eQSLでの本人確認手続きについて
eQSL.ccは『従来の紙のQSLの代替手段として、誰もが容易に電子QSLの交換をできるようにすること』を目的に始まりました。そのため、電子QSL交換の基本部分は無料で利用することができるようになってます。
ところがこれは見方を変えれば、誰でもどんなアカウントでも任意に作成できてしまう、ということにもなります。そこでeQSL.ccでは、届いたeQSLが確かに本物であるという保証のために「本人確認(Authenticity Guaranteed)」というプログラムを設けており、皆さんにこの手続きを踏んでいただくようお願いしています。
手続きは、ご本人であることを証明できる書面のコピーをスタッフが確認することで完了します。具体的な手順は次の通りです。
I) 初めて申し込む場合…書面をファイルにしてアップロードする方法と、すでにLotWのアカウントをお持ちの場合そちらのログイン情報を利用する方法があります。
I-1) 本人確認書類の写しをアップロードする場合
a) ご本人であることを証明できる書面 -具体的には無線局免許状が良いでしょう- をデジカメなどで撮影あるいはスキャナで取り込むなどして、ファイルにします。
→ファイルはJPGあるいはPDFで、サイズはできるだけ数百キロバイト程度にして下さい。なおスタッフが目視で確認させていただくため、拡大しても読めないほど解像度の低いものは差し戻しとなってしまいます。
→ご本人であるかどうかを確認させていただくのが目的です。「ご本人以外が持ち得ないもの」をご提示下さい。
→万一書面そのものの有効期限が切れていたり現在お住まいではない住所が記載されていたりしても、ご本人であることの確認ができるものであれば構いません。
→無線局免許状については、下記の免許状をご参照下さい。赤丸で囲んだ箇所が必要な部分で、それ以外の部分、特に黒くマスクした部分は見えなくしていただいても構いません。(ちなみにこのファイルで約210キロバイトです)
→FCC発行のライセンスをご提示いただく場合、紙のものをお持ちでなければOfficial Copyをご提示下さい。(Referrence Copyは誰でもダウンロードできるため、本プログラムでは無効となります)
→パスポートや運転免許証・無線従事者免許証などでも構いませんが、それら公的にコールサインが記載されていない書面は、QRZ.comなどでお名前とコールサインが確認できない場合差し戻されることもあります。
b) ログイン後 本人確認 へ進みます。
c) そのページの一番下「免許のコピーをアップロードする」で、参照からa)でご用意いただいたファイルを選択しUpload Nowをクリックします。
d) スタッフが確認次第、ご登録いただいたメールアドレス宛に結果が送信されます。無事認証されたなら、b)のAuthenticity Guaranteed Programページの表示が「すでに認証されています」となり、これで手続き完了です。
I-2) LotWのログイン情報を利用する場合
a) ログイン後 本人確認 へ進みます。
b) 中ほど「本人確認(AG)を得るための方法」の 「他にCheck Logbook of the Worldで〜」にある ここを押してください をクリックします。
c) 次の画面で、LOTW Web Site Username に LotWのログイン名を、LOTW Web Site Password に LotWのログインパスワードを入力し、Check LOTW ボタンをクリックします。
d) LotW側のサイトでログイン情報が正しいと判定されれば、その場でただちにeQSL.ccでの本人確認が完了します。
→eQSL.cc上ではLotWのログイン情報はどこにも保存されません。入力された情報をその瞬間に転送するだけとなっています。
→通常はほとんど瞬時に処理されますが、LotW側のサーバ状況により回答が遅れたりタイムアウトする場合があるようです。その時は時間を空けて、あるいは翌日にでも再度試してみて下さい。
II) すでに認証を受けていて、追加の別アカウントについて申し込む場合…I)と同様に書面をアップロードいただいてもいいのですが、もっと簡単な方法が用意されています。
a) すでに認証を受けているアカウントにログインし、 My Account へ進みます。
b) 当該アカウントの Request AG をクリックします。
c) 手続きはこれだけです。スタッフが確認次第、I-1)のd)と同様メールが届きます。
以上が手続きの手順となります。実質は最初のアカウントを作成したときだけの手間ですので、ぜひ皆さんに実施してください。
このページはもう一人の日本人eQSLサポーターのJI3KDH杉山さんにサポートしていただきました。
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