果 |
死者の魂を依代となる体に宿らせ、蘇らせることが出来ます。霊魂が蘇った死体は、白骨だったり破損した状態にあっても、生前の頃のような瑞々しい肉体に戻ります。しかし、不完全にしか肉体を制御できないため、力が入りすぎて体を破損したり、自然治癒ができない体となったりします。 |
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反動効果 |
対象は異形の怪物として蘇ることになります。 |
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追加要素 |
数珠、聖印、お札など:+1/薬品など:+1/結界、祭壇など:+1/命ある依代:+2 |
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−7 | 成就回数 | 不定 | 参加人数 | 1人 | |
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発動条件 |
神木など霊力のこもった材料から人形を削り出し、それに呪的な紋様などを彫り込む必要があります。 |
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準備時間 |
基本:1日 |
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到達距離 | 接触 | 持続時間 | 永久 | 効果範囲 | 1対象 | |
効果 |
霊魂の依代となる人形を作り出す霊能力で、霊魂が宿った人形は人間と同等の存在として活動できるようになります。人形は外見だけでなく、その機能・構造からも全く人間と区別することは出来ません。睡眠や食事も必要としますし、医師が診断しても見分けることは不可能です。伝承されている方法によって異なりますが、自動的に年老いてゆく傀儡も珍しくはありません。 |
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反動効果 |
不特定な霊魂が傀儡に宿ったり、憑依した霊魂の心が歪められたりします。術者を恨んで、復讐を試みる場合もあるようです。 |
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追加要素 |
呪紋の刻印:+1/結界:+2 |
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−8 | 成就回数 | 不定 | 参加人数 | 集団儀式 | |
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発動条件 |
霊能力の種類によって大きく異なります。発動条件はキーパーが自由に設定することが出来ます。 |
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準備時間 |
基本:1か月/変動単位:1日 |
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到達距離 | 霊界 | 持続時間 | 永久 | 効果範囲 | 半径5km | |
効果 |
効果範囲の空間を霊界と交差させ、霊界交路と呼ばれる状態を生じさせることが出来ます。これによって霊魂が自由に現世にあらわれ、様々な現象を引き起こすことになります。 |
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・死者から異界の知識を授けてもらうことができる。 ・死者が一時的に蘇る。 ・精神抵抗の判定に失敗した者の霊魂は肉体から離脱してしまう。 ・霊界にたくわえられている精神力を使用できるようになる。 |
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反動効果 |
霊界との道が一瞬開けますが、儀式参加者をのみこんですぐに閉じてしまいます。 |
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追加要素 |
呪言、お札など:+1/結界など:+2/霊場:+2 |
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−8 | 成就回数 | 不定 | 参加人数 | 不定 | |
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準備時間 |
基本:不定 |
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発動条件 |
胎児および生後まもない赤子、もしくは霊魂を持たない肉体が一定範囲内に存在する必要があります。 |
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到達距離 | 無制限 | 持続時間 | 永久 | 効果範囲 | 霊魂1体 | |
効果 |
特定の霊魂を、赤子や霊魂の抜け出た体に宿らせることが出来ます。対象となる霊魂は生死を問いませんが、転生してしまった後は二度と元の肉体に戻ることは出来ません。 |
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反動効果 |
霊魂は呪われてしまい、二度と転生することが叶わなくなります。 |
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追加要素 |
数珠、聖印、お札など:+1/結界、祭壇など:+1/依代:+2 |
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