netatalkの設定

 Vine Linux 2.1 を元に説明します。ディストリビュージョン、バージョンによって設定方法が若干異なると思うので注意してください。

ファイルの入手

 製品版のVine Linux 2.1CRを購入すると、Vine Plusに入っています。また、ftpサイトからも入手が可能です。

 ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/VinePlus/2.1/RPMS/i386/より、netatalk-????.i386.rpmを探してダウンロードしてください。(2001/01/14現在バージョンは、netatalk-1.4b2+asun2.1.3-7vl4.i386.rpmです。)

インストール

 rootになって、以下のコマンドを実行してください。

# rpm -ivh netatalk-1.4b2+asun2.1.3-7vl4.i386.rpm

/etc/servicesの設定

rtmp 1/ddp
ndp 2/ddp
echo 4/ddp
zip 6/ddp

 これらを、追加してください。サービス番号が重なっても問題ありません。

/etc/atalk/atalkd.conf

 LANカードのeth1を指定する場合の設定

eth1 -phase 2

を書き込んでください。もし、netatalkを起動してうまく行かない場合は、このファイルの設定した行に、いろいろとオプションスイッチが書かれていることがあるので、それを消してこのように変更してください。

/etc/atalk/AppleVolumes.system

 このファイルは、共有アカウントの設定ファイルです。

/home/publicを共有する場合

/home/public Linux(/home/public)

とします。また、/home/publicのパーミッションを777にしてください。

起動方法

 rootになってから以下を、実行してください

# /etc/rc.d/init.d/atalk start

確認できた不具合

 iMacで起こった現象です。Mac終了後、勝手に起動し、その時ロゴの顔が出ない状態に陥ってしまい、キーボードなどが使えなくなる現象があります。
 対策として、

  • このような現象がおきたら、LANケーブルを抜き再起動する

     こうすると、元に戻ります。
     終了時に、セレクターのディスク共有を無効にすれば、このようなことはおきないそうです。


    作者より:間違っている場所がありましたら教えてください


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    2001/02/15