海外旅行おもしろ体験集(22)



海外での病気

カナダへ旅行した時のお話し。

ツアー客は総勢10名ほど。

旅行も終り近くになったバンクーバーで、茨城から きた若いご夫婦のご主人が風疹で発熱。

また風疹とは珍しいが。

現地でお医者にかかり(現地の日本人添乗員が手配してくれた)、帰り便は 延泊の為他のツアー客と別便。

あの場合の延泊代金はいったい誰が出したのだろう そのときの体験が生きて、以降の海外旅行では傷害特約保険に入る事にしている。

一周間程度だとかけ捨てで5000円くらい。各国にサービスセンターもあり万一の 時は日本語による相談もできる。

ツアーの場合は添乗員がいるのでそれほど 心配無いが、単身で海外へ出かける場合は入っておくと良い。



横浜の中学校の先生

アメリカツアーのサンフランシスコからバスツアーでヨセミテ渓谷 へ出かけた時のお話し。

アメリカは広い。砂漠の中をえんえんヨセミテへ向かってバスが走る感じ。

所々に街があって木々が青々している。そこはまるでオアシスの趣き。

街の通りの一等地には妙に車やさんがある。車社会だからね。

野球のスタジアムとか野外の映画館とかの娯楽施設がバスの中から垣間見れる。

バスに長時間乗るとトイレ休憩タイムがあるのは米国も同じ。

ヨセミテへ行く途中で入った休憩所は砂漠の中の一軒家。

喫茶兼土産物店で店員は数名いてけっこう賑やか。

カウンター越しにドリンクの販売。列に並んだ横浜の中学の女の先生、 「コーラ、プリーズ」とか言ったがドリンクを受け取らないですたこらトンズラ。

自分の番でコーラを頼んだら、「へい兄ちゃん、大中小どれにする。」とカウンター のお兄さん。

ああ、中学の先生注文したけど、大中小どれにするか逆に聞かれて それが分からなかったんだと合点。

私は大のコーラを頼んで奥さんと飲んだんだけど、その大の容器がまたばかでかい。

アメリカ人は甘いコーラをこんな大きい容器でがぶがぶ飲むから肥るのかな〜。

熱い日差しのもとで冷たいコーラは確かにうまい。

横浜の中学の先生のそばにより、「コーラね、買う時に大中小聞かれるんですよ。 スモール プリーズっていえばOKですよ。」と大親切の一言。

2分後にその先生は小の容器を片手にコーラを美味しく飲んでいた。



ヨセミテ渓谷でのお昼

その日のお昼は旅行代金に込み。

入ったお店はキャフェテラス方式。カウンターから食べたいものをとり後方のレジで 清算する方式。

添乗員の現地日本人のおじさん、「食べられない分まで必要以上 にとらないでね。」と注意の一言。

でもたいした物並んでなかった。食事をとって レジの所に行くと、添乗員さんキャッシュ片手にツアー客の昼食代の支払い。

そうかツアー代金は払込済みなので、不確定要素のあるこのお昼次第で赤字(?) になるかもしれないのか。

まあ、そんな馬鹿な事はないが、注意の一言が無いと 食べ切れない以上にとる人は多いようだ。



サンフランシスコでの海老料理

サンフランシスコのアルカトラズ島(昔監獄に使っていた島)がみえる フィッシャーマンズ・ワーフの桟橋近くのお店でのお昼。

海老料理を食わせると言うので期待度300%。

そう言えば昨晩、ホテルの レストランで海老を注文し期待度200%で待っていたら、日本では 干し海老に使うような小海老の集団で幻滅だった。

そのお店、運ばれて来た海老は、 でっ、でっかい。

やった、と喜び勇んで食べたらこれが塩辛い。 まるで海水で茹でたようだ。

塩辛いのを無理して食べた。

アメリカの食事は、大盛りでボリュームたっぷり。 ただ味が、塩辛かったり、甘かったりして大味なんだね。




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